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Google独自の携帯「Nexus One」を発表 179ドルから

 米Google社は現地時間5日、Android2.1を搭載したスマートフォン「Nexus One」を発表した。米国内でネットを通じて販売を開始、SIMロックフリー版が529ドル、T-Mobile USAの2年契約バージョンが179ドル。製造はHTCだが、Googleも開発に深く関わった。
 
 3.7インチの有機ELのWVGA(800×400)タッチスクリーン、プロセッサはSnapdragon QSD82509(1GHz)を搭載、内蔵メモリは512MB、ストレージとしては4GBのMicroSDカードが付属、最大32GBまで拡張可能など。サイズは119×59.8×11.5ミリ、バッテリを含む重量は130グラム。
 
 Androidにしてから携帯が楽しくて楽しくてたまらない。iPhoneの人も「楽しい、もう普通の携帯には戻れない」と言う。現在ドコモから発売されているAndroidの最大のネックはバッテリだ。充電に4時間かかるのは大容量ゆえのことなのかもしれないがちょっと辛い。充電以上にあれこれ使っているとバッテリの残量が気になってしまう。こうした不満を恐れてか、ドコモでは最初からバッテリを2つ付属。しかし併せて大容量の予備バッテリを持った方がいい。私は予備バッテリを持つことで万一に備えている。
 
 新しいAndroidは、通話が最長10時間(2G)/7時間(3G)、インターネットが5時間(3G)/6.5時間(Wi-Fi)、ビデオ再生が7時間、オーディオ再生が20時間となっている。
 
 ホーム画面のパネルが3面から5面に増えた。検索機能に限られていた音声による入力が、全テキストフィールドで可能となった。音声でツイッターやSNSサービスなどを利用できる。
 
 あー、うらやましい〜。Googleさん、古い方もどんどんアップデートしてくださいね。そのうち日本にも上陸することになるでしょうね。
 
 
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★ Google、”スーパーフォン”「Nexus One」発表・直販ストアを開設(マイコミジャーナル・10/1/6)
 
 

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キャバクラ嬢の現実 セクハラ・罰金・・労組結成

 「Nonoさん、いい店があるから」と誘われて、都内のキャバクラに行ったことがある。待ち構えていたのは20代前半の女の子たち。「いらっしゃいませ〜!」と元気よく言われて着席。席に着くと女の子3人が自己紹介を始める。
 
 こちらも自己紹介「偶然なんだけど、うちら同じ町内に住んでるんだよね〜」と他愛のない会話で盛り上がる。タバコをくわえた瞬間に火がつけられ、水割りが残り2センチになるとすぐにあたらしいのが用意される。
 
 こちらが女の子にいう。「コインを4枚並べるから好きなの指さして。こっちは目をつぶるけど、当ててみせるから」といって当ててみせると「すご〜い!」と盛り上がる。タネは教えない。 
 この中でかわいい子は「ミーちゃん」という子であったが、他のお客に呼ばれて席を離れた。ああ、ミーちゃん。。この店は明朗会計で、30分ごとにウエイターが「お時間になりますが、延長なさいますか?」と聞いてくる。「じゃあ、もうそろそろ・・」というと、女の子は「えーー、まだいてよ〜」とお願いしてくる。
 
 キャバクラは明朗会計が安心だが、女の子にとって明朗会計ではない実態が明らかになった。キャバクラで働く女性たちの地位を守るべく「キャバクラユニオン」という労働組合が結成された。代表を務める桜井凜さん=仮名=が、勤務先の給与不払いの相談をしたところ、組合結成となった。 
 相談先となった上部組織の「フリーター全般労組」の共同代表である、布施えり子さん(28)によると、「客を呼べなかったから罰金」「遅刻・欠勤で高額な罰金徴収」「ヘアメーク代・化粧代などの名目での不当な天引き」「店長によるセクハラ・パワハラ」が横行しているという。多くの女性が「夜の仕事」と泣き寝入りすることが多い。布施さんは「あきらめないで相談して」と呼びかけている。
 
