年金記録照合業務の入札をめぐり、入札内部情報を業者に漏らしたとして、警視庁捜査2課は官製談合防止法違反の疑いで、日本年金機構職員の男(46)と、競売入札妨害の疑いでNTT子会社「NTTソルコ」社員の男(43)を逮捕した。2人とも容疑を認めている。2人とも金銭の授受などについては否定している。
職員の容疑は年金機構がコンピュータに入力された年金記録と紙台帳の記録を照合する業務の入札をめぐり、旧社会保険庁OBで同僚だったNTTソルコ社員に、他社の入札情報などを伝え、入札の公正を妨害した疑い。
官製談合防止法の正式名称は入札談合等関与行為防止法といい、業者への情報漏洩や指示などを禁止している。日本年金機構は公務員ではないが、みなし公務員とされ、公務員と同等の扱いを受ける。
年金機構は今後4年間で紙台帳とコンピュータ上の記録を突き合わせる作業を行う。これで年金問題は解決するはずであるが、多くの時間と人員が必要になる。
多くの職員がこの問題に対処すべく力を尽くしていることと思うが、今回の情報漏洩のような問題が起きることで窓口の職員への風当たりが強くなる。どんな仕事でも自分が悪くないことに頭を下げなくてはならないことがあるが、これでは職員の士気も下がることもあり得る。年金は国民全員に関係のある重要な案件であり、丁寧に扱って欲しい個人情報である。
しかし長妻前厚労大臣のコメントを思い出した。TVのインタビューで同氏は「旧社保庁の体質が変わっていない。自分たちはクビにならないと思っている。個人情報を机の上に置きっぱなしだ」などと年金機構側の体質を批判していた。
漏れてしまっては二度と回収できない情報。目に見えにくいものだけに扱いは慎重を期していただきたい。看板だけが変わっても中身が変わっていなかったら社保庁から年金機構に変わった意味が無くなる。意識を変えることは難しいことであるが一番重要なことである。
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ 年金機構職員と社保庁OB逮捕 入札情報漏洩容疑(共同通信・10/10/15)
★ 年金機構の入札情報パソコン、保護設定なし(読売新聞・10/10/16)
★ 年金記録問題で宇都宮に突合センター 来年1月稼働へ(下野新聞・10/10/18)
月: 2010年10月
昔の携帯電話はシンプルであった。電話帳とバイブレータが搭載してあるだけで、メールはショートメールすらなかった。だからiモードなどの通信手段が普及してきたころはとても楽しく思っていた。
昨今の携帯電話の状況を見ると、通話のみならずおサイフケータイやワンセグ、カメラにラジオなどを搭載してあり、またスマートフォンに代表されるアプリの搭載で通常のコミュニケーションを超える使い方ができるようになった。
しかしその一方で昔の携帯電話を懐かしく思うこともある。今の携帯電話は便利であるけれど、必要のない機能にストレスを感じることもある。例えばテレビはほとんど見ないのにワンセグがついていることで販売価格が高いのであれば、その機能を削ってもいいから安くして欲しいと思う。
昔の携帯電話は通話だけのシンプルなものであったが、考えてみれば電話なのであるから液晶2ケタ表示で電話帳があってショートメールができる程度であればそれで充分だと思うこともある。かつて当時のツーカーがそんな携帯電話を発売したが、それより昔の携帯の機械的なデザインでもう一度販売をしてくれないものかと思うのだがいかがであろう。
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ 起動・終了時間や多すぎる機能にストレス! デジタル家電ストレス調査(RBB TODAY・10/10/15)
★ 携帯電話の歴史 DoPlaza 携帯電話情報サイト
「地下にいる。33人全員が生きている」
8月22日、南米チリの鉱山の地下700メートルに閉じ込められた作業員からのメッセージ。絶望視されていただけに家族や関係者の喜びは大きなものだった。
素人考えだが、もう少し早く何とかできないのだろうかと思っていた。8月5日の落盤事故以降、救出はクリスマスの季節になるとも言われていただけにじれったかった。しかし当初の予定よりも早く救出作戦が日本時間の午後12時に始まった。
カプセルが下ろされて、中に人が入る。高さは3.5メートル。直径54センチのカプセルに入って地上に出るまで15分の時間がかかる。カプセルの中には心拍数を計る機械や酸素ボンベ、地上と交信する無線などが装備されている。
日本時間正午から始まった救出作戦で、フロレンシオ・アバロスさん(31)が引き上げられると、待ち受けていた大勢の関係者、報道陣から歓声が上がった。
世界で注目された救出劇は、各国から1000人近い報道陣が現地取材。日本でも各テレビ局が報道番組内で画面の隅に救出の様子を中継することとなった。
鉱山で働く人、それは普段は人の目に触れることなく危険と隣り合わせである。しかしこれだけ世界の多くの人が注目し、日の目を見ることができた炭鉱員というのはおそらく初めてのことだ。救出に尽力した多くの人、諦めないでいた家族ら多くの人が注目していたのだ。
