視覚障碍者が点字で受験できる試験を簡単に検索してみた。仙台市のウエブサイトに「視覚障碍のある方は点字受験も可能です」と書いてあったが、一般事務職のみの採用枠であった。他には東京、名古屋、京都、神戸、北九州、福岡の各市のサイトを見てみたが、市職員採用試験で視覚障碍者について記されていたところはなかった。
民間の試験はどうだろう。英検のサイトに行くと、あった。「目や耳・肢体などが不自由な方には、特別措置を講じます」とある。視覚障碍者に限っていうと、「点字による教育を受けている者」は「点字による解答」であり、試験時間は通常の1.5倍、試験会場とは別室で行われる。弱視のかたも拡大文字などの問題用紙が用意されている。それぞれ点字機器、拡大機器などの持ち込み使用が認められている。
他にそのような配慮のある試験はないものかと探していたら、「MIDI検定試験点字受験体験記」というサイトを見つけた。「MIDI?あのMIDIなの???」。「MIDI(ミディ)」とは “Musical Instrument Digital Interface”の略語で、電子音楽機器同士や、電子楽器とPCをつなぐための規格のことだ。昔からシンセやPCを使ってちょこちょこ作曲するので、MIDI機器にはお世話になった。しかしそんな検定試験があるとは知らなかった。しかも「点字受験体験記」とは。
この受験者である”Kuyo”さんが、MIDI検定事務局に「点字受験を認めて欲しい」と話したところ、「問題の点訳や、解答の墨訳などをしてもらえるところを紹介してくれれば、点字による試験を実施してもよい」と言われたと記されている。英検などとは違って、MIDI検定はどちらかというとかなりマイナーな検定だ。条件付きとはいえ、OKが出たのがすごい。しかしその後が大変で、Kuyoさんは点訳作業を引き受けてくれる所を探したとのこと。詳細はKuyoさんのウエブサイトを見てください。
Kuyoさんは作った作品をサイトにアップしている。「星に願いを」はリアルタイム録音(生演奏録音)であり、オリジナルの「夏の終わりに」は、まだ梅雨が明けてもいないのに、切ない気持ちになりそうな曲だった。
ところで、大阪市が保育士採用試験を昨年に実施する際、受験資格を満たしている全盲の女性の受験を認めなかったことが分かった。同市では「特別の配慮はできない」「視覚障碍者が働く職場は確保されていない」「試験は競争なので、働く条件が同じなのが前提。一部の人を特別扱いできず、点字受験の導入は考えていない」という。
女性は大阪市在住のKさん(31)。短大を卒業後、01年に保育士資格を取得、私立幼稚園で8年間の勤務実績がある。同市天王寺区内の幼稚園では、点字の透明シールを張った絵本を指でなぞりながら朗読をする。Kさんは子供の声や手、髪型はもちろん、しがみついてくる仕草や服についているにおいなどで子供を判別している。保護者からの不安の声も特にない。
同僚の保育士、Mさん(41)は「園児の着替えでも服の着心地が悪くないかなど、一つ一つの動作が丁寧です」と話す。Kさんは「私の実際の仕事ぶりを見ることもなく、全盲者は何もできないという机上の空論で判断されているように感じる」と話している。
「晴眼者」という言葉があるのを知らなかった。「視覚障碍者」の反対の意味だが、晴眼者であるはずの市側がKさんの働く姿に目を閉じてしまっている。これで分かった。障碍のある人にとって不自由なのは身体ではなく、むしろそれを取り巻く社会環境のようだ。「バリアフリー」という言葉はいったい誰が先陣を切って使っている言葉なのだろう。
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★ 保育士採用試験:全盲女性を門前払い 大阪市(毎日新聞・09/7/7)
★ シンクロ:視覚障碍者12人が体験 45秒の動きをマスター(毎日新聞・09/7/7)
★ Welcome to Kuyo’s Homepage(Kuyoさんのウエブサイトです)そして、MIDI検定試験点字受験体験記。