 かつての訳ありイメージと違って、どこにでもいるような子が働いているという印象を受けた。別の店も行ったことがあるが、客に付き合わされて酒を飲んだり愚痴を聞いたりすることもあるだろう。客からのセクハラもあるに違いない。それでも笑顔で接客するのは大変な仕事だ。そんな体を張った仕事に対して、女の子を守るべき店側に不当なやりかたがあってはいけない。
 
 ミーちゃんは席を離れると、初老のサラリーマン氏の話し相手になっていた。あの客は女の子と話すことでストレスを発散しているのだろう。そんな場所が提供されていることに感謝し、そんな中で働いている夜の仕事をしている人たちにも感謝である。
 
 女性の意識が変わってきている。店側は女の子を大事にしなければ、それは客離れにもつながることを認識したほうがよい。雰囲気の悪い店というのは女の子もギスギスしているものである。店の看板は外にあるネオンではなく、店の中にいる女の子たちであることを知らなくてはいけない。
 
 あぁ、もうミーちゃんはいないのだろうな。。。
 
 
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※ ユニオンの相談電話受付 12/27(日)正午〜午後10時 電話番号は(※終了しました)
★ セクハラ・不払い許さない、キャバクラユニオン(読売新聞・09/12/22)
★ 「露出の高い服で・・」「胸や下半身触られた」伽馬上の悩み続々(産経新聞・09/12/22)
 
 

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年末の大掃除、慣れない作業でケガ急増 東京消防庁発表

 
 昨年末に量販店で室内灯を買った。その明るさが怪しくなってきたので、そろそろ新たなものを買おうと思う。この時期はライトの交換のみならず、掃除にも力が入る。普段なかなかやらないから、と力が入るが、常にやっていると楽なのだろうなあと思う。
 
 コンセントは抜いて軽くカラ拭きする。ここにホコリが付着して火災が発生することは珍しくない。最近ではプラグの根本に絶縁テープが張ってあるものもあって安心できるが、できれば定期的な掃除を心がけたい。電源を多く使う機会が増えたこともあって、電源タップを3つ利用している。手の飛びにくいところには、使っていないコンセントにホコリの入らない「シャッター付き」を利用している。もちろんそれで安心するだけではなく、定期的にホコリを払う事が必要だ。
 
 愛用しているのはダスキンの「エレクトロン」。いわば「電子はたき」といったところで、パソコン周りやテレビ周りなど、特にホコリを嫌うところに重宝する。市販の物にも似たようなものはあるが、エレクトロンを上回る性能のものはないので、一度試してみてはいかがであろう。エアコンの上やドア枠の上、上ではなく側面や壁もこれでキレイになる。
 
 シンクやバスタブ、蛇口周りには擦れば消しゴムのようにぼろぼろ汚れが落ちる「激落ち君」が安くて便利だ。茶渋や曇ってしまったグラスなどにも使える。
 
 窓掃除、とりわけガラス枠の周りにあるゴム(パッキン)部分は露付き減少のために、カビになりやすいので注意が必要だ。窓掃除は新聞紙が汚れをキレイに落としてくれる。
 
 東京消防庁によると、昨年1年間で掃除中にケガをして救急要請のあった人は350人。うち、12月が74人と群を抜いて多かった。イスに乗って高所を拭いているときに転落したり、踏み台から落ちるなどの”墜落系事故”が多いのだという。塩素系洗剤の使用で気分が悪くなって搬送された例もあるという。不慣れな体勢での作業は危険が伴うので、同庁では注意を呼びかけている。
 
 今年は新型インフルの影響もあって、消毒用アルコール溶液が売れているという。見えるホコリは掃除しやすいが、見えないばい菌がやっかいである。新型インフルの予防接種を受けたのに死亡した例があり、先週金曜日には70代の男性が死亡、国内での死者が100人に達した。これからも季節性インフルエンザに対する警戒が必要であり、こちらは汚染される前にぜひ予防を。
 
 
☆ 柔軟性を持っている者は、いくら年をとっても若い者だ。(ユダヤの諺)
 
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★ 大掃除、ご注意を 慣れない作業、けが急増(朝日新聞・09/12/6)
★ 商品・サービス(株式会社ダスキン)
 
 

