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顧問の女子生徒を30回殴った教師

 「好きな男性がいる」と女子生徒に打ち明けられた男性教諭が立腹し、この女子生徒を30回以上も殴ったとして、鹿児島県警に傷害容疑で逮捕された。
 
 年の差があっても、好きになってしまうことは自然なことではあるが、やはり先生というのはそういうことをおおっぴらにしてはいけない職業である。放課後という、時間的に閉鎖されたところで、この男性教諭が女子生徒をそういう目で見ていただけなのかと思うと何とも切ない。
 
 友人は学生時代に分からないところを先生に聞きに行った。その先生は熱心で、昼休み返上で友人のために時間を割いてくれたという。先生とは本来、そういう「教えること」ではなく「教える姿勢」のプロである。
 
 先生は学校と名の付く建物の中では、少なくともこのプロでいてほしい。鹿児島の事件では、殴られた女子生徒から尊敬していた大人が一人いなくなってしまったことが残念である。
 
 
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★ 「好きな人いる」にカッ、教師が高3女子30数回殴る (読売新聞・05/10/7)
 
 

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先生

 30代に入ってから多くの「先生」と接することになるとは思わなかった。
 
 まず、大学入学したので当然最初の先生に会うはずだったが、大学の最初の授業の直前に病気の宣告をされ、先日エントリした心療内科の先生が最初の「先生」となった。
 
 大学ではそれまで自分が考えていた事が覆され、知識の浅はかさを知らされることとなり、先生ってのはすごいな、と考えたものである。
 
 習い事では二人の先生に出会い、大学とは違った専門的なイメージというものを教えられた。専門知識に長けている先生というのは、何を質問しても明快な答えが返ってきて、かつ納得できてしまうから不思議である。それは単に専門分野を学んだ先生だから、というだけではなく、「一本筋が通っている」ことが分かるからこちらも素直に納得ができるのである。
 
 それにしてもここに来て、いい先生ばかりに巡り逢うことができたのは幸運である。いい先生に出会ったら、あとは愚直なまでに純粋な生徒でいなければいけない。先生に限ったことではないが、いい人に出会ったのに「いい人だ」と気がつかなかったとしたら、それは大変愚かなことである。
 
 先生からの「ダメ出し」はまだまだ続く。
 
 
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命はそんなに軽いものなのか

 
 ここのところ毎日、人が死んでいる。自然死ではなく、人の手で命を奪われている。 
 
 大阪府寝屋川市の小学校でなんの落ち度もない男性教師が刺殺された。
 
 小学校に侵入した加害者は少年。当時の担任に恨みがあったという。
 
 しかし、小学校卒業から5年近く経っているのに何故今その恨みを晴らさなくてはいけないのか。
 
 第一、なぜ包丁が必要なのか。
 
 殺人という行為は人の魂を抜き取ってしまう行為だ。そして今回のことでいえば、被害者の家族、友人、知人、そして卒業後も被害者を慕っていた教え子の魂すら奪ってしまったのだ。
 
 恐ろしいのは、加害少年も人としての魂がなくなっていたということである。
 
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桜中学が消える

 
 金八先生でおなじみの、「桜中学」こと、東京都足立区立第二中学校が、今年の3月で姿を消すことになった。
 
 理由は少子化による隣接校との統廃合だ。同区立第十六中学校との合併。
 
 新しい中学校は両校とも別の敷地に完成する。
 
 新校設立に当たって、両中学の生徒に中学名を募った。「桜中学」が多かったという。その希望も考慮され、「千寿桜堤中学校」になるそうだ。
 
 金八先生の産みの親、脚本家の小山内美江子氏の「荒川の土手の近くの学校を使いたい。」という意向に沿って第二中学が選ばれたのは昭和五十四年。
 
 あれから二十五年間に金八先生はさまざまな問題に取り組んで来た。しかし、きんぱっつあんでもお手上げの問題に直面してしまった。
 
 金八先生は現場主義。子ども達とのふれあいを重視してきた。その子ども達がいなくなってきているのは何とも寂しいかぎりだ。
 
 
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