広辞苑によると「ひのめをみる」とは、「それまで埋もれていたものが世に知られるようになる」とある。チリは地震が多い。埋もれる恐怖感があったであろうに、33人の男たちは本当によく頑張った。惜しみない拍手を。
※ 日本時間22時現在、11人が救出されている。
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ チリ落盤事故で1人目が69日ぶり生還、家族らと抱擁(ロイター・10/10/16)
★ 「ビバ!・チレ!」チリ大使館員ら大歓声(朝日新聞・10/1/13)
★ 駐日チリ大使も興奮「日本の皆さんありがとう」(読売新聞・10/10/13)
★ チリ落盤:奇跡の瞬間、涙で「家族の誇り」 1人目救出(毎日新聞・10/10/13)
大阪地検特捜部の主任検事がフロッピーディスクのデータを改ざんして逮捕された事件。逮捕された主任検事は、「大変申し訳ないことをした。有罪の立証に消極的な証拠があることで公判が紛糾するのを避けたかった」などと語った。主任検事は11日付で懲戒免職になった。
NHK報道局スポーツ部記者は、大相撲の野球賭博問題をめぐり、警察の捜査情報を捜査対象者に漏らしていた。報道に携わるものが絶対にやってはならないことである。記者は「メールをきっかけに相手との関係性を保ちたかった」などと話している。
この2つの問題は共通点がある。どちらも元々は別の事件から端を発していることだ。主任検事は自称障害者団体の郵便不正事件を捜査していた。厚労相の女性局長らが逮捕されたが裁判では無罪となっている。NHKの記者は大相撲の賭博事件を取材している過程で捜査情報を漏らした。いずれも通常の倫理観を持っていれば”第2の事件”にならずに済んだことである。
これまで何度も書いたが、同じ組織に長くいることで組織の常識が傍から見れば非常識になることがある。考え方が硬直しないためにも常に新しい感覚を磨かなくてはならない。身近な手段としては、読書や芸術鑑賞など、見る目や聞く耳を養う必要があるのだ。多くの人と会ってさまざまな考え方に接しないといけない。
上記のようにそれぞれの”動機”を話しているようだが、2人は何か勘違いをしていないだろうか。試験を突破して検事に、そして記者になったのは自分たちの力かもしれない。しかし、その後の仕事内容を認めたのは上司であり、同僚であり、友人であり、家族である。時には他人でも評価してくれる。
人というのはそうして客観視され、他人から力を借りることにより生かされている。自分が1人で本職に就いていると思ったら思い上がりも甚だしい。本職にありながら法を犯したという問題だけではない。そうした周りの人たちをも欺いた道徳的な罪でもあるのだ。
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ NHK記者の情報漏洩、大相撲中継中止決定のその夜に(朝日新聞・10/10/9)
★ NHK捜査情報漏洩:記者倫理を逸脱 内部からも批判(毎日新聞・10/10/9)
★ 「あってはならないこと」 内部情報ではないと強調 NHK幹部、険しい表情で説明(時事通信・10/10/8)
★ 前田検事を証拠隠滅罪で起訴 懲戒免職に(読売新聞・10/10/11)
こうして作曲に魅せられた
作曲をするようになったのは、アナログディスクの存在が大きい。アナログディスクというのはレコードのことである。
かつてレコードを聴いていたころは、レコード盤を両手で丁寧に扱い、そっと針を落として聴き入っていた。近くでドタバタすれば音が飛んでしまうため、歌詞カードを読みながら歌手の声と詞に想像力をかき立てられていた。
耳に音を集中させていると音がよく聞こえてくる。例えば、ドラムやベースのアレンジ、シンセサイザーやストリングス(弦楽器)の音が聞こえてくる。「こんな風にアレンジ(編曲)されているのか」と感じ取っていた。集中して聴いていたレコードだったから、そういう耳が培われていたのかもしれない。ちなみに音楽の専門教育を受けたわけではなく、音楽の授業の評価が特別に高かったわけではない。
ある日、中学校の帰り道に、松田聖子の曲を口ずさんでいた。キーボードやベースの音だけを取り出して口ずさみ、歩いているリズムが自分のものになった時に全く別の曲ができあがった。それは公表できるような代物ではないが、初めての作曲であり嬉しかった。
中学2年生の音楽の授業でリコーダー(縦笛)を使って作曲するという課題が出たことがある。同級生は「そんなことできないよ」と音を上げていたが、そんな声をよそに1曲完成することができた。といっても、4分音符だけで構成されたものであったが、音楽の先生と一緒にそれを吹いたあと、「なかなかいいよ」とコメントされたのが嬉しかった。
その後も歩いているリズムがビートを刻みドラムパートができあがり、それにつられてベースラインが思い浮かぶようになった。ベースの高揚に身を任せる感じで主旋律、つまりメロディが思い浮かぶことになったのだ。
☆ うまい作曲家は人真似はしない。盗み取るのだ。(イーゴリ・ストラヴィンスキー)
