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省エネ 緑のカーテン

 東京・板橋区内の小学校で「緑のカーテン運動」が実践されているとNHKで報じられていた。緑のカーテンとは、ゴーヤやアサガオのようにツル状に伸びる植物を窓際で育て、カーテン代わりにして夏季に涼しく過ごすことができる、そんな運動である。昨今のガーデニングブームで都内でも緑が少しずつ増えている気もするが、地球温暖化はそれを上回る勢いである。
 
 小学校のときに自宅の窓際にアサガオを育てた。ちょうど今くらいの時期に種をまくと、夏季にはツルがどんどん伸びて、花を咲かせるのである。当時は地球環境云々とは思わなかったが、これなら楽しみながら温暖化対策に貢献できる。そしてなんといっても安価で手軽だ。
 
 緑のカーテンであれば、クーラーも不要になるであろうし、緑からこぼれる風というのは涼しげな感じがして気分がいい。風情を大切にする日本人ならではのアイディアが復活したものともいえる。風鈴の音は暑い気持ちを落ち着かせてくれるし、すだれも窓の外に斜めにかけるだけで、部屋の温度は快適になるのだという。植物を使う利点は、日にさらされても熱を保つ事がないということだ。
 ツルをはわせた建物を見かけることがあるが、あれもそうした趣旨と同時に観賞用にも成りうることから一石二鳥である。最近テレビで見かけた緑のカーテンは、警視庁原宿警察署である。今年の3月に新庁舎に移転した同署であるが、何らかの事件のときの映像で同署の外観を見たとき、窓にプランターで植物が植えられていた。行政が積極的にこういう事をやると、市民への後押しになることであろう。
 
 緑のカーテンはそうした部屋の中にいる人を涼しげにしてくれるのみならず、温暖化対策にもなるという点でその意義は大きい。ところで冒頭の番組で小学生が「これで今年の夏は教室のクーラーを付けなくて済む」と言っていた。今の小学校はクーラーがあるのか。私の時代は扇風機すらなくて、下敷きをうちわ代わりにして使っていた。もちろん、昔は今ほど異常な暑さではなかったが。
 
 
 
★ 緑のカーテンコミュニティサイト 
 
 

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豚丼と新型インフルエンザ

 04年の3月に留学でロサンゼルスに行っていた。行く前に期待したことは「食べ物」であった。ハンバーガーやホットドッグ、ポテトにコーラ、そんな食べ物が大好きだ。しかも量も多いというから楽しい留学生活が送れるに違いないと思っていた。
 
 行ってみると、3日後にはもう飽きた。コメが食べたくなったのだ。ハンバーガーや大量のポテト、ピザなんてうんざり。ご飯が食べたい。完全に日本食レストランやジャパニーズファーストフードに行くようになった。
 
 その時に行ったファーストフード店のメニューに「Beef Bowl(牛丼)」があった。その頃の日本では狂牛病問題で牛丼が街から姿を消していた時期である。ここぞとばかりに食べまくった。味は日本人好みと少し違うが肉が厚い。「アメリカ人が食べて平気なんだから、狂牛病なんて大丈夫」。そう思ってよく食べたメニューの1つだ。
 
 帰国すると牛丼の代わりに「豚丼」が登場していた。街の声は「牛丼が無くて寂しい」であったが、牛丼よりも安価な豚丼に好奇心をそそられて食べてみると十分美味い。それ以来、牛丼はほとんど食べることが無くなり、その手の店では豚丼ばかりである。
 
 牛丼パニックを予感させる事態に世界中が騒いでいる。豚インフルエンザはWHO(世界保健機構)により「フェイズ4(段階4)」に引き上げられた。メキシコから発症者が出始めた「新型インフルエンザ」、世界の国と地域で感染者が次々と報告されている。感染の疑いがある患者数が多いのはメキシコで2498人。奇妙なことに死者がメキシコ国内だけに集中しており、159人となっている。
 
 なぜメキシコだけ死者が出ているのかは専門家の間でも意見がまとまっていない。例えば首都メキシコシティーは高地にある盆地で以前から大気汚染の問題があり、ウイルスが蔓延しやすいという指摘もある。また、水不足や栄養不足、そして医療施設不足も指摘されているが憶測の域を出ていない。
 
 メキシコでは貧富の差が激しく、都市部から離れた村などでは十分な医療を受けられない人たちもいる。そのため感染者数はもっと多いのではないかと見られている。情報伝達も十分とは言えず、国民の間では「政府は隠し事をしている」と疑念を持つ人もいる。
 そんな中で、インドネシア豚が鳥インフルエンザ(H5N1型)を持っている可能性が高くなったことが神戸大学感染症センターの調査で判明した。このウイルスはアジアを中心に猛威をふるったもので、鳥から人へ感染し250人以上が死亡した。インドネシア豚体内でウイルスが変化し、人から人への感染能力を得ると、豚インフルエンザを上回る被害を及ぼす危険がある。
 
