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ケータイが折れたら

 埼玉県警所沢署は、入間市内のタイル工の男(28)を公務執行妨害と器物損壊の現行犯で逮捕した。同署によると男は、所沢市内で交通事故を起こした。現場に駆けつけた男性巡査部長(29)は、男から酒の臭いがしたため、携帯電話で署に連絡をしたところ、男が「なに携帯使っているんだ」と怒鳴って巡査部長の腕をつかみ、携帯電話を折って壊した。
 
 携帯電話を折ったことはないが、酔って折った人を見たことがある。女性の友人とカウンター席の店で飲んでいたところ、友人の隣に座っていた40歳前後の男性会社員が仕事の愚痴を言い放っていた。罵詈雑言の嵐。そして私の友人に「聞いてくださいよ」と絡む。友人は上手く交わしていたが、彼女に指一本でも触れたら戦闘モードに入ろう、そう思っていた。
 
 しかしこの男性、そのあたりの理性は忘れていないのか、彼女には触れそうで触れない。あ、触れる。いや、触れない。今度は触れそうだ、やっぱり触れない。なかなか触れないなぁ。
 
 男性の先輩とおぼしい人が「よしなよ、若い人が飲んでいるんだから」となだめるけれど、彼の仕事に対する文句は止まらない。相当嫌なことがあったようだ。すると男性は「オレはこの携帯を折る!」と宣言すると、本当に折ってしまった。その携帯はバキッっと火花を散らし、1回で壊れた。「ごめんなさいね」。男性とその先輩はそういって帰って行った。 
 
 あの携帯、もったいない。ところで、折りたたみ携帯を2つに割った場合、修復可能なのだろうか。
 
 NTTドコモのページによると、「破損による故障修理は、保証期間内であっても有料となります」とのことだった。さらに落下させてしまった場合など、「外見上は破損がない場合でも、内部が損傷して修理が出来ない場合があります」ということだ。自然の故障でない限り、使い方の荒い人は保証サービスを利用するといいのだろうが、そもそも携帯は手のひらに収まる精密機器であることを忘れてはならない。
 
 これから梅雨に入り暑くなる。ほとんどのケータイは日常生活用防水が施されて「いない」。水濡れ・汗による故障も多いようなので、気になる方は防水加工のしてある携帯電話を買うべきだろう。
 
 
 ☆ ご苦労さん。 ええもんができたな。さあ、今日からこの商品が売れなくなるような新商品をすぐに作ってや。(松下幸之助)
 
 
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★ 携帯電話の故障を防ぐために (NTTドコモ)
★ 故障を未然に防ぐために (SoftBank)
★ auケータイが故障した場合 (auお客様サポート)
★ 有償修理について 参考価格 (イー・モバイル)
★ 故障かな?と思ったら (WILLCOM)
 
 

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季節のいろ

 昨日の夕方、雨上がりに勢いよく陽が差してきた。ゴールデンウィーク後半は天気が崩れたが、その雲のカーテンは勢いよく開いて、白と黄の妖美であった。
 
 各地では虹の撮影に成功したようで、いくつかの新聞社のサイトに写真が掲載されている。虹といえば、いつの間にか七色であると教え込まれたが、この色の数は国や地域によって違うようである。日本では、赤・橙・黄・緑・青・藍・紫で七色だが、アメリカでは「藍(indigo)」がなくて六色である。
 
 季節は寒色系の色から暖色系の色に移り変わろうとしている。今は緑の季節だが、間もなく梅雨がやってくる。空を映した雨のしずくと、それを受けるあじさいの花は、青・藍・紫。
 
 雨季が過ぎれば、緑。そして、黄と橙の光りが街に乱反射して、人々は赤になるのだろう。晴れやかな気候が続けばいいと思うけれども、自然というのはどうも、言うことを聞いてくれない。そうであれば、偶然の虹に出会うことを期待するよりも、自らが自然と接する目が必要なのだ。これから雨上がりのたびに、虹が見えると期待しよう。
 