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
日本の人口は約1億3千万人である。昭和の時代に習った時よりも1千万人ほど多くなっているのは長寿化が進んだ結果だろう。この日本の人口は世界的に見てもトップ10に入るほど多い。ちなみに世界一広大な面積を持つロシアは日本より1千万人程度多いだけである。人口だけで考えれば、日本語は世界でよく話されている言語と言える。
世界人口の順位は、1位:中国(香港・マカオ含む)、2位:インド、3位:アメリカ(グアム、サモアなどのアメリカ領等含む)、4位:インドネシア、5位:ブラジル、6位:パキスタン、7位:バングラディッシュ、8位:ナイジェリア、9位:ロシア、10位:日本、となる。(「世界の人口推計(2008年度版)」より)
国の人口ではなく、世界で実際に話されている”公用語”の人口となると以下のようになる。1位:英語、2位:中国語、3位:ヒンディー語、4位:スペイン語、5位:ロシア語、6位:フランス語、7位:アラビア語、8位:ポルトガル語、9位:マレー語、10位:ベンガル語、そして11位に日本語が入る。これは93年の数字であり、近年では若干の順位変動が見られる。(世界の主要20言語使用人口 =WIPウエブページより)
英語や中国語ほど世界で話されていないにしても、日本語はよく話されている言語なのだ。もはやマイナーな言語ではないと言える。前に書いたが、世界で日本語を学んでいる人口は200万人となっている。
そして世界で最も話されていないと思われる言語がインドにあることが分かった。米スワースモア大学のデービッド・ハリソン准教授率いるチームがインド北東部にあるアルナチャルブラデシュ州で話者を発見した。話者はわずか800人ほどであるという。
研究者らによれば、世界では2週間ごとに1つの言語が消滅しているといい、6910言語のうち、2100年には半数以上が消滅するという。
こうして言葉は淘汰されていくのかもしれないが、世界に存在する言語には素晴らしい役割がある。相手の国の言葉を学ぼうとすれば、見知らぬ世界が開けるということである。相手の領土に無断で踏み込めば銃を突きつけられるかもしれない。しかしその国の言葉を知っているだけで銃口はおろされることもあるかもしれない。
かつての宇宙飛行士が「地球は青かった」、「地図と違って国境線はなかった」と言った。同じことが言葉にもいえる。異なる国の言葉を知っていれば、国境を意識しなくても相手に近づくことのできる第2のパスポートなのだ。
☆ 人気ブログランキング(国内ニュース)に参加しています。クリックのご協力をお願いいたします。
★ インド奥地で未知の言語見つかる 使用者わずか800人(CNN.co.jp・10/10/6)
2009年、埼玉県熊谷市で発生した死亡ひき逃げ事件について、同市内在住の匿名の男性が300万円の懸賞金の支払いを申し出た。公費や被害者家族ではなく、他人が懸賞金を支払う例はおそらく初めてだ。
事件は同年9月30日午後6時50分ごろ、同市本石の市道で発生した。当時小学4年生だった小関孝徳(こせき たかのり)君(10)は母と2人で楽しい生活を送っていた。元気で無邪気で優しい男の子。そんな孝徳くんが帰宅途中に何者かの運転により犠牲となった。孝徳くんの無念を晴らすべく、母親の代里子さんはチラシを配るなどして独自の捜査を行っている。
今回私費での懸賞金を申し出た男性は名前や動機を公表しないように警察に求めた。こうした善意によって犯人検挙につながる情報が出てくるとよい。警察も捜査対象車両を拡大し、輸出寸前だった車を求めて神奈川県内まで捜査員を派遣したこともあるという。
埼玉県警熊谷署では特別捜査班を設置、自動車運転過失致死と道路交通法違反(ひき逃げ)の容疑で捜査をしている。タイヤ痕などから、孝徳君をひいたのは排気量1800〜2000ccの車とみられている。この事件は上記同罪による死刑がないため10年という時効がある。人を死に至らしめる結果は同じであるのに、殺人とひき逃げでは刑罰に差があることに議論がある。
ひき逃げといっても、少し手が当たってしまったものもあれば、孝徳くん家族がされたように、他人の人生を狂わせることもある。一番怖い思いをした孝徳くんの恐怖を考えれば、時効の存在が何ともやりきれない。
懸賞金の申し出をした善意は匿名でも美しい。しかし、犯人が匿名のままでいることは許すことができない。
埼玉県警熊谷署では情報提供を募っている。
※ 令和元年9月30日午前0時に公訴時効が成立する。
★ 息子をひいたのは誰? 母が現場でメモし続けた10万車(朝日新聞・2019/3/31)
★ 《未解決》熊谷市小4男児死亡ひき逃げ事故!《時効まであとわずか》
★ 熊谷市(平成21年9月)発生ひき逃げ事件(埼玉県警察本部)
★ ひき逃げ捜査にチラシ印刷無償協力 過去に我が子を失った都内の主婦(本ブログ・10/5/23)
★ 小4ひき逃げ:検挙へ匿名男性が懸賞金 埼玉・熊谷(毎日新聞・10/9/28)
★ 忘れない:小関孝徳君ひき逃げ死から3年 「一件でも多く情報を」(毎日新聞・12/9/28)