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本日の英語メモ・23

 
 
 本日はストレートに時事キーワードです。
 
 キーワードは、sexistで、(性差別主義者)です。
 “Can’t you even bear a child?”で、「産めないのか?」
 
 嫌がらせは他者の人格権を侵害する行為。人を人と認めない行為です。ハラスメントする人たちって、毎日何して暮らしているんでしょう。
 
 
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顔に負傷で”顔が怖い”から入店を断られた少女 KFCの対応 米国 

 
 3才のヴィクトリア・ウィルシャーは最近祖父のもとを訪ねた時にピットブルに襲われ重傷を負いました。
  
 上あご下あごに加えて、鼻などの部分も負傷。ヴィクトリアは右目を失い、顔の右側全てを動かすことができなくなったのです。
 
 彼女は現在、栄養管を通して食事をし、複数の整形手術を受けましたが、成長過程でありしばらくの間手術を待たなければなりません。
 
 文字通りの傷という侮辱を加えることとして、ミシシッピ州のとあるケンタッキーフライドチキン(KFC)の店舗が、ビクトリアと家族を退店させたのです。理由は「彼女の顔が店内の他の客を怖がらせる」というものでした。
 
 ヴィクトリアの祖母であるケリー・ムリンズは、「家族がKFCにとどまっていたとき、ヴィクトリアは病院にいました。祖母はマッシュポテトを注文。ヴィクトリアは噛むことができなくても飲み込めると考えたからです。一人の従業員が祖母に近寄ると、”彼女の顔は他のお客様を怖がらせるので、お引き取りいただきたい”と言ったのです」。
 
 ヴィクトリアは帰宅途中ずっと泣いていました。今は外見を恥じているのですー 前例のない外見を。
 
 
 幸いなことにこの話には続きがあります。
 
 Facebookにヴィクトリアの画像を投稿しネットで提起したあと、話がKFCに伝わり、会社が間違いを正すために動き出しました。
 
 「金曜日にこの知らせを受けると共に、我々はすぐに調査を始めました。こうした人を傷つけ無礼な行動に対してKFCは許容できないのです」とKFC広報のリック・メイナード氏はAssociated Pressにメールで回答しています。「調査の結果にかかわらず、我々はヴィクトリアの家族に謝罪をし、彼らを援助することを約束しました。会社は3万ドルの寄付で医療援助します。KFCはヴィクトリアと共にあるのです」。
 
 Victroria’s Victories Facebook pageでヴィクトリアの回復への模様が分かります。該当の従業員に関しては、彼らの戯言と思うべきです。失業者の列に並ぶ店長ほど悪くはないですが、かなりたちが悪い。
 
 
(訳出:Nono)
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ヴィクトリアはかわいい女の子。大人になって手術が受けられるようになったら、きれいな女性に変身するでしょう。
 
 Victoria is a pretty pretty girl. When she grows up,She will transform herself into a beauty EVER.
 
 
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★ KFC Will Now Pay The Medical Bills Of The Little Girl Whose Injured Face Was Too ’Scary’ For Customers (UPROXX・2014/6/16)
★ Victoria’s Victories
 

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郵便ポストが道路不正使用 九州の3市で 日本郵便に改善指導 総務省(2014.6.14)

 郵便ポストはなぜ赤いのだろうか。
 
 それまで黒色だったポストだったが、新しいポストのデザインを民間人である俵谷高七氏が考案。俵谷氏が逓信省(現:総務省)に持ち込んだとき、「これから郵便函は全て赤くなる。赤くするように」と指示された。しかしその指示したのは誰なのか定かではないという。
 
 鹿児島、宮崎、福岡の3市で郵便ポストが道路交通法の道路使用許可を受けずに行動に設置されていたことが分かった。総務省九州管区行政評価局が198本の違反ポストを確認した。同局は「法令が遵守されておらず、設置方法の見直しが必要」として日本郵便九州支社に改善を指導し、同社は管内の全ポストの調査を始めた。
 
 道路の占有使用料を支払わずに公道にポストが設置されている例もあれば、民有地などに設置したポストでも借地料などを払っていないという。未払いの分については遡って支払う必要が出てくるであろう。
 
 ポストも様変わりしてきた。郵便が民営化されてからは一部のコンビニでも店内に設置されている例がある。町中ではレターパックなども入れられる大きなポストも見られる。ポストの横に「時刻表」があるが、ポストによっては時刻表に無い時間にも収集されていることがあるので、興味のあるかたはチェックしてみたらいかがであろう。
 
 ポストの設置については、大学などの私有地に設置されている例がある。要望があり、ある程度の回収が見込める場合は私有地所有者の費用負担でポストが設置される。設置者は回収料を日本郵便に支払う必要がある。ポスト本体の価格は小さいタイプで20万円から。ポストを設置、撤去する専門の会社がある。
 
 道路不正使用の影響で、歩行者が通りにくい、車と接触するなどの支障が出ているという。中にはほとんど郵便物の入っていないポストもあろうから、ポストの統廃合も検討すべきであるし、法令遵守(コンプライアンス)を守ることは、一社独占で行われている郵便事業として重要な課題だ。
 
