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法相「友人の友人がアル・カイーダ」

 
 鳩山法相というのは、どうも立場をわきまえないで発言するくせがあるようだ。日本外国特派員協会での記者会見で「友人の友人がアル・カイーダだ」などと発言した。これでは法相自身が何らかの形で、テロ組織と繋がりがあるのでは、そういう不信感を抱かれても仕方ない。それも外国特派員協会での発言だ。
 
 法相いわく、「見聞きしたことを申し上げただけ」としているが、何でも言えばいいというものではない。大臣の発言というものは社会を右に左に動かすことにもなりかねないのである。軽率だといわれても仕方がないだろう。実際には「友人の話の真偽の程は分からない」としているが、いらない失言が多すぎる。
 
 日本は国際テロ組織のターゲットにはなりにくい。それは島国であるし、外国人が不審な行動をとっていれば分かりやすい点も挙げられる。警察官の友人いわく、「むしろ、テロ組織よりも不良外国人の対処が重要」とし、「鎖国したほうがいい」とまで言い放った。それは極論にしても、不良外国人の刑法犯は年々増加している。明らかに法を犯す目的で来日しているものもいれば、真面目に生活するつもりが犯罪に手を染めてしまった者もいる。
 
 後者の場合、住んでいる自治体の外国人へのサポートが重要となる。孤立させないで、地域と共生を目指すことは、真の国際化にとって重要なことである。しかし、国際的な場面での法相の発言は何とも情けない。本当にアル・カイーダとの接点があるのであれば、のんきにしている場合ではないだろう。
 
 
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★ 鳩山法相のアル・カーイダ発言に批判相次ぐ(読売新聞・07/10/31)
 
 

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捨て犬ネコ天国 四国汚名返上へ

 以前「崖っぷち犬」が話題になったのは徳島県であった。その徳島では平成17年度に2754匹の犬が捕獲された。捨て犬としてである。東京で捕獲される犬よりその数字は多かった。
 
 「動物たちのレクイエム」という本がある。収容所のオリに入れられた犬猫たちは、その運命を知っているかのような眼差しだ。悲痛な叫び声を上げている写真から、我々は感じ取らなくてはならないことがたくさんある。
 
 一度は愛されたかも知れない命。この世に生を授かった小さい命。人間よりも先に逝くその短い歴史を最後まで見届けなくてはならない。以前、ゴミの不法投棄がされているところに取材に行ったテレビカメラが写したものは、白い子犬5匹だった。段ボールに入れられていた。人通りなどない林の中。
 
 ペットブームは命と対峙する良い機会になる反面、いい加減な飼い方をする飼い主をも生み出す。そして計画的に繁殖されずに量産される小さい命たち。売れ残ってしまった小さい命を思うと心が痛む。犬やネコが何をしたかといえば、人間の醜い部分を露呈させたこと。
 
 
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★ 捨て犬猫だらけの四国 汚名返上に動き出す(産経新聞・07/10/30)
★ 動物たちのレクイエム
 
 

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Back to the 30’s

 毎日新聞社のサイトを見て驚いた。30年代の写真が並んでいるのだが、その中に「国会議事堂と洗濯干し」というタイトルが付いた写真がある。文字通り国会議事堂前で洗濯物が干されているのである。今では到底考えられない光景だが、当時は近くに人が住んでいたのだろう。
 
 今では見ることの出来ないバラックが並んだ写真。無くなってしまった都電が走っている日本橋付近。日比谷公園上空から見た皇居外苑と丸の内ビジネス街、欧州風の建物が並びなかなか情緒がある。超満員のビアホールの写真はカラーであり、ネオンがきれいだ。
 
 当時から密集した東京の街並みだが、現在のような高層建築物が少ないこともあり空が広い。「都市化が進む東京都下北多摩郡」はカラー写真。キャベツ畑の遠くに建築中の平屋建てが見える。この年代の生まれではないが、東京は畑が多かった。都区内西部で育ったこともあり多くの畑を見て育った。信じられないことに牛舎も近くにあった。
 
 ふと、踏み入れたことのない30年代に行ってみたくなった。温暖化は考えなくても済むであろうし、メンタルヘルスで悩む人もきっと少ない。カラスは夕方にしか現れず、子供は安心して遅くまで屋外で遊ぶ。交通戦争があるかもしれないが、空気清浄器が必要なほどではないだろう。
 