★ 生きる上での道しるべ(本ブログ・09/6/8)
★ 刑務所で育てられる盲導犬(本ブログ・09/5/2)
★ 拡大教科書が不足(本ブログ・09/4/8)
★ 採用試験:介助犬同伴拒否した兵庫県、女性に謝罪(本ブログ・09/1/7)
★ 全盲の先生(本ブログ・08/8/15)
★ 英検申し込み(左下に「障がい者特別措置について」があります)=日本英語検定協会
★ MIDI検定 オフィシャルサイト(社団法人 音楽電子事業協会)
月: 2009年7月
富山市立芝園中3年生の山本良太さん(14)が、ネコ撃退用の装置を作り特許を取得した。山本さんは小6の時にも「傘置き忘れ防止装置」を発明、特許を取得しており、2回目の特許取得となった。
今回の発明は、光を反射するペットボトル製のプロペラでみかんのにおいを拡散させ、すっぱいにおいの嫌いな野良猫を追い払う仕組みであり、身の回りのもので作られているのが特徴だ。
「ランにゃウェイ2」と名付けられたこの装置は、網戸を野良猫に破られたことをきっかけに発明した。自らもネコを飼っているほどのネコ好きであるため、「ネコを傷つけないように追い払う発明ができないか」と考え、プロペラの回転速度は遅めにした。
小6の時の発明は、人の動きをセンサーが感知して、傘が自動的に開いて傘の置き忘れの注意喚起するという装置だった。山本さんは「ネコにも人にも優しい発明ができた。これからも多くの人を笑顔にできる発明を続けたい」と話している。
今日の東京の天気はまずまずだ。高知、名古屋、新潟が雨が降りそうな予報である。そして今日は雲の上で織姫と彦星が出会う七夕である。大切な人へのその想いを短冊に託す人もいるかもしれない。しかしその想いが通じるような発明だけはされることがない。失敗だらけで終わることが多いから、そして失敗の経験をたくさんするからこそ、実を結ぶという発明を経験できるのである。
☆ 君は素晴らしい。大量生産するべきだ(『我等の生涯の最良の年』)
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★ ペットボトルで猫撃退装置、中3が特許取得(読売新聞・09/7/7)
★ 小6男児特許取得 全国初(本ブログ・06/10/25)
★ 世界に広がった特許ラーメン(本ブログ・05/5/26)
08年11月、クラブハウスの正面玄関などが爆破された事件で高知県警察本部は、恐喝未遂事件で起訴されて勾留されている暴力団組員の男の容疑者(46)が犯行に関わった疑いがあるとして、爆発物取締罰則違反容疑で逮捕した。
関係者によると、男は08年11月18日夜、高知県芸西村のゴルフ場で、手投げ弾のような爆発物を爆発させた疑い。この4日後には、同ゴルフ場運営会社の筆頭株主である高知市内の食品卸売会社で、手投げ弾のような爆発物が爆発、玄関のガラスが割れる事件が起きた。男の所属する組織とゴルフ場の間でトラブルがあったという情報が県警に寄せられているという。
この事件に関連してか、石川遼選手が出たカシオワールドオープンの会場に「地雷を埋めた」という電話が地元の高知新聞社にあり、県警では金属探知機などで捜索し警戒するなどしていたが、地雷は発見されなかった。警備人員を前日の100人から160人に拡大し、大会期間中はコース内に私服の警察官を配置し、選手の警護に当たった。
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★ 暴力団組員の男を逮捕=ゴルフ場爆破事件で 高知県警(時事通信・09/7/6)
★ 高知ゴルフ場爆破事件 暴力団関係者の男を事情聴取へ(朝日新聞・09/7/6)
★ 爆破事件で警備体制を大幅に強化/高地・黒潮C(四国新聞・08/11/26)
神奈川県相模原市の専門学校生の少年(19)が、爆弾の原料に転用可能な化学薬品を不正に所持していたとして、警視庁公安部は毒劇物取締法違反容疑で少年を逮捕、自宅を家宅捜索した。また、少年が薬品類を購入した東京都中央区内の薬品販売会社も同法違反容疑で捜索した。