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「事業仕分け人」対 官僚の攻防戦

 
 簿記について明るくはないが、仕訳作業の中に売掛金という勘定科目がある。いわゆる「ツケ払い」のことだ。目に見える収入ではないが、将来に入ってくるかもしれない収入として売り上げ計上される。
 
 事業仕分け人と官僚の攻防が終わった。侃侃諤諤の議論には賛否がある。スーパーコンピュータの予算削減には科学者たちが異議を唱えた。仕分け人の「1位じゃなくて2位じゃダメなんですか?」には閉口した。競争社会、とりわけ、技術立国の日本がわざわざ2位に甘んじることのほうが難しい。科学分野はすぐに答えの出るものばかりではない。研究成果が出るのは先のことだ。英語ノートの廃止についても文科省の担当者は「深い議論の末に決まったことを、たったの60分でカットしてしまうとは」と憤った。
 
 しかし「予算は必要」と言うべき側の「プレゼンテーション能力の欠如」が指摘されている。矢継ぎ早に質問する仕分け人相手に即答できないのはプレゼン能力だけの問題ではなく、コスト意識が低いからだ。職員にコストに関する危機意識がないから質問に対して即答できない。
 
 例えば民間であれば、売り上げが前月比で1割落ちれば経営者は策を練る。商店主であれば、店先で声を張り上げるであろう。公務に携わる人は不況であろうと何であろうと、とりあえず倒産の心配はない。納税が国民の義務とはいえ、「ぜひ、納税を」と街で声をからす人はいない。退職金を自主的に辞退する自治体の長は少数だ。毎年、会計検査院から省庁に対して無駄遣いに対して是正勧告がなされても、国民には一言、「税金を上げます」の施策ばかりに思えてならない。
 
 今回の事業仕分けでは、予算削減された側の怒りも当然だが、無駄の削減をガラス張りにしたことには一定の評価がある。しかし、教育やスポーツ、科学などの分野はすぐに答えの出せるものばかりではないのである。そうしたものに対しては売掛金、すなわちツケ払いとして予算計上してほしかった。
 
 そのプレゼン能力の無かった側の敗北だが、無駄だからカットするだけではなく、もったいないからとっておく、という予算編成もお願いしたい。売掛金が回収できないときは、帳簿にマイナス収支となるが、教育や科学の分野ではそれをマイナスとは言わない。未来への投資は、売掛金以上のプラスの要素を回収できることもあるからである。 
 
 
☆ 日本の損失、そして我が社の損失、非常に残念です。(出典不明・仕事を辞める時、職場の上司からのこのひとこと)
 
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すれちがったー→Twitter→Twitter2mixi→mixiボイス Bluetoothで、漏れている個人情報に注意! iPodとMacの名前を変える方法

 
 ”Googleケータイ”であるAndroid(アンドロイド)ケータイを使っている。楽しくて面白い反面、多くの操作をタッチパネルに依存することになるので、バッテリの消耗が激しいのは仕方ないとしても、慌てて文字入力するととんでもない変換候補を押してしまったり、最悪時には書いている途中のメールを”破棄”してしまう恐ろしさもある。しかしながら、慣れてしまえばどうということもないし、もう今までのケータイには戻る気がしない。それ以上に楽しいのである。ケータイ以上パソコン以下の中途半端さが楽しい。
 
 ところで、iPhone(アイフォーン)のアプリと同様、Androidにも専用アプリが公開されている。iPhoneほど数は多くないが、最近ヒットしているアプリの1つが「すれちがったー」というアプリである。
 
 これはBluetooth(ブルートゥース)を利用したアプリで、人気が急上昇している。「すれちがったー」を起動させた同士がすれ違うと「○○とすれちがった」とTwitter(ツイッター)でつぶやく仕組みになっている。さらには設定で、自分が過去にすれ違った端末と同じ端末にすれ違った人をつぶやかせる設定もできる。「すれちがったーのすれちがったーは、みなすれちがったーだ」というわけだ。
 
 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆
  
 というか、Bluetoothをキャッチしてその端末を自分の端末に表示させる仕様(?)にもなっており、繁華街に出て「すれちがったー」を起動させるといかにBluetoothを備えた端末利用者が多いか知ることになる。そのすれ違った(検知した)端末が「受信履歴」が残る。予め短いメッセージを設定、「すれちがったー」の人にそのメッセージを送ることができる。私はこのブログの宣伝をさせてもらっている。
 
