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本日の英語メモ・40

 
Abadi: IS plans to attack subways in US, Paris
 

 「イスラム国、米国とフランスの地下鉄攻撃計画 イラク首相語る」
 
 イランの首相は「イスラム国」が米国とフランスの地下鉄網に攻撃を加える可能性がある事を語った。しかし米国政府はそのような計画は確認できていないとしている。
 
 同首相はニューヨークで記者に対し信用できる情報として、イラクで拘留されている複数の「イスラム国」戦闘員がパリと米国の複数の都市で地下鉄システムに攻撃を加えるのだと語った。
 
 米国の国家安全保障会議の報道官は声明で、ホワイトハウスはそのような計画を確認していないし、決定を下す前にイラクからのいかなる情報も精査する必要があるだろうと述べた。
 
 米国メディアは政府高官の話として、そのような攻撃が計画されているという兆候は見られないと報道した。
 
 イラク政府高官はまた、首相の意見は古い情報に基づくもののようだとした。
 
 ニューヨーク市警本部長は緊急速報会議で、これは特筆すべき信用できる脅威はないが、街や地下鉄に警察官を増員配置していると語った。
 
 フランスの大統領は想定できる攻撃に対して、公共の場所や交通システムにおけるセキュリティを強めると述べた。
 
 また、40カ国のフランス国民に対する治安情報を出した。主に中東と北アフリカであり、イスラム過激派が展開しているところである。
  
 フランス国防相が同日語ったところによると、バグダッドの西方のファルージャ郊外で、イスラム国の戦闘員に夜攻撃を避けるため、エアーストライキを実行したとした。そうした行動はここ一週間のものであった。(NHK World・Sep. 26, 2014)

 
 
 キーワードはissue an alert(警報を出す)にします。issueはいろいろな意味のある単語の一つですが、「発行する」「出す」がイメージとしてありますね。
 
 上記訳出で悩んだ部分が、”subway system”、”transportation system”でした。カタカナにできるだけしないという主義があるので、「地下鉄網」「交通システム」としましたが、この手のニュースで日本語ニュースがあったらその訳出が正しいかどうか悩むところです。通訳・翻訳の人も微妙な感じの相違の訳出には苦労されるのでしょうね。
 
 
《訳出:Nono》
 
 
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英語メモ・34

 Panel discusses ways to increase female managers

 
 「女性管理職を増やすための議論」
 A panel of experts has begun discussing ways to encourage Japanese companies to appoint more women to managerial positions.
 
 「専門家による会議で、もっと多くの女性管理職の登用を企業に促す策が議論され始めた」。
 
 They will talk about legislation needed to achieve the government’s goal for 30 percent of women in executive posts by 2020. This is part of the government’s growth strategy.
 
 「メンバーは2020年までに女性管理職を30%にする政府目標達成に必要な法令について協議する。これは政府の成長戦略の一部である」。
 representative : 代表者
 numerical : 数値の
 
 キーワードは、business lobbyで、陳情団、嘆願する団体という意味です。記事本文では、Keidanrenが出てきますので、そういうイメージです。
 
 性で区別するのではなく、純粋な能力やそれを支援する策が必要です。
 
 
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民間機を撃墜か マレーシア航空機がウクライナ上空で(2014.7.18)

 
 1983年9月1日、アンカレッジ発ソウル行きの大韓航空ボーイング747型機が、ソビエト連邦(現:ロシア)の戦闘機に撃墜される事件があった。同機はソ連の領空を侵犯したために撃墜されたが、民間機を撃ち落としたソ連に対して国際社会から非難の声が上がった。同機が領空侵犯をした原因は分かっていない。
  
 ウクライナ共和国で17日、マレーシア航空ボーイング777型機が、地上からの迎撃ミサイルに撃墜された。ミサイルを発射したのは親ロシア派の武装勢力と思われているが、親ロシア派はウクライナ側に原因があると主張している。
 