 決して懐古主義ではない。都会に長く住んでいると忙しい流れに乗るのも楽しいものだ。その一方で時の流れがゆっくりしていて秒針に急かされることのない空気にも憧れる。昭和30年代の写真たちが色あせて見えなかったのは気のせいだろうか。
 
 
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★ 昭和:30年代中心にブーム 火付け役の映画続編も公開(毎日新聞)
 
 

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退化した”ケータイ世代”

 先日、10年前に受信したメールのバックアップが見つかった。昔は意外な人とやりとりをしていたものだと再認識。そして当時のメールというのはどれも長文であった。これは当時の通信事情によるもの。今のようにブロードバンドではなかったので、メールを送るとなると気合いを入れて書いたものだった。
 
 大学に身を置いていると若い世代からメールをもらう。ある日「なんでメール返信してくれないんだよう」と嘆いたところ、「だってNonoさんのメールは長いから」と返ってきたことは衝撃的だった。メールはある程度長い方が喜んでくれるものと思っていたので、絵文字顔文字を駆使して一生懸命作ったものなのに、否定されてしまった。
 
 考えてみると、携帯やPCに来るメールは短文化が進んでいる。せっかく文字数が数千も送受信できるのに、ショートメッセージ並みのメールが多い。いや、ポケベル並みといってもいいかもしれない。
 
 当たり前だが携帯電話というのは電話だ。この電話を使いたがらない人もかなりいる。仕事上ではフル活用するが、そうでないと”ショートメッセージ”が届く。はっきりいってショートメッセージに返信するのは面倒だ。電話のほうが速い。
 
 以前住んでいた所の近くは女子寮があり、夜ともなると公衆電話に長蛇の列ができ、彼氏や友達と話すことを目一杯楽しんでいたように見えた。最近の電話は高機能の一途をたどっているのに、電話を使いこなせない若者が多くなっているような気がする。
 
 くだんの若い世代は「電話で話すのは苦手」とも言っていた。ネットやメールで繋がっているような錯覚に陥ってはいないだろうか。コミュニケーションの基本は話すこと。友人との繋がりがあるようで、孤独な若者が多い気がする。
 
 
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初音ミクがブレイク DTMブーム再燃か

 「初音ミク」というソフトが飛ぶように売れている。これは音声合成ソフトであるが、16歳の女の子、身長158cm、体重42kgという設定がなされている。音声合成というと、ボコーダーのような、ロボットのような機械的な声が当たり前であった。この「初音ミク」は実際の声優の声をデータとして採用しており、かなり本格的な声が再現されている。
 
 驚くのは、この手のDTM(Desk Top Music)のシーケンスソフト(作曲ソフト)は年間1000本も売れれば大ヒットとされているのに、初音ミクは発売からすでに15000本を突破している。昔DTMをしていた人も久しぶりに心が熱くなった商品かも知れない。
 
 DTMで代表的なソフトがいくつかある。Digital Performer、CUBASE、Logic、シンガーソングライター、Garage Bandなどだ。以前はこれらのソフトを使い、PCにシンセサイザーなどをつなぎ、自動演奏させた。しかし今では、シンセなどの楽器・音源が無くても、初音ミクのような「ソフトウエア音源」を使えばPC一台で作曲が可能だ。
 
 プロ並みの作品も作ることは可能である。値段の高いソフトは高機能ゆえに専門知識も必要となるが、ちょっと作曲がしてみたいと思われたら安価なソフトで挑戦するのもいいだろう。歌ってくれる人が探せない場合は、初音ミクに頼ればいいというわけだ。
  
 
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★ 初音ミク(クリプトンHP=デモが聴けます)
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薬害肝炎・全員調査へ

 桝添厚労相は、C型肝炎の原因となる血液製剤フィブリノゲンを投与されたおよそ28万人全員について追跡調査をし、検査や治療を呼びかける方針を明らかにした。薬害C型肝炎訴訟については、年内の和解に向けた決意を強く示した。
 