 Twitterでつぶやくと、それをmixi(ミクシィ)の「mixiボイス」に転送するサービスが「twitter2mixi」というサービスだ。まだ発展途上の段階であり転送が少し遅れるが、とりあえずmixiボイスに転送される。
 
 バッテリ消耗が気になる上に、Twitterのフォロワーさん、マイミクシィさんの迷惑になるので、「すれちがったー」をいつも起動させるわけではない。
 
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 ところで、近所のカフェで何気なく起動させてみると驚いたことがある。あ!「○○のMacBook Pro」のBluetoothをキャッチしたことを「すれちがったー」が教えてくれたのである。恐る恐る周りを見ると、2メートルくらい離れたところで女性がMacBookを操作していた。しかも恐らく本名だ。「あの、○○さんですか?」なんて聞いたらきっと驚いたであろう。
 
 検証すべく帰宅して、Power Mac G5の電源を入れ、Bluetoothを「オン」にしてみた。ああああ!やはり「(私の本名)のPower MacG5」と、「すれちがったー」が表示した。Bluetoothそのものは、一般に到達範囲が数メートル程度であり、直ちにあらゆる個人情報が漏れるわけでもないが、使わないのであれば、Bluetoothを切断しておくことをおすすめする。セキュリティ100%の通信機器は無いと考え、自己防衛のための情報収集も必要だ。
 
 - - - iPod、Macで名前を変える方法 - - -
 
 MacやiPodのかたは「○○のMac(iPod)」と本名を入れているケースが多く(何でだっけ?)、これを変えておいたほうが良いかもしれない。iPodのかたは、iTunesを起動させて、「(あなたの名前)のiPod」の部分の名前を変えてからiPodと同期させればよい。
 
 Macを持っているかた、以下は「●●のPower Mac」という名前の部分を変える方法。私のOSは、10.5.8(Leopard)です。
1. システム環境設定から「共有」を選択
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2. その後、下記写真のように、赤丸で囲った部分の名前を替える。

 
 ところで「個人情報の保護」が言われているが、mixi、プロフやTwitterのように「発信しよう」とする人が多くなってきている。日本人はとかく書き留めることが好きな人種だ。ブロガーが多いのも世界的に見て日本人。ゆえに、こうしたサービスが浸透するのも当然と言えるだろう。情報の保護はされたいが、ぎりぎりの所まで発信したい、そんなシャイな日本人向けのサービスがこれから成長するのかもしれない。
 
 
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★ ありそうでなかったウィジェット「S2 カレンダーウィジェット」(AndroLib.com)
★ Bluetoothはハックの危険度が高い(地方の印刷会社webディレクターの日記)
★ twitter2mixi
●「すれちがったー」の履歴。個人名に驚き。他は端末の型番が表示される。

 
 
 
 

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オリジナルでいられる自分を演出するジーンズ、どこまで下がる?

 激安ジーンズなんていうものが登場することになるとは思わなかったが、値段はともかくジーンズというのは身につけていて心地良いアイテムである。場所がジーパンを選ぶことがあっても、ジーパンは場所を選ばない。休みの日に友達と待ち合わせがあって、うっかり時間に遅れることがあるときでも、ベッドの近くのジーパンを乱暴に手に取り、左右の足を蹴るようにジーパンに通す。そして「速く走れ」と言わんばかりに猛ダッシュしても文句を言わないのがジーパンだ。
 
 そんなジーパンの価格はいったいどこまで下がるのだろう。アイシェアの調査では、ジーンズの価格が下がることについて、「とても賛成」(20.6%)と「どちらかというと賛成」(41.5%)を合わせると62.1%の支持がある。その理由は「安い方が消費者が助かる」「選択肢の幅が広がる」「ブランドジーンズの低価格も期待できる」とあった。今後、どこまで価格が下がるかについては「もう下がらない」(46.8%)、「500円台」(28.5%)、「600円台」(13.4%)となり、大半の人が現状より安くなることがないと見ている。
 