警視庁によると、少年は2月に販売会社で塩素酸カリウムと塩素酸ナトリウムを購入した疑い。少年は他の薬品も購入しており、爆発物を製造しようとしたとみて調べる。
公安部によると少年は容疑を認め、「爆発物に興味があった」と供述しているという。少年の自宅からは硝酸や塩酸、グリセリンなど十数種類の毒劇物を押収、化学薬品を合成したとみられる物質もあったことから鑑定する方針。少年がインターネットの掲示板や動画サイトに、爆発実験に関する書き込みや実験の様子を動画で投稿した形跡もあったという。
毒劇薬物取締法違反は、正当な理由もなく爆発性のある劇物を所持することを禁じている。警視庁では少年に販売した会社からも販売した経緯を聞く。
都内では昨年9月に元自衛官の男(34)が、皇居に向けて手製の消火器爆弾が発射される事件が発生。このため警視庁は化学薬品を扱う薬局やホームセンターなど約9,500店を調べ、不審な購入者の情報を収集してきた。
不気味な事案である。爆発物を実際に爆発させる事件といえば過激派のメンバーと相場が決まっていたが、それはもう過去の話になりそうだ。実際にインターネットで探してみると、いとも簡単に爆弾製造方法が記されたページが出てくる。
そして攻撃対象とされたのは皇居であったり、国家権力に向けられることが多かった。例えば過去には警視庁深川警察署にロケット弾が打ち込まれた事件、東京・新宿区内の機動隊寮の一部が爆破される事件では警察官1名が死亡した。こうした警察施設ではなく、昨今ではその対象が無差別化している。正確に言うと対象は攻撃する者にとっては”それなりの理由”があるが、そこに集う人たちが何の関係もない一般市民であるのだ。
特に海外ではイラク、そして五輪などの大きなイベントが始まれば爆弾テロの警戒が強まる。日本では隣人がテロリストでも気付きにくい。不審な言動が確認できたら躊躇なく当局に通報する感覚が必要だ。平和はただ守るのではなく、攻めの姿勢で築いていくものに違いない。
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★ 19歳少年を逮捕=爆弾原料薬品所持の疑い(時事通信・09/7/5)
★ 毒物及び劇物取締法(法令データ提供システム/電子政府の総合窓口)
日本は周辺各国と領土問題を抱えている。北方領土、竹島、尖閣諸島であるが、領土問題になっていない離島でも、防衛体制を整える声が上がっていた。例えば長崎県の対馬では韓国からの観光客が多数訪れ、島の存在が観光資源となっている一方で、韓国企業が島内の土地を次々と買収、一部は自衛隊の土地に隣接する土地などを買収していることもあり事態が憂慮されていた。
こうしたことに加えて日本は多くの離島を持っているが、隣接する韓国や北朝鮮、中国などの国々が領海を侵犯する事件も度々起こる。そうなると、防衛体制が整っていない離島に住む人たちにとっても、日本の国益を考えた上でも脅威となる。
こうした事態に対して日本政府は4日、日本最西端に位置する沖縄県の与那国島に陸上自衛隊の部隊を配置することを決めた。実現すれば、沖縄では本島以外への陸上部隊の配置は初めてのことになる。付近船舶航行の監視や、東シナ海での活動を活発化させる中国に対して、南西諸島の防衛力を強化する狙いがある。実戦部隊の配置は、演習を十分に行える土地がないことと、周辺国を刺激しないために見送った。しかし同島では、駐在所2カ所に沖縄県警八重山署の警察官2名がいるだけのため、有事の際の即戦力となりうる今回の方針の意義は大きい。
台湾まで110キロ、尖閣諸島までは120キロの距離に位置する与那国島である。与那国町議会は、浜田靖一防衛相に陸自の誘致を求めていた。浜田防衛相は週明けにも同島を視察する。国境離島の警備体制が確立される意義が大きいのみならず、自衛隊を誘致することにより、与那国町に補助金が行われたり、島の活性化と安全にもつながると外間守吉町長は考えている。