 この件では、血液製剤による感染患者のイニシャルを示す文書が厚労省倉庫内で見つかり、それまで感染者は分からない、としてきた厚労省の隠蔽部分が露呈された形になった。感染者は約1万人とみられており、早急に対処しないと病状が悪化する。
 
 国と製薬会社が連携して早期和解を目指し、患者救済策を検討すべきであろう。冒頭の桝添大臣の答弁は、民主党の菅直人氏の質問に答えたものである。しかし管さんも追求するばかりでなく、有益な政策を党として出すべきである。菅さんとて以前は厚生大臣だったのだから。
 
 
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★ 薬害肝炎、全員調査へ 厚労相が治療負担の方針(朝日新聞・07/10/25)
 
 

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死刑執行までの期間 法改正は必要?

 死刑執行に携わる刑務官は複数人いる。執行間際には死刑囚が暴れることも多いという。それを押さえながら頭に袋をかぶせ、首に縄をかける。するとほどなく、死刑囚が立っている床が開き吊り下がる仕組みになっている。
 
 床を開ける”執行ボタン”を押す刑務官は数人。誰が押したか分からないようになっているという。この”執行手当”は1回につき1人3万円だそうで、多くの刑務官はその日のうちに飲んで使ってしまうのだとか。
 
 鳩山邦夫法相は、死刑判決確定から執行命令までの期間が6ヶ月以内となっていることに、「半年という規定が実態に合わずあまりに短かすぎるなら、若干伸ばすという方法もあるかもしれない」と、法改正の可能性を述べた。
 
 少々おかしいと思う。平成に入ってから死刑は「法相の個人的思想」などで激減した。裁判所が判決で死刑を出しているのである。それを粛々と死刑執行署に署名しないというのは、法の最高責任者の怠慢だ。判決から執行命令までの期間が6ヶ月となっているのは、冤罪などが判明したときの最後の救出手段が残されているからだ。それだけ法相の死刑執行署名というのは重みがある。
 
 個人の思想など介入してはならない。精査された判決を、法の最高責任者が個人的な理由で死刑を先延ばしにしてはならないのだ。死刑囚は最期の時まで通常の日常を塀の中で過ごす。風呂にも入り、日記をつけ、執行前には朝食もとる。人間の尊厳を大切にするからこそ、当たり前の日常を送らせる。法相が執行命令に署名しないというのは、そういった人間の尊厳を軽視してはいないだろうか。100人近い死刑囚が塀の中でその時を待っている。
 
 
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★ 死刑執行までの期間 法改正も 鳩山法相(産経新聞・07/10/24)
 
 

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偽装会社は食材に感謝を

 白い恋人には裏切られ、赤福は真っ赤なウソだった。秋田ではシラケ鳥が飛んでいる ーー
 
 雪印や不二家の時、襟を正した国内メーカーはどれほどいるだろうか。鹿児島に本社を置く「山形屋」では、宮崎県産の「鶏」を「地鶏」と不当表示して販売していたことが新たに分かった。もう出てこないと思っていたが、次々に発覚する偽造国産ブランド。国内産ならば安心というのは神話だったか。
 
 秋田県大館市の「比内鶏」社長が問題発覚後初めて記者会見をした。問題発覚後に「山中をさまよっていた」という社長。社長職を辞する気持ちは現時点ではないという。だがそれでは企業責任として社長職に留まるのはおかしな話だ。廃鶏(はいけい)と呼ばれる雌鶏を仕入れ、安く「地鶏」として売っていた。また、くん製などの賞味期限の改ざんは20年以上前から行われていた。
 
 比内鶏は旧比内町(現・大館市)の特産として有名だ。私自身、大館市で生まれたこともあり、秋田の特産であるきりたんぽの中に”比内鶏”を入れて振る舞われたこともある。あの地元ならではの味ももしかするとウソだったのか、そう思うと非常に切ない。
 
 我々が口にする調味料も含めた食材は、塩を除いては生命体か、その死骸である。食べられる運命にある生命体に対し、食材に対して失礼な愚行が続く。
 
 
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★ 山形屋HPで「地鶏」と不当表示(日刊スポーツ・07/10/24)
★ 「比内鶏」社長が初めて記者会見、自らの指示で偽装認める(読売新聞・07/10/24)
 

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