 墜落現場周辺には、燃え尽きた機体の残骸が散乱した状態になっている。ブラックボックスは親ロシア派勢力が保管しており、真実の追究には同派が協力的である必要がある。
 
 300人近くが亡くなった。
 
 飛行機は人が便利に移動できる手段というだけではない。国と国をつなぐ夢の発明だったはずだ。最初はいつも、新しい発明は夢を語ることができるが、その目的が変容することがあるのが寂しい。飛行機は、戦闘機となると国と国を分断する。
 
 そして今回、夢を語ることのできないミサイルという発明によって罪の無い人たちが犠牲となった。人は時に、無意識のうちに悲しみを発明してきた。この発明だけは失敗を繰り返して欲しいものである。83年の大韓航空機には当時中学生だった同級生が乗っていた。そうか、あれから31年が経過しようとしているのか。
  
 
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★ 日航機墜落ともうひとつ、(本ブログ・05/8/16)
 

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本日の英語メモ・33

 
 Crying Japanese politician resigns
 
 「号泣議員辞任」
 A politician in western Japan who was rapidly spotlighted in domestic and international media for bursting into tears at a news conference has resigned over alleged misuse of public funds.
 
 「西日本の1人の政治家は、瞬く間に国内や海外メディアで号泣会見の模様に関して注目を浴びましたが、公金の不正使用の疑いをかけられ辞任しました」。
 
 During a news conference last week, Nonomura shouted incoherent excuses in an apparent attempt to claim the validity of his expenditures. But he failed to provide an explanation for the trips.
 
 「先週の会見中、野々村議員はつじつまの合わない言い訳に声を上げ、支出の正当性について主張しました。しかし出張についての説明をすることはできませんでした」。
 incoherent : 首尾一貫していない、つじつまの合わない
 media : メディアのことですが、発音は「ミディア」。
 
 キーワードは、allegedで、(疑わしい)にしよう。allegedlyで、「伝えられるところによると、申し立てによると」。
 
 泣きたいのは有権者の皆さんかもしれませんね。
 
 
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軽減税率は悪者か

 
 タレントの高田万由子さんの話が興味深い。夫である葉加瀬太郎さんの仕事の都合でイギリスに在住。日本の消費税に当たる付加価値税(VAT or value added tax)は20%。しかし生活に不可欠な食料品などは課税されないという。
 
 ミネラルウォーターやジュースは課税。そのため「水は水道で飲める。ジュースが欲しいなら税率0%のオレンジを搾ればいい。イギリスは紅茶文化なので非課税。紅茶と一緒に添えるクッキーやミルクも0%という考えで分かりやすい。例えば日本も緑茶や和菓子も0%にし、ケーキは課税とすればいい」と言う。イギリスの低所得者は、買う品さえ選べばVATを支払わなくても生活ができるという。こうした制度にはイギリスの文化が根付いている。
 
 「バスや電車ではモヒカン刈りの若者でも、お年寄りにさっと席を譲る。そんな文化がVATに反映している気がする」と語る。「知識に課税しない」という姿勢の英国では、新聞や書籍などへのVATは0%という。
 
 一方で実現には困難もある。どこからどこまでを線引きするか難しいのだ。対象品目により、生肉は0%だが、加工すると課税、さらに納入業者の設備投資は課税となった場合、取引先同士で調整をするのが難しくなる。さらに低所得者対策といっても、結局は高所得者も得をすることになるので税収が大幅に落ち込むというわけだ。線引きには政治的な介入も懸念されるという声もある。
 
 消費税は10%に増税される。財源確保は重要であるが、軽減税率は面倒だからやらないのではなく、今から少しずつでも議論を重ねて公平性の確保に近づける努力は惜しんで欲しくない。たばこや発泡酒に課税などは積極的にするのだから、段階を踏んで品目を調整してもよいのではないか。
 