 
☆ 虹が見たいなら、雨を我慢しなくちゃね(ドリー・バートン)
 
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★ 東京の空に二重の架け橋、15分でかなたに姿消す(読売新聞・09/5/8)
★ 東京の空に七色のアーチ(時事通信・09/5/8)
 
 

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横須賀海保基地に「たからのちず」漂着

 神奈川県の横須賀海上保安部に、「たからのちず」がペットボトルに入れられているのが見つかり、同保安部が差出人を捜している。地図には「こたつ」「テレビ」「なつベッド」「ゆうたへや」など、部屋の間取りが描かれており、同本部では「3人兄弟」ではないかと見ている。部屋に散らばった3つのドクロマークは「たからのしるし」という。
 
 同保安部は「職員がほのぼのと和むことができた」として「差出人が見つかったら、ささやかなお礼をしたい」としている。(問い合わせ先:横須賀海上保安部・046-861-8366)
 
 かつてこのブログでも似たような事案を取り上げた。1つは福井県内の小学生が「この手紙を見た人はお友達になって!」とワインボトルに入れた手紙が700キロ以上離れた秋田県の海岸に漂着した話。もう1つは、下関から海流調査用として流されたビンが青森県で発見されたというもので、漂着するまで実に29年の歳月が経っていたというもの。
 
 メールが普及して、あまりに早く伝達できるようになった便利な時代である。しかしそのメールも送信先を間違えたりすると、情報の漏洩などの問題がはらんでおり、「送信ボタン」をクリックするには要注意である。手紙というのは、出す相手のことを思って時間をかけているものであり、それが分かるから受け取る方も嬉しいものである。そして、簡単に捨てようと思わないのも紙の手紙である。
 
 宝の地図とは存在しないようなものかもしれないが、かくれんぼが楽しかったように、「あるかもしれない」という期待と冒険心に満ちた時間というのは楽しいものだ。危険な任務も多い海上保安部。海上での行方不明者の捜索は宝探しよりも緊張を強いられることだろう。ゆえに、今回のボトルレターは海保の職員を和ませたに違いない。それにしても「たからのしるし」には何が隠されているのだろう。
 
 
☆ 港に停泊している船は安全である。しかし、船は港に停泊するために造られたわけではない(グレース・ホッパー)
 
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★ ペットボトルに「たからにちず」 横須賀海保基地に漂着(朝日新聞・09/5/8)
★ ボトルレター、700キロの旅(本ブログ・06/12/15)
★ 29年前のビンが漂着 青森(本ブログ・08/1/30)
 
 

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省エネ 緑のカーテン

 東京・板橋区内の小学校で「緑のカーテン運動」が実践されているとNHKで報じられていた。緑のカーテンとは、ゴーヤやアサガオのようにツル状に伸びる植物を窓際で育て、カーテン代わりにして夏季に涼しく過ごすことができる、そんな運動である。昨今のガーデニングブームで都内でも緑が少しずつ増えている気もするが、地球温暖化はそれを上回る勢いである。
 
 小学校のときに自宅の窓際にアサガオを育てた。ちょうど今くらいの時期に種をまくと、夏季にはツルがどんどん伸びて、花を咲かせるのである。当時は地球環境云々とは思わなかったが、これなら楽しみながら温暖化対策に貢献できる。そしてなんといっても安価で手軽だ。
 
 緑のカーテンであれば、クーラーも不要になるであろうし、緑からこぼれる風というのは涼しげな感じがして気分がいい。風情を大切にする日本人ならではのアイディアが復活したものともいえる。風鈴の音は暑い気持ちを落ち着かせてくれるし、すだれも窓の外に斜めにかけるだけで、部屋の温度は快適になるのだという。植物を使う利点は、日にさらされても熱を保つ事がないということだ。
 ツルをはわせた建物を見かけることがあるが、あれもそうした趣旨と同時に観賞用にも成りうることから一石二鳥である。最近テレビで見かけた緑のカーテンは、警視庁原宿警察署である。今年の3月に新庁舎に移転した同署であるが、何らかの事件のときの映像で同署の外観を見たとき、窓にプランターで植物が植えられていた。行政が積極的にこういう事をやると、市民への後押しになることであろう。
 