 国内感染はなんとしても阻止して欲しい。政府は「新型インフルエンザ対策本部(本部長:麻生首相)」を設置して水際での阻止を含めた包括的な対策に乗り出している。現在のところ、日本国内での感染者はいない。
 
 政府は「米国産豚肉は安全」という宣言を出した。石破農水大臣は「滅菌処理されて輸入される。肉の中心温度71度以上の加熱でウイルスは死滅する」としており、冷静な対応、特に「豚肉は危険である」といった風評被害を出さないようにしている。
 
 この早期発表は評価すべきであり、これで安心して豚丼を食べられる。それにしても死者がメキシコ国内のみであることが不可解である。インドネシア豚から鳥インフルが検出されたことも不気味である。そして、食べられることを前提に飼育されている豚さんたちにこっそり感謝しておく。
 
 
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★ インドネシア豚から鳥インフル、体内で変化「新型」の恐れ(読売新聞・09/4/29)
 
 

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小学生に大ブーム 国語辞書

 電子辞書の内容がまだ頼りなかったころ、紙の辞書を使っていた。頼りないというのは例えば、英和電子辞書で知らない単語を調べても、その意味が載っているだけ。動詞であれば、用法や文例が欲しいところであるが、そういった解説は皆無に等しかった。
 
 ところが最近の電子辞書はそうではない。文例や文法についても詳しく載っていて、紙の辞書に引けを取らない。それが国語辞書、漢和辞典、その他外国語の辞書などがまとめて片手で持ち運べる便利な時代になった。
 
 しかし何か物足りないところがある。それは他の言葉との偶然の”出会い”だ。電子辞書だと調べたい言葉を入力して、その隣近所の言葉を接することはほとんど無い。紙の辞書の場合はその一覧性が威力を発揮する。調べたい言葉を見つけると、その前後にある言葉や単語、隣のページの単語まで目が行ってしまい、かなり寄り道をしてしまうことがある。
  
 電子辞書でも百科事典並みにイラストや写真が入っている物もあるが、そこは大きな紙の辞書の方が見やすいことは間違いがない。少し大きめの英英辞書を使っているが、こちらも適度にカラーが施されており、ページをめくることで勉強をしたような気分にも浸れる利点がある。
 
 そのように勉強した気になるようなアイディアが生かされ、最近小学生の間で紙の国語辞書がブームになっているのだという。やりかたは単純で、調べた言葉に付箋を貼るというものだ。これをすることで引いた”履歴”が目に見えて分かるので、子どもたちも競争よろしくやる気が出るのだという。
 
 発案者は立命館小学校(京都市)の深谷圭助校長(43)。「この学習法は知的好奇心を身につけるのに役立つ。遊び感覚でやる気を引き出し、やればやるだけ自信にもつながる」「頑張った分だけ付箋が増え辞書はふくらむ。目に見える成果が出ると、子どもたちはますます引きたくなるものです」と言う。
 
 三省堂の宣伝広報部長、瀧本多加志さん(47)によると、辞書の売れ行きはこの10年で約半分に落ち込んだが、小学生向けの辞書に限っては販売部数が伸びているという。
  
 三省堂というと「新明解国語辞典」が有名だ。その表現の仕方が独特なのである。
 
 例えば、Macに入っている「大辞泉」で「恋愛」の項を引くと、
「特定の異性に特別の愛情を感じて恋い慕うこと。また、男女が互いにそのような感情を持つこと」
とある。
 
 電子辞書の「広辞苑」で引いてみると、
「男女が互いに相手をこいしたうこと。また、その感情」
とある。ほとんど同じである。
 
 そして「新明解国語辞典」だとこうなる。
「特定の異性に特別の愛情をいだいて、二人だけで一緒に居たい、出来るなら合体したいという気持ちを持ちながら、それが、常にはかなえられないで、ひどく心を苦しめる・(まれにかなえられて歓喜する)状態」
となっている。
 
 国語辞典というと、「〜のさまをあらわす」などとなるが、「新明解国語辞典」だと、「〜のようだ」という表記も特徴的だ。
 
 勉強のみならず、仕事でも知的好奇心旺盛な方が面白い。すぐに答えが分かるスピード感もいいが、ゆっくり検証したり寄り道したりして余計な知識を得るのも悪くない。
 
 知的好奇心というのは恋愛に似ている。”相手”のことを知りたいと思った時に、スピード感でタイミングを見計らって答えを知るか、じっくり考えて思いを巡らせて答えを出すか。それは”かみ”のみぞ知