与那国島は周囲28キロ、人口約1700人で、観光とサトウキビ栽培に漁業が主力産業となっている。島国である日本にとって、与那国島のみならず国境警備という側面で考えるべき場所は他にもありそうだ。
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★ 与那国島に「陸自配置」国境の守り 意思明示(産経新聞・09/7/5)
★ 防衛相・陸上自衛隊:駐屯地及び組織(陸上自衛隊)
★ 第十一管区海上保安本部
★ 沖縄県警察本部
NTTドコモは7月10日(金)に、Googleサービスが簡単に利用できる”Androidケータイ”(HT-03A)を発売する。ドコモがケータイを4種類に分けて販売しているうち、”PROシリーズ”に属するスマートフォンだ。
私はMacユーザーなので、本当はiPhoneが自動的に欲しいところであるが、11年以上使っているドコモとサヨナラするのが辛くて我慢している部分がある。友人がブログでことあるたびに”あっちのケータイ電話会社”を批判していることも一因となっている。iPhoneがドコモから出れば自動的に買うのに。
ところでAndroidケータイである。最近MacでGoogleサービスを利用することが多い。特にGmailは要らないジャンクメールを振り分けてくれて非常に助かっている。メインで使っているアドレスをGmailで受信させて、メールソフトにGmailアドレスと共に一括受信させている。
そのおかげで寂しいくらいに迷惑メールが無くなった。Gmailにログインすると笑っちゃうくらいに迷惑メールが数千通格納されている。ただし、こちらもたまにチェックしないと、迷惑じゃないメールが混ざっていることがあるので注意が必要だが、精度に対して不満はない。
そうしたGmailをメインアドレスとして受信できるAndroidは魅力的だ。通常の携帯メールのように自動受信することもできる。このGmailだが、通常はPCがないとアカウントを作成することができないが、AndroidはPCがなくてもGmailを利用することができる。Androidでは基本的にこのGmailを利用することになる。
iモードメールは直接送受信できず、ドコモの専用サイトから「iモード.net」サービス(月額210円)を利用することになる。どうしてもiモードメールを利用したい人はこのサービスを利用することになる。しかし、Androidやその他スマートフォンからできることには制限があるので、事前にチェックを。最初の設定時にiモード携帯が必要になるので、これまでのケータイで「ワンタイムパスワード」を発行して、3分以内にPCからログインして手続きを完了させる必要がある。
ブラウジングはiPhoneと違い、画面内のポインタをトラックボールで移動させてクリックする。個人的にこの「トラックボール」も魅力的だ。かつてエプソンの「PC-CLUB」というPCを持っていたときにトラックボールを使っていた。
トラックボールの利点はマウスのように一定の場所を必要としないことだ。扱いづらいのではないかと思われる方もいるかもしれないが、慣れると何ていうことはないので大丈夫。このポインタを操作することで細かいリンクをクリックできるのも、タッピングがメインのiPhoneと違うところだ。しかし拡大縮小は一度画面をタップして、虫眼鏡マークを表示させることになる。
仕事であちこち行くことが多いとなると、便利なのがグーグルマップ、ストリートビューだ。現在地から目的地までのルート検索などのお馴染み機能が利用できる。GPSで現在地を取得し、自分の向きに合わせて画面も変わってくれるのはAndroidだけの機能だ。
気になっていたのが音楽機能。残念ながらiTunesとの同期ができないようで、microSDカードに入っているデータを自動で認識するとのこと。YouTubeは当然ネイティブ対応になっており、専用アプリで高画質な再生に対応している。外側のみに付いているカメラ(320万画素)で撮影した画像や動画を、PicasaやYouTubeにアップロードできるのも当然だ。