 緑のカーテンはそうした部屋の中にいる人を涼しげにしてくれるのみならず、温暖化対策にもなるという点でその意義は大きい。ところで冒頭の番組で小学生が「これで今年の夏は教室のクーラーを付けなくて済む」と言っていた。今の小学校はクーラーがあるのか。私の時代は扇風機すらなくて、下敷きをうちわ代わりにして使っていた。もちろん、昔は今ほど異常な暑さではなかったが。
 
 
 
★ 緑のカーテンコミュニティサイト 
 
 

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逆転する一方通行道路の思い出 東京・阿佐ヶ谷

 
 東京・杉並区阿佐谷北には松山通り商店街というところがある。ここは旧中杉通りとも呼ばれ、以前は練馬区・西武池袋線中村橋駅周辺、中野区上鷺宮、鷺宮、白鷺、そして杉並区阿佐谷北を結ぶ主要道路であった。道幅の狭い商店街なのだが、かつては路線バスのルートでもあり、JR中央・総武線阿佐ヶ谷駅に行くための要の道路であった。この商店街は午前0時になると阿佐ヶ谷駅・上り方面への一方通行、午後0時になるとそれが逆転する。
 
 この商店街の人の目は厳しく、うっかり逆走している車があると、運転手をにらみつけて逆走していることを暗に非難していることもよくあった。そんなある日にパトカーが緊急走行でもないのに逆走していた。にらみつける通行人。しかし当の警察官はそんな”異変”に気付きながらも状況が飲み込めていない感じでオロオロしていた。標識を見れば一方通行が逆転することが分かるものを、本職である所轄の警察官が間違えるとは何とも情けない。
 
 
 新潟県警新潟東署は、一方通行を逆走したとして、同署の男性警察官を道路交通法違反(通行禁止)の疑いで反則切符を切った。新潟市東区の一方通行を約100メートル逆走、通行人が目撃して110番した。切符を切られた同署員は「うっかりしていて、全く標識に気付かなかった」と話している。
 
 
 先日、冒頭の松山通り商店街に行く機会があった。長く住んでいた街なので懐かしい。しかし少しばかり寂しい光景を目にした。かつては商店ばかりで栄えていたここも、一部がマンションやアパートになってしまった。更地も目にする。商店街が商店街でなくなっているのだ。昭和57年頃に並行して位置する中杉通りが完成したこともあって、主要道路ではなく生活道路となった松山通り商店街。そして、時間になると逆転する一方通行は、終日下り方面への一方通行となっていた。
 
 JR阿佐ヶ谷駅を中心に南北に延びる中杉通り。ここは大好きである。けやき並木が美しいから歩きたくなるし、小さなお店ができて道に花を添える。そして道が一番活気づくのは、そこに人が通るときである。松山通り商店街が中杉通りに負けそうな感じがして少々寂しく感じた。
 
 
☆ 隣人よりもよい書物を著したり、よりよい説教をしたり、より上手にねずみ取りを作ったりすることができれば、森の中に家を建てようとも世間がその戸口まで人の通う道を作るだろう(Ralph waldo Emerson)
 
※ JRの駅表記は「阿佐ヶ谷」であるが、住所表記は「阿佐谷北」「阿佐谷南」です。
 

 
 
★ うっかり?パトカーが逆走で反則切符 新潟県警(産経新聞・09/5/2)
 
 
 

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忌野清志郎さん、死去 がん性リンパ管症 58歳

 「信じられない、そんなことが」。05年に歌手の本田美奈子さんが亡くなったとき、早稲田大学の学園祭に出演した後の忌野清志郎さんの言葉である。その忌野清志郎さんが、2日午前0時51分、がん性リンパ管症のために亡くなった。58歳という若さだった。
 