 増税と合わせて考えるべきは、国民の福祉が豊かになるには収入と健康であるということだ。包括的な国家戦略無くして財源を潤せることは難しい。税金にどんな価値を見いだせるのか、その道筋を示さなければ国民は納得しないであろう。
  
 
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★ 高田万由子さんに聞く軽減税率制度のある暮らし(産経新聞・14/4/8)
★ 消費税軽減税率 関係団体の聞き取り開始(NHKニュース・14/7/8)
 
 

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本日の英語メモ・28

 
 Protesters rally against new defense policy

  
 「集団的自衛権反対の集会」
 reinterpret : 新解釈をする
 amend : 変更する
 
  
 They criticized the Cabinet’s plan to approve reinterpreting the Constitution to allow the use of the right to collective self-defense.
 「デモの参加者は、内閣による集団的自衛権の行使を認める憲法の新たな解釈を批判した」
A 55-year-old man from a neighboring prefecture said he is against the new policy because it’s a sharp turnaround from the traditional defense-only policy that Japan has followed since World War Two.
 
 「55歳の男性は、新しい政策には反対である。なぜなら日本が第二次世界大戦から引き継いできた伝統的な防衛政策から急激な転換となるからだ、と述べた」
 
 キーワードは、turnaroundで、(転向)にしよう。
 
 
 街頭インタビューの若者の発言に驚きました。「集団的自衛権はいいと思います。戦争に行くのは自衛隊だから」。
 
 
 
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パイオニア議員

 塩村議員に対するセクハラヤジ問題は、鈴木議員が名乗り出て公の場で謝罪、とりあえず一区切りが付いた。しかしこの問題は何やらよからぬ方向に動いている。塩村・鈴木両議員の過去が詮索され、議員の資質を疑うような内容の意見が散見できるのである。
 
 ヤジ問題はセクシャルハラスメントの憂うべき問題である。そのことだけを問題にして議論をすればよいのに、過去に何をしていたから議員としてよろしくないという論調である。
 
 ある程度人生経験を重ねていれば、やんちゃだった時代も経験するだろうし、信義則に反する行為も一つや二つ経験しているかもしれない。そんな昔のことを掘り起こして得られる物は一体何か。それを追求することが社会正義にかなうのだろうか。
 
 何がセクシャルハラスメントなのかを改めて考えるいい機会であるのに、両議員の人格を攻撃するような批判はまるでハラスメントヤジそのものである。そしてハラスメントに対する関心が低い現状を露呈している。
 
 たかがヤジというなかれ。不用意な言葉で人は傷つけられる。目に見えない権利というのを互いに尊重しあう社会を我々は作っていかなくてはならない。
 
 本問題に当たり、塩村・鈴木両議員にとってこの騒動は、セクハラについて深く考え方を醸成させるきっかけになったに違いない。
 
 都民として両議員の今後のご活躍が期待できる。なぜならお二人は、世に蔓延するハラスメント問題を解決する先駆者となりうるからである。
 
  
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★ 塩村あやか オフィシャルサイト
★ ゆるぎない信念が東京を変える! すずきあきひろオフィシャルサイト
 

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本日の英語メモ・25

 Jeers
 
 「ヤジ」
 
 。本日はこの例文3つ
 
 ”Can’t you give birth?”
 
 Another asked if she was able to have children
 
 “Can’t you even bear a child?”

 
どれもほぼ同じ意味です。人を傷つける表現はいかなる場合でも,no-goです。名乗り出た都議会議員氏は、記者会見でもセクハラまがいのことを言っています。資質を疑うところです。
 
 
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★ Japan lawmaker in hot water over sexist remark as government embarks on ‘womenomics’(REUTERS/14/6/23)
★ Tokyo assemblywoman subjected to sexist abuse from other members(14/6/20)
★ Tokyo Assemblyman Apologizes For Heckling Female Councillor(14/6/23)
 
 

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