平成3年時点でポストの数は約16万個。人口1万人あたり約13個となっている。
 
 
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★ 郵便ポスト2割が違法設置(読売新聞・14/6/14)
 
《参考文献》

 

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誤配達のクワガタ、無断で廃棄 発送者が日本郵便を提訴 大阪地裁

 
 日本郵便(東京・千代田区)の宅配サービス「ゆうパック」の遅配が原因で荷物のクワガタが死に、死骸も無断で捨てられたとして、大阪府内の男性が日本郵便を相手取り損害賠償を求める訴えを大阪地裁に起こした。28日に第1回口頭弁論があり、日本郵便側は争う姿勢を示した。
 
 昆虫採集家である男性は沖縄県の昆虫店の注文を受けて、昨年7月2日にクワガタ240匹をゆうパックで発送した。しかし到着予定の7月4日に届かなかったことから男性が問い合わせたところ、郵便局のミスで熊本県に誤配達されていたことが分かった。
 
 男性はクワガタの採取地である奄美大島への返送を依頼。6日に届いた時点で「クワガタはすでに死んでいた」という。弁償請求した男性に対して死骸を預かった日本郵便は、「死骸の価値はゼロ円」と弁償を拒否。死骸を返すように男性が求めたが「腐ったので廃棄した」と言われたという。
 
 男性は「死体を防腐処理すれば標本として販売することもできた。『死骸だからゼロ円』は不誠実」としている。
 
 郵便物でも小包でも、発送した時点で発送者はその責任を果たしたことになる(発送主義)。受取人の手元に到着するまでは、その所有権は発送者または受取人にあるので、媒介者である宅配業者(日本郵便)は所有権者に無断で品物を廃棄するのは賠償責任を逃れられないのではないか。
 
 日本郵便側は誤配達したことを認めているという。どの地点でクワガタが死んだか定かではないが、誤配達がなければ、クワガタは生きていたかもしれないし、死骸を返さずに発送者の指示の確認をしないうちに無断廃棄するのは問題である。
 
 人はミスをするので本件の誤配達は仕方ない部分もある。しかしその後の対応がずさんである。謝罪して賠償すれば足りることであるが、賠償を認めずに訴訟で応戦というのはあまりに品のない対応である。これでは小包を安心して発送できない。
 
 しかし、人の荷物を無断で廃棄処分するというのは理解を超える。こうしたことがまかり通っているのは、郵便事業が独占的に行われている会社であり、問題意識が競合他社よりも低いからである。なお、ゆうパックは郵便物ではなく小包であり、中の物が壊れる過失が郵便側にあれば補償が受けられる。
 
 
《追記・2015.10.30》
 
 荷物の送り主が日本郵便に約19万円の損害賠償を求めた訴訟の判決が30日に大阪地裁であり、死んだクワガタ7匹について5600円を支払うよう命じました。(「ゆうパックの誤配でクワガタ死ぬ 7匹分5600円の支払い命じる」産経新聞・2015.10.30)
  
 
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★ 生きた動物をゆうパックで送れますか?(日本郵便)
★ ゆうパック:「遅配でクワガタ全滅」採集家が日本郵便提訴(毎日新聞・14/5/28)
 
 

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本日の英語メモ・3

 
Limited support for merit-based work hour system
 
 キーワードは、merit-based work hourで、「成果に基づく労働時間」ですかね。厚労省は、為替ディーラーや、経済アナリストなど年収が数千万円超の仕事についてこの制度の導入を検討するも、省内部からは長時間労働や残業代の不支給などの懸念の声もあるとのこと。
 
 
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★ NHK World
 
 

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贅沢な赤字サービスだった? 国鉄のエスカレーター設置工事

 昭和50年の朝日新聞の記事で見つけた「赤字国鉄ぜいたくサービス!?」が興味深かった。日本国有鉄道(国鉄、現:JR)中央線の高円寺、阿佐ヶ谷、西荻窪(いずれも東京・杉並区)の3駅にエスカレーター設置工事が始まった。しかし「台所事情の苦しさを訴えるキャンペーン」を展開しているのに「贅沢ではないか」という内容だ。
 
 記事には西荻窪駅を利用する漫画家のサトウサンペイ氏の言葉を引用し、

 「あの程度の階段なら歩いてもいいと思うけどねぇ。(中略)国鉄にとってはもっと大事なことがあるんじゃないかな」

としている。
 

 国鉄は設置理由を◇(高架駅である)ホームが他の駅より高い◇高架工事の際地元から要望されていた◇近くに身体障害者施設がある、とした。しかし国鉄内部からも、「冷房車を増やすなど、大衆に喜ばれるサービスを優先すべき」との声が上がる。
 
 国立視力障害センター(当時東京・杉並区梅里、現:国立障害者リハビリテーションセンター/埼玉県所沢市)の担当者は、「あれば便利だが、あの程度の階段なら、盲人なら歩いて上がれる。エスカレーターに行く前に階段があっては、松葉杖や車いすの人は結局利用できない」