 18年7月に喉頭ガンを公表、その後治療を経て、翌19年12月には日本武道館で活動を再開したが、20年7月にはがんが左腸骨に転移していたことが分かり、予定されていた公園が全て中止となった。その後は放射線治療などを受けていたという。
 
 東京生まれの忌野さんは、1968年に中学校の同級生らと、忌野さんがリーダーのバンド「RCサクセション」を結成した。バンドのネーミングについて、当時の歌番組「ザ・ベストテン」では「ある日作成しよう、ということになったから」とコメント。82年には、坂本龍一さんとコンビを組んで「い・け・な・いルージュマジック」がヒット。化粧品のCMにも使われた。「反原発」などのメッセージ性の強い曲を発表、発売が禁止になったこともある。
 
 忌野さんの死との関係の有無は分からないが、現在、iTunes Music Storeの検索機能が混雑している。
 
・細野晴臣さん「亡くなるなんて信じられない。早すぎる。お見舞いに行こうと思っていたところだったのに。本当に残念だ。なんて言ったらいいのか分からない」。
 
・ビートたけしさん「がんもロックンロールだって言っていた」「(たけしの)デビューのころにRCサクセションに火が付いてきた。ぐっと上がっていくときに、よく一緒にやった。前座を漫才でやったこともある。おいらがやっても相手にされなかった」。
 
・泉谷しげるさん「おれとしては忌野清志郎が亡くなった事は受け入れません!彼はオレの青春そのものだったし、年下なのに師として仰いできたしこれからもだ。忌野さんには一生勝てないし、勝つ気もない。若いころから希有な天才性を発揮してたしずいぶん真似させてもらったよ。まだ恩返しもしてないのに彼が勝手に逝くはずもない。だから冥福を祈らないし、告別もしない。オレだけは絶対に忌野清志郎の死は認めないから」。
 
 個人的には、忌野さんが覆面バンド「タイマーズ」として活躍していたときの曲で、モンキーズのカバー曲「デイドリーム・ビリーバー」は大好きな曲の1つだった。カバー曲を出す歌手は多くいるが、独特の絞り出すような声はまさに希有な存在で真似ができない。派手なメイクや服装で近寄りがたい存在ではなく、近寄ってみたくなるそんな存在であった。58歳だなんて、本当に残念で信じられない。なんだか頭がずっとボーッとしている。こんなこと、ひどいな。
 
 忌野清志郎さんのご冥福を心よりお祈りいたします。
 
 
★ 闘病中のロック歌手、忌野清志郎さん死去(産経新聞・09/5/2)
★ 忌野清志郎さん死去 悼む声次々(朝日新聞・09/5/3)
★ 地味変(忌野清志郎公式ページ)
★ 忌野清志郎 ユニバーサルミュージックによるページ
 
 

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刑務所で育てられる盲導犬

 自宅最寄り駅近くの繁華街に行列の出来る精肉店がある。客の目当てはコロッケで、連日夕方ともなれば長蛇の列になっている。某日そこを通る時、前に盲導犬のゴールデンレトリバーを連れているサングラスをかけた男性がいた。レトリバーは精肉店の方に顔をやると止まってしまった。事態を察知した男性は、「こら!」と言って叱るとレトリバーはまた前進を始めた。雑踏の中を人の”目”となって歩くのは大変だろうと思う。
 
 盲導犬を育成するには犬の適性を考慮し、訓練にも時間がかかる。需要と供給のバランスは等しくないのが現状だ。そんな中、刑務所で盲導犬を育成するプログラムが始まっている。そこは日本で初めての半官半民の刑務所である「島根あさひ社会復帰促進センター」だ。ここは比較的刑期の短い受刑者が入所し、犯罪を繰り返す者(累犯者)や暴力団関係者はいない。
 
 生後2ヶ月の盲導犬候補であるレトリバー3頭を、受刑者が独房で寝食を共にしながら育てる。夕食後の自由時間を使い、毛繕いや耳の掃除をしたり、ボールを使って子犬とふれあう。子犬は週末になると、パピーウォーカーと呼ばれるボランティア家庭に預けられる。独房の様子を報道陣に公開された受刑者は「週末はゆっくり眠れるという安心が2割、寂しさが8割です」という。
 
