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北、ミサイル発射(2006年7月)

北朝鮮が日本海にミサイルを発射した。
 幸い物的・人的被害がなかったが、もしあれが漁船に当たっていたら、ロシアのナホトカの町を直撃していたら大変なことになっていた。
 北朝鮮の軍備力は微々たるものであり、大きな脅威とは成り得ない。しかし、世界を挑発する蛮行を放っておくわけにもいかないであろう。
 思想が歪むと国が上手く機能しない。各地で紛争が絶えないのも、思想が正常ではないからだ。一国の首領がそうなると、その国民は哀れである。国際社会はそうした国民を救うべく協力しなくてはならない。
 「歴史は繰り返される」というが、これは名言にも教訓にもならず、行き場を失ってさまよい続けている言葉である。
 
 
☆ 十のもので百の戦いをする力は自分にはない。けれども十のものを十だけに戦い切ることはできそうだ。(山本周五郎)
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捨て犬・捨て猫 半減目標 環境省

 
 以前、テレビで「動物愛護センター」なる施設のドキュメントを見たことがある。番組の内容は、同センターの一番荷の重い仕事の一部であった。
 
 犬たちが部屋に閉じこめられ、テレビカメラに向けてワンワン吠え、しっぽを振って近寄ってくる。この子たちを見ていると「僕たちを引き取って」と言っているように聞こえた。カメラに向けられた彼らの視線は必死だった。
 
 引き取り手が見当たらなければ、次の部屋に移されることになる。さらに次の部屋に移され、最終的には「終末処理」される運命にある。
 
 環境省の04年の集計によれば、迷子などで保健所に引き取られた犬は18万匹、猫は23万匹で、9割以上が殺される運命にある。多くは人間の身勝手な理由で捨てられることが多い。
 
 目は口ほどにものを言うという。そんな純粋な犬猫の瞳に目をつぶる冷たい人たちは、こうした主張に耳をふさぐ。開いた口からは彼らを捨てる言い訳しか出てこない。
 
 
☆  人間は鳥かごの中の鳥のように自由である。ある限られた世界の中で動くことができるからだ(ラーヴァター)
 
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橋本元首相 死去

 橋本龍太郎氏が通産大臣だった当時、米国の商務相と会談したことがある。橋本氏が得意の剣道を披露、商務相に剣を振り下ろす。相手も橋本氏に剣を振り下ろす。ここまでだとただのパフォーマンスだが、橋本氏は相手の振り下ろした剣を掴み、自分の喉もとに刺して見せて場を和ませた。そのユーモアさとオールバックの威風堂々とした風格から、次期総理はこの人かと思っていた。
 
 人生の旅路の終わりはいつやってくるかは分からない。昨夜に危篤の報が流れ、残念ながら帰らぬ人となった。私が橋本さんにメディアで接したのは十年ほどの記憶。六十八年の記録を残した一冊の本を一時期は国民が手にしたが、昨日、その表紙は閉じられた。
 
 
☆  死よ、さあ一対一の勝負だ!(ジュルジュ・ベルナノス)
 
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★ 橋本元首相が死去(読売新聞・06/7/1) 
 

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逃げた県知事

 
 秋田で生まれたので秋田県を贔屓してしまう。
 
 県内の方には申し訳ないが、あまり発展のめざましくない秋田が好きなのである。
 
 素朴な県民性、深緑萌ゆる夏休み、しんしんと積もる冬休み。
 お正月に車で祖父母の家から帰るときは、おばあちゃんがバイバイしながら目頭を押さえていた。雪は、そうした寂しい気持ちにもなる。
 
 そう自然と教わった。
 
 秋田県知事が、山形の脱線事故の直後に海外旅行に出た。秋田県内の死者が出ていたにも関わらず。
 
 「時には頭をリセットしなくてはいけない。これが私の生き方だ」
 
 記者団にそう語ったそうだ。
 そのセリフを山形の事故現場で尽力した、JR、救急、警察の関係者の前で言えるのか。
 
 豪雪の厳しさをよく知っているはずの県の長が、雪から逃げた。
 
 知事の「生き方」を尊重したい。その代わり、知事職をすぐにリセットしていただきたい。
 
 
☆ しかすぃ、たいしたたまげた知事だば、あのひとは。(私の母、訳「しかし、とても呆れた知事だ、あの人というのは」)
 
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★ 特急脱線事故後に海外旅行 秋田県知事(共同通信)

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タイで両親と死別のYさんに在留資格

 
 タイで両親と死別し、日本で祖父母と共に生活している都内の中学1年生、Yさん(13)について、南野法務大臣は、Yさんが要求していた「定住者」ではなく、「特定活動」資格で1年間の在留資格を認める事を明らかにした。
 
 日本は外国人やそれに準ずる人たちに対しての永住資格に関する基準が厳しい。Yさんは日本語を話し、日本での生活を希望している。彼女のつぶらな瞳には日本政府の反応は厳しく映ったかもしれない。
 
 ただ、南野法務大臣は「今後、特定活動の資格の申請を重ねる中で、定住者の資格を得る方向に向かっていくのではないか」とも述べており、将来Yさんに定住者資格を与える含みを残した。
 
 法律というのは正しく運用しなくてはその存在意義はない。しかし、規則には必ず例外がある。その例外を適用する「大いなる過大解釈」も必要である。
 
 
☆ 習慣も大事だが、なかには守るより破ったほうがいいものもある(シェークスピア)
  
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★ Yさんに在留資格(読売新聞04/12/21)(注:私のほうで伏せ字にしました)
 
 
 
 

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