 こうした調査の一方で、年間5万本の「4万円ジーンズ」を売るカリスマ店員が大阪にいる。阪神百貨店3階の「ジーンズハウス」、中村延以子さん(38)だ。「確かに一時期に比べると売り上げは落ちていますが、格安ジーンズに押されて売り上げが減少、という実感はありません。ユニクロは敵ではない。むしろ陳列の仕方など勉強になることも多いのです」と語る。
 
 また、「自分をより魅力的に見せたい女性は、いくつものバリエションのジーンズを上手に組み合わせています。素材やデザイン、加工の多彩さを楽しむには、格安ジーンズでは難しいでしょう」と分析している。
 
 服装、とりわけそのシルエットを気にする女性ならではの考え方かもしれないが、冒頭のようなその日の状況に合わせてカジュアルでありながら、友達や異性と共有する時間をうまく演出する役割がジーンズなのだ。私もそんな高いものではないが、1万2千円で13年前に購入したジーパンを大事に持っている。いざという時にしか出動させないので、ずいぶんときれいな状態だ。
 
 見た目の質感で差をつけるなら、多少価格は高くてもブランドジーンズ。そして時を選ばせない気軽さが激安ジーンズにある。つまるところ、着用する人がどんな場面に自分を投影し、どんなジーパンを選ぶか決めることとなる。つまり、センスが自分とジーンズの色を染めていくことになるのだろう。あなた自身がドレスコードなのだ
 
 
☆ 自己愛が強い人にはライバルがいない(ベンジャミン・フランクリン)
 
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★ 激安ジーンズの価格、どこまで下がると思いますか?(Business Media誠・09/11/9)
★ 「4万円ジーンズ」年5万本販売のなにわ妻(PRESIDENTロイター・09/11/7)
 
 
 

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ブログ書く人2695万人 160億円の市場 あなたもブログ、どうですか?

 
 総務省の発表によると、簡易型(日記風)ホームページ、「ブログ」を書く人「ブロガー」の数が今年1月末で2695万人にのぼった。1人で複数のブログを運営している人もいることから、実数はもう少し少ないとみられる。口コミ広告などブログの売り上げ規模は08年度で160億円と推計された。ブログは商品の売れ行きを左右するメディアに成長したと言える。
 
 ブログ上の広告をクリックして商品を買うと、売り上げの数パーセントがブロガーに入る仕組みの「アフェリエイト」などの市場が69億円。ブログの文中に商品の使用感想・体験などを書いて報酬が入る「口コミ広告」が67億円であるという。
 口コミという古くからの「メディア」がブログというかたちになったことで、知らない人にも参考になる情報を発信することができるようになった。実際にためになるブログやサイトを見て、参考になったと思ったときに、ふさわしい商品広告が張ってあるとクリックしてしまうし、気分が乗れば購入にまで至る。ネット上の購入で特徴的なのは、「衝動買い」が期待できるという点だ。わざわざ店舗に足を運ばなくても、それが真夜中であろうともすぐ購入できるのが利点だ。
 
 購入の後押しをしているものの1つが、ネットショップ・”アマゾン”などでの買い物だ。アマゾンの本屋やCD、DVDなどの一部の商品は注文してから24時間以内に配達されるものもある(現在は関東・関西のみ)。ちょっとクリックしてすぐに届くのであれば、購入に躊躇はなくなる。この「お急ぎ便」を利用するには「プライム会員」になることが条件だが、今なら1ヶ月間無料体験できる。すなわち、一部の商品に限っては「お急ぎ便」を1ヶ月間何度でも体験できる。入り口が「無料」であることも、サービス拡大に一役買っていることだろう。
 
 私も並行してやっていた同じ内容のブログ(今月末で閉鎖)でも、以前に利用していたブログサービスでもアフェリエイトやドロップシッピングを利用していた。私のブログでは儲けと言えるほどの実績はなく、最高で1ヶ月3150円は自転車が2台売れた奇跡であり、それ以外の月は100円、またはゼロという感じで、1ヶ月のコーヒー代にもならない程度である。
 
