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塩村文夏議員にセクハラヤジを飛ばした都議会議員を責めないで

 
 塩村文夏都議(みんなの党)は、「怒りというより、頭の中が真っ白というか、思考が止まった状態でした。都議会が変わってくれることを望みたいと声を上げたいと思っています」と語った。
 
 18日の東京都議会本会議にて、塩村議員が女性の妊娠出産の支援体制について質問していたところ、議員席から男性の声で「早く結婚した方がいい」などとヤジが飛んだ。塩村議員は一瞬苦笑するそぶりを見せ、本会議場から笑い声が漏れ、その後塩村議員が声を詰まらせた。質問は最後まで続けた。
  
 嫌がらせをする人が嫌いです。
 
 塩村議員に対してヤジを飛ばした議員氏は配偶者、恋人、愛人でもいいのでその精力をいかんなく発揮し、女性の”産む機会”を増やし、少子化問題を解決すべく頑張っていただくことが文字通り生産性のある議論であり、正論である。
 
 「産んだ方がいい」というような品のない発言をする殿方しかいないとしたら、女性があまりに気の毒な社会である。
 
 世界的にハラスメントはやめましょうと気運が高まる中で、思慮分別の崩壊した古い感覚をわざわざ平成の時代に持ち込み、議員席を占拠している感覚が理解できない。
 
 国際的舞台である、東京五輪の開催地関係者が世界からやってくる女性を敵に回すかもしれないことを考えることはないのか。「おもてなし」の相手に女性は入っていないのか。
 
 官民挙げて性的嫌がらせをやめなくてはならないときに、公の場で人を侮辱する民度の低い言動が性的嫌がらせでなかったら、世の中何が性的嫌がらせだというのだ。
 
 
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★ 塩村あやかオフィシャルWEBサイト
★ 東京都議会
★ 都議会で女性議員にセクハラやじ(NHK・14/6/19)
★ セクハラヤジで女性都議、発言者の処分求める(読売新聞・04/6/19)

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本日の英語メモ・15

 
 
Abe: will lower corporate tax from fiscal 2015

 
 「安倍首相、2015年度より法人税引き下げ」
 
 
 安倍首相は、来年度より法人税率の引き下げる考えを示した。
 
 1月〜3月までの経済成長率(GDP)は6.7%を示し、首相は最近まで聞いたことがない広がりの水準であると述べた。デフレの脱却と経済成長を維持する上で成長戦略は重要と述べた。
 
 世界は日本の法人税率の変更を期待しており、先進7カ国サミットで成長志向の点から法人税の見直しをするだろうと述べた
 
 キーワードは、reiterate(繰り返して言う)にします。
 annualized 年単位で計算された
 
 税率引き下げも意味をなし、景気回復を実感できるように、税は戦略的な運用が望まれる。
 
 
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本日の英語メモ・13

 
Women protest use of collective self-defense right

 「女性団体、集団的自衛権に抗議」
 
 
 女性団体が、政府の集団的自衛権行使を可能にする動きに対して抗議デモを行った。憲法学者や小説家を含むグループは金曜日に銀座でデモをした。主催者によると、およそ200人が参加。
 
 キーワードは、chant(シュプレヒコールをする)
 collective self-defense right 集団的自衛権
 
 参加者は、「憲法改正反対」とシュプレヒコールをあげた。
 参加していた女性は、自分たちの子供が後に戦争にかり出されることを懸念しているようです。戦争放棄をうたう憲法は変える必要があるのでしょうか。
 
 
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本日の英語メモ・7

 
Japan, Vietnam discuss maritime disputes
 
 日本の小野寺防衛大臣と、ベトナムの国防相が会談し、東シナ海と南シナ海における領土問題は平和的に解決されるべきだとの認識で一致。
  
 本日のキーワードは、maritime(海の、海事の)かな。Onodera expressed support for what he called the Vietnamese government’s response to the maritime incident. (小野寺氏はベトナム政府が海での事件に対する冷静な対応に支持を表明した。)
 
 有形力の行使ではなく、理論武装で戦いを挑んで欲しいものです。
 
 
 
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本日の英語メモ・5

 
N.Korea promises fresh probe into abduction cases
 
 brief で「(人)に説明する」という他動詞があります。flight attendantらが出発前にミーティングする所は”briefing room.”
 