iPhoneのアプリが「App Store」からダウンロードするのと同様、AndroidもAndroidマーケットから本体にダウンロードして行うが、利用はiPhoneのアプリ同様に自己責任となる。iPhone同様に便利なアプリがたくさん出てくれると楽しいことになるだろう。
iPhoneと同様に、ワンセグやおサイフケータイなどは使うことができない。すなわち普通のケータイとは訳が違うのがこうしたスマートフォンだ。
しかし、我思う。
今のケータイが使い切れない機能が付いているせいで端末の価格が高くなっているのだとすれば、通話、メール、ブラウジングに特化したこうしたスマートフォンのほうがシンプルであり、実は多機能ではないか。誰か、Androidを私に買ってください〜。そしたら、私のSO905iCSを差し上げますんで。
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★ 写真と動画で解説する「HT-03A」(ソフトウエア編)(ITmedia・09/6/3)
★ DoCoMo PRO series HT-03A(NTTドコモ・ウエブサイト)
1999年、インターネット上で東芝製のビデオレコーダー修理に関連して、その対応が「悪い」として同社に電話をかけて抗議、その内容を録音してインターネットで公開していた「東芝クレーマー事件」の男が窃盗容疑で逮捕された。
福岡県警早良署に逮捕されたのは会社員の男(48)。同容疑者は4月11日、母親が入院している大学病院の医療相談の部屋で職員のノートパソコン1台を盗んだ疑い。パソコンには患者の名前や相談内容など約9000人分の情報が入っていたという。今のところ情報流出はない。
当時、同容疑者はホームページを開設して「AKKY(アッキー)」をハンドルネームとして名乗っていた。東芝製のビデオテープレコーダーを購入したあとノイズが発生するとして修理を依頼、勝手に改造され、担当窓口も次々と変更され、最後には担当者から「お話しはもうしました」「要求は何なんですか?」「お宅さんみたいのは、お客さんじゃないんですよ。クレーマーっちゅうの」と言われたとして、ホームページで抗議していた。アクセスは1000万を超える。
その後は東芝の不買運動にまで発展した。東芝はその後、対応の不手際を謝罪したが、製品の初期不良については仕様通りとした。その後、AKKYに同調していたネットユーザーも、彼の主張や執拗な”抗議”に疑問を抱き、「AKKYはクレーマーだ」との論調に変わった。
”大企業と一個人の戦い”はネット上で大きな話題となった。その後も別の男性が、某牛丼チェーン店で弁当を持ち帰ったところ、中にカエルの死骸が入っていたとして、チェーン店とのやりとりをホームページに掲載する”事件”もあった。こちらはチェーン店側が5万円分の無料飲食券を男性に渡したが、納得のいかなかった男性がさらに食い下がったところ、チェーン店は弁護士を立てて応戦する構えとなり、萎縮した男性は”終結宣言”した。
クレーマーには共通点がある。要領を得ないので何が言いたいのか分からないうえ、揚げ足を取ってそこを攻撃する。通常の人間関係を築くことができていないがゆえの悲劇にも思えた。ブログと違い、開設に少々手間のかかるホームページ。まだブロードバンドではなく、多くの人が23時から8時までの夜間に「テレホーダイ」を利用してネットをすることが多かった、そんな時代の”事件”であった。
・他にもあったこんな”事件”
某量販店のとウエブマスターとの交渉の模様。深夜まで営業していた量販店に対する騒音や、交通渋滞についての抗議の内容を公開したもので、量販店の横柄な態度には閉口した。
某医大における医療ミス。点滴の代わりにミルクを乳児の体内に入れてしまい、その医療ミスを隠蔽。のちに内部告発があり、当事者の実名も挙がった。
某自動車メーカーが修理依頼されていないところまで修理、ウエブマスターは工場内外でぶつけられたのではないかという疑念を持った。ウエブマスターもまた同業者であった。