 以前、これと似たようなプログラムがヨーロッパの刑務所で導入された。育てるのは犬ではなく、「たまごっち」である。たまごっちはペットを育てるゲームであり、日本では90年代と2000年代にブームとなった。フンをしたら片付けなくてはいけないし、定期的にえさをやらないと”ペット”は死んでしまう。そのとき取材に応じていた受刑者の1人は「これが僕を必要としているんだ」と話し、何かに必要とされる存在を実感していた。
 
 島根の同センターでは、受刑者に対して子犬がしっぽを振って遊んで欲しい、トイレに連れて欲しいと訴えてくる。言葉が通じないので、思いやりがなければ子犬を困らせることになる。常に想像力を働かせなくてはならない。愛情の根本は想像力だ。
 
 犯罪には1つの共通点があると思う。それは「奪ってしまう」ということだ。窃盗、強盗、横領、詐欺など財産を奪う罪はもちろん、暴行や傷害は他人の平穏な日々を奪い、レイプや死体遺棄・損壊は人間の尊厳を奪い、そして殺人は人生を奪う。
 
 世の中はギヴ&テイクで成り立っている。このバランスを欠いてしまうと人として生きてゆくのに狂いが生じることになる。今まで何かしらを奪ってしまった受刑者にとって、次は必ず与える番なのである。それを無口な子犬が教えてくれるに違いない。
 
  
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★ 受刑者育てる盲導犬、独房での触れ合い公開 島根(朝日新聞・09/4/29)
★ 財団法人日本盲導犬協会
★ タレント犬、警察犬 人に仕える犬たち(言葉のリサイクル・09/4/16) 
 
 

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米軍横田基地到着の乳児 インフルA型陽性反応

 在日米国大使館からの連絡によると、米軍横田基地(東京)に米国から到着した生後4ヶ月の乳児が新型インフルエンザに感染した疑いがあると外務省は発表した。
 到着した航空機の乗客に簡易検査を行ったところ、この乳児からA型インフルエンザの陽性反応が出た。乳児と母親は飛行場内の医療施設で隔離された状態で治療を受けており、母子の近くに乗っていた13人の乗客も隔離して検査をする。
 
 また厚労省は、新型インフルエンザに感染の疑いがあった横浜市内の男子高校生(17)について、感染していないと発表した。
 
 この横浜市の対応について桝添厚労相は「感染情報確認作業中に電話が通じなくなった。横浜市の危機管理意識を疑う」と発言したことに対して横浜の中田市長は「大臣の方も落ち着かれた方がいい。テレビに感染を伝えるテロップが出たことで電話が殺到、電話が通じなくなった」としている。さらに、松沢成文・神奈川県知事も「最終の検査結果が出ていないのに、一方的に騒ぎ、パニックになった」と厚労相を厳しく批判した。
 
 「落ち着いて行動を」と呼びかけている日本政府だが、特に日本で混乱が起きているとは思えない。ただ、アメリカでは128人の感染が疑われていることもあり拡大している。そしてこのウイルスが突然変異を起こす可能性がある。新型ウイルスが蔓延した時の対処法をイメージしておいたほうがよいだろう。
 
 心臓疾患、呼吸器系疾患などを患っているかた、年配のかたや小さな子どもなども感染してから悪化する場合がある。現時点で致死率は0.1%~1%と予測されている。
 
 厚労省と神奈川県のように口論しているだけの段階であればいいが、実際に感染者が出た時に国や自治体が混乱すると国民が困る。北朝鮮がミサイルを発射した時の”第一報”が誤報であったこともあり、早急に知らせるべき情報を精査し、正確に国民に伝えて欲しいものだ。
 
※のちに日本政府は、この乳児が新型インフルエンザではなく、ソ連A型であることを伝えました。(09/5/3)
 
★ 新型インフル 特集:読売新聞
 
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