 ですが、今日のキーワードは、probe 名詞で「徹底的に調べること、精査」で、動詞も同様。記事ではreinvestigate(再調査)も出てきましたが、probeはそれより強い。a comprehensive,full-scale probeと言う北朝鮮の誠意を信じたいものです。
 
 
 
 
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本日の英語メモ・3

 
Limited support for merit-based work hour system
 
 キーワードは、merit-based work hourで、「成果に基づく労働時間」ですかね。厚労省は、為替ディーラーや、経済アナリストなど年収が数千万円超の仕事についてこの制度の導入を検討するも、省内部からは長時間労働や残業代の不支給などの懸念の声もあるとのこと。
 
 
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雪をかき分けたひとたち【大雪被害】

   
 
 桝添要一・東京都知事というのは不思議な人である。自衛隊に対して、都内西多摩郡奥多摩町と檜原村への災害派遣を要請しておきながら、自身はソチ五輪に向けて出発した。孤立している人たちがいるのに少しは現場に足を運ぼうとは思わなかったのだろうか。
 
 東京都のホームページから「知事の部屋」を見ると、「都政の役割の第一は、都民の皆様の生命と財産を守ることです」とあり、「自然豊かな多摩・島しょの発展、(中略)東京の魅力を磨き上げてまいります」と記されている。冒頭に「全身全霊をもって都政の舵取りに」と言っておきながら、ソチに向けて舵を切った。すぐに帰国してもよかったはず。
 
 山梨県は17日午前、「災害対策本部」を設置したが専門家からは「丸二日経ってからでは遅すぎる」との声がある。これに先立ち山梨県警察本部は15日、異例の「豪雪対策警備本部」を立ち上げている。何が異例かと言えば、豪雪地帯ではない山梨県での同本部の立ち上げが異例なのだ。
 
 ネットの情報を収集していると「首長の対応の遅さ」が際立っているが、実際に現場では多くの人たちが人命救助に携わっていた。都や県、あるいは国が災害対策本部をいかに早く設けるかも大事であるが、地元の消防、警察、そして自治体職員のかたたちが率先して動いていた。
 
 救援要請の119番、110番で救急隊員や警察官らが現場に急行しようとすれば、大雪の惨状はすぐに分かる。15日には甲府市内で雪崩に巻き込まれた2人を緊急搬送するために横浜市消防局のヘリが出動している。つまり、首長が動かなくても人命救助に力点は置かれていた。ただ、県全体が事態を把握するためには災害本部の立ち上げは急務であった。現場では県全域の状況を把握することに困難を極めたに違いない。
 
 ところで、首都圏を襲った大雪をもたらせた南岸低気圧は東北、そして北海道に進み、通行止めや孤立集落が出てきている。首都圏だけが大変なわけではないのに論点が偏っているような気がする。
  
 さらに論点がずれているのは、首相が「てんぷら会食」していた事が批判されている点。麻生太郎副総理が首相時代に、「毎日ホテルのバーで飲酒して葉巻を吸っているのでは庶民の暮らしが分かるはずがない」などと批判を浴びた。首相がどこで何をしようと、有事の際は適宜適切な指示が出されれば足りるわけであり批判する意味が分からない。自治体の要請で自衛隊も動いており、批判をする人は首相が除雪車でも運転すれば気が済むのだろうか。
 
 NHKが山梨の惨状をニュースで取り上げないことにも批判が出た。しかしNHK甲府放送局は適宜放送をしていた。もっとも、通行止め箇所が多く、自治体ですら情報収集がままならない状態で、報道陣が体制を整えた取材ができたかというと疑問である。「報道してくれない」と嘆く人は報道してもらうことで何が満足なのだろう。
 
 自治体の対応に話を戻す。山梨県に限って言えば、昨年世界遺産に登録された富士山を抱えている。富士山が噴火した時の防災対策は率先してなされるべきである。そして防災の観点で言えば、県内の平均的な降雪量である40センチを超えた時点での初動対応ができていれば、凍死で亡くなるかたは救えたはずである。救えたはずの命。
 
 現場では、救急隊員、消防隊員、警察官、自治体職員、鉄道会社の社員、高速道路の作業員、自衛隊員、地元の方たちによるトイレの開放、炊き出しなどに尽力された多くの人たちがいる。高潔なこの行いは、金メダル級の、実にありふれた行動である。それを忘れることがあってはならない。
  
 
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★ 大雪に関する情報(山梨県)
★ 知事の部屋/ごあいさつ(東京都)
 

 

 
 

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【大雪被害】各自治体の自衛隊に対する災害派遣要請状況(平成26年2月)

 
★ 防衛省・自衛隊 平成26年2月大雪に伴う災害派遣について
 
 

 
 
 

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