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★ あのクレーマー事件で一躍有名になった男が窃盗で逮捕(ZAKZAK・09/7/3)
★ 東芝クレーマー事件(wikipedia)
未成年に対するわいせつ事件が後を絶たないが、そうした事案を増やしている一因がネット上に氾濫する児童ポルノの画像や動画の類だ。言葉巧みに子供を誘って”援交もの”を撮影して稼いでいる業者もある。警察は摘発の手をゆるめていないが、いたちごっこが続いている。ネット上に氾濫するものは、有料のものからタダのものまであり、言うまでもなく、一度コピーされたらどんどん量産されていく。
昨年11月、警視庁は児童ポルノを販売目的で所持していたとして、児童買春・児童ポルノ禁止法違反(提供目的所持)容疑で、北海道の会社員(49)と茨城県の県立高臨時講師(33)を逮捕した。接点のない2人が持っていた映像は同じもので”古典”もので、マニアに人気のある昭和時代の少女ものだった。
しかし撮影の意図を理解せずにモデルになってしまう子供もいれば、自分の子供をそうしたモデルにして金を稼ぐ親すら出てきている。子どもが知らずに、または強制的に取られた自分の裸体がネット上で出回っているのを知るころにはもう回収不可能なのである。そのように大人になってショックを受けて通院している被害者もいる。
国会では衆議院法務委員会で、児童買春・ポルノ禁止法改正案が審議入りした。焦点となっているのは児童ポルノの「単純所持の規制」である。日本ユニセフ協会によると、単純所持を禁止していないのは、主要8カ国で日本とロシアだけだ。与党は「性的好奇心を満たす目的」の所持には罰則を科す改正案を提出したが、民主党は「一方的に送られた画像で犯罪になる恐れがある」と批判した。
性表現に詳しい甲南大学法科大学院の園田寿教授(刑法)は、現行の児童ポルノ禁止法の定義の1つである「衣服の全部または一部を着けない児童の姿態で性欲を興奮させるものの撮影」が問題であるという。「どの程度の表現で性的に興奮するかは人さまざま。一番大事なそのあたりの議論を深めないといけないが、話題は『単純所持』に終始している」と解説する。
石川県議会は「県いしかわ子ども総合条例」を可決した。小中学生に防災や防犯以外目的で携帯電話を持たせないようにする保護者の努力規定を盛り込んだもので、条例による所持規制は全国初となる。さらに携帯電話のフィルタリング(閲覧規制)を販売事業者が解除する際、保護者に理由記載書類を提出してもらうことを義務づけた。
急速に普及したネットや携帯文化の悪い側面の1つが児童ポルノだ。この背景には人々が孤独になっている部分がある。テレビも家族で見る時代は終わった。人の目を気にしてなかなか見られなかったものも、今は女性の裸を見ようと思えばネットでそれが叶う。それが小遣い稼ぎになるのであれば、携帯だけでも”商売”は成り立つ。平面のモニタという二次元の世界でのやりとりが主流になり、三次元の人との立体的な関わりが薄くなった。
もちろん便利な部分も多く、インフラとして生活の一部になっているIT生活。しかし、「やめなさい」とストップをかけてくれる人の存在もが二次元の中にしか存在しなくなってきた。想像する力があれば自浄作用が働くだろう。しかしそれが貧困な者は犯罪に手を染めることになる。
二次元の世界では犯罪が開き直っている。そうした開き直りに毅然とする姿勢が重要であり、それよりも大切なのは、未成熟な子どもが犯罪に巻き込まれている事実と危険性を常に考える”人”でいることだ。それができなければ、人間は知能指数が高い高等動物だと自認しているだけの、ただのロボットに過ぎない。
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★ 子どもの携帯所持を規制 全国初、石川で条例成立(読売新聞・09/6/30)
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