と指摘する。
 
 興味深いのは障碍者施設担当者までもが、エスカレータに否定的であるということだ。今であれば「エレベータも整備せよ」という声が上がると思うが、何とも時代を感じるところである。
 
 バリアフリーという考え方が当たり前の今からすれば、何が問題なのか分かりにくいが、そんな議論が起こるほど当時の国鉄の赤字は問題になっていたのだ。
 
 昭和62年4月1日、国鉄は7つのJRに分割民営化された。直前までの赤字は約37兆円。民営化後の平成20年度末時点で国鉄清算事業団の債務残高は19兆円などとなっている。
 
 
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★ 国鉄清算事業団の長期債務残高はどのくらい残っていますか(財務省)
 
 

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その他

テイクアウト

sora
 ファーストフードにいったとき、レジ付近にいた店員さんが奥の店員さんに「今のお客さんにポテト入れた?」と聞いた。奥の店員さんは「いや・・・入れて・・ないです・・・」。テイクアウトの時の入れ忘れである。
 
 私も経験がある。入れ忘れに気づくと「追いかけて!」となり、急いで店外に出てお客さんを捜す。こういうときのお客さんというのはとても速く、そして遠くにいらっしゃる。見つけることができたときは幸運だが、発見に至らないとクレームになる。商品本体の入れ忘れが最悪だが、ガムシロップの入れ忘れ、ストローの入れ忘れ、ナプキンの入れ忘れでもクレームになった。
 
 原因は確認を徹底しなかったことという単純なことだ。提供前にポテトを入れたかどうかを確認すれば防げた。
 
 仕事でも勉強でもそうだが、たいていのミスというのは確認を怠ったことによって危険が高まる。「まあいいか」を思った瞬間にその危険度が増す。単純な思考がもたらす作業というのはこつこつ実行することで時間がかかっても成果が出るが、時間に追われたり環境に余裕がない状況であると簡単な工程を省いてしまうことが危険なのである。
 
 他方、いつしか時間に余裕のない現代社会の中に生きていることに気づく。気づける時間があるのはいい方だが、それすらない場合は仕事そのものを動かす人に歪みが生じるのではないかと不安になる。流行語に「ブラック企業」というのがあるが、人は何故ロボットのごとく人を使い、使われるようになってしまったか。それを享受しなければならない環境に慣れてしまったのだろうか。
 
 今年、千葉県内の工場で爆発事故があった。工場の生産過程は「安全第一」が唱われているはずだ。その次に続く「品質第二」「生産第三」の順番が狂うと事故に直結する。我々はこの順番をいつしか勝手に入れ替えてしまっている。是非、「ゼロ災」の精神を忘れないようにしたい。
 
 冒頭の「ポテト入れ忘れ事件」だが、10分くらいしてからお客さんが入れ忘れに気づいて戻ってきた。店員さんが「ああ、お客様、申し訳ございません」と平謝り。ただお客さんは笑顔でいて怒っていなかった。店員さんにしてみれば、お客さんが戻ってこなければ、嫌な気分で年越しになってしまったであろうし、お客さんも自宅で気づいたら不快であったに違いない。
 
 新しい年に嫌なものを持ち越さないように、一つ一つ丁寧に実行したい。来年にテイクアウトしていいものがあるとすれば、失敗に対して揺るがなかった正しい気持ちだけである。
 
 
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★ 中災防 ゼロ災運動
 
 

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食材誤表示・虚偽表示狂想曲

 食品食材の誤表示・虚偽表示が問題になっている。かつて消費期限の牛乳を使い回ししたり、その期限表示の改ざん、三次表示の偽装などがあれほど問題になったにも関わらず、また食材について消費者を欺くこととなった。
 
 企業側の罪意識が低いのは、消費期限偽装がJAS法(農林物資の規格化及び品質表示の適正化に関する法律)違反で罰則が厳しいのに対し、食材誤表示は景表法(不当景品類及び不当表示防止法)違反で軽微な違反であるという論調だ。
 
 「○○産」の表示に価値を見いだすのは、ブランドに対してお金を払うことが一つの消費者の流儀だからである。「○×産」よりも味のいい「○○産」の方がおいしいと考えるからだ。
 
 名前に対して価値を見いだすのは消費者にとっての優越感や安心感を享受するだけではなく、その商標を守るための企業努力が利益につながることで、市場における需要と供給が符合してよりよい経済活動につながるからだ。ゆえに、誤表示は許されない。
 
 その一方で感じることがある。「○×エビ」が「△○エビ」であろうと、「おふくろの味」を男性コックが作ろうと、食される食材に言わせれば、「美味しいと食べていたではないか」と嘲笑されるということである。
 
 ミシュランは、今回の騒動について、「星の数や評価に影響しない」とコメントした。我々は、ブランドに目がくらんで、もしかすると味オンチになってはいないだろうか。もっとも味の評価は食材の産地だけではなく、その調理法でも魅力が増すのだ。
 
 食材が聞いている。あなたの舌が褒めるのは、食材ですか、それとも調理法ですか。
 
 
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★ 偽装会社は食材に感謝を(本ブログ・07/10/24)
 
 

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