 そんな私だが、アフェリエイトに挑戦してみようというかたに、アドバイスをするならば以下のようになる。
 
1. ブログのテーマを決める。
2. 頻繁に更新する。
3. 書いたエントリ(記事)に関連する商品を1〜2品張り付ける。
ということになる。
 1は、なんでもかんでも書こうとすると、中身に統一性がなくなり、結局は読者が離れる。”何でもあり”の内容を書くのは極めて難しい。専門的な、または得意分野を書いたほうが書き手の文章が生き生きするのも分かる。
 
 2は1と連動するが、せっかく中身のあるブログを書いていても、途中で更新が途絶えると、やはり読者が離れていく。毎日でなくてもいいが、定期的に更新することで存在をアピールする。
 
 3は経験則。たとえばこのエントリの文末に「誰もが読みに来るブログ」「ブログのアフェリエイトで稼ぐ」といった本があったとすると、とりあえずクリックしてくれる人がいるかもしれない。大事なのはこの「とりあえずクリック」だ。クリックしてくれないことには、売り上げまでにつながらないのは当然。
 
 一番さえないのは、同じバナー広告をブログの同じ場所にずっと貼っておくものだ。それよりも、面倒でもエントリに関連する品物を検索して張った方がはるかにクリック率が高い。つまるところ、面倒でもエントリごとに広告を選んで、文末に張るしか近道はない。ちなみに過去にクリック率が高いのは「書籍」であった。本の場合は価格が分かりやすいので、とりあえずクリックしてもらえる頻度が高い。
 
 なんといっても独自性の高いサイトが人気を呼ぶ。ブログで商品宣伝をすることで報酬を得ることもあるが、本日のこのエントリはアマゾンさんを持ち上げるために書いたのではない。やはり本当にいいと思えるモノは人に教えたくなる、そんな発信主義魂がブロガーには必要である。
 
 
☆ わずかしか金のない人が貧乏なのではない。たくさん欲しがる人が貧乏なのだ (セネカ)
 
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★ 「ブロガー」2695万人、市場は160億円 総務省(朝日新聞・09/7/11)
★ ブログが火付け役!?「グラソービタミンウォーター」人気のワケ(東京ウォーカー・09/8/21)
★ 「口コミ広告」効果的に推進 企業向けブロガー紹介サービス続々(Business i・09/10/16)
 
 

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見たいのに消える広告 バナー広告はこうしてほしい

 
 ウエブサイト上をブラウジングしていると、バナー広告が目に入る。本ブログは時事問題を多く扱うこともあり、新聞社サイトをよく閲覧している。そうしたサイトに見られる最近の傾向というのが、記事の文中にバナー広告が入っていることである。大きさにして横350縦250ピクセルほどのものが多く、記事中に割り込ませるのは効果的だ。考えてみると、新聞紙面でも随所に大小の広告が入っており、新聞社のウエブサイトでそれをすることは不思議なことではない。
 
 ただ1つ不満がある。他のウエブページでも同じ事なのだが、別のページに移動しようとするときに、あるバナー広告が目に入る。「あ、見たい」と思うのだが、そう思った瞬間には別のページに移っている。気になる広告を求めて、ブラウザの「戻る」をクリックするが、そのバナー広告は別の内容に変わっている。気になる広告だったので、ブラウザの「再読込(リロード)」を何度か実行することで見たかった広告に巡りあえないかと試すが、なかなか目当ての広告が出ない。結局イライラするので、諦めて他のページに行ってしまう。
 
 そんなイライラを無くして頂くべく、広告屋さんには1つ工夫をしてほしい。現行の自動的に広告が変わる手段に加えて、マウスオーバーしたら広告を選択できるようにしてほしい。そして見たい広告でマウスを止めてそのままクリックすると、その広告主のウエブサイトに飛ぶという仕組みだ。
 
 ちなみに広告ではないが、イメージ的にはこんな感じ。マウスを動かすといろいろな写真の一覧を見ることができるもので、Macのソフト、”iPhoto”のイベント選択画面を利用した。
 
 自分でホームページを作っていることもあり、マウスオーバーも使用するが、なかなか便利で面白いものだ。どうしてこの手の広告がないのかな、と思っていたので、関係者の皆さんぜひご一考下さい。
 
  
☆ 拒絶に慣れていない子供は、欲しいものが手に入らないということより拒絶されたことを一層辛く考えることになる(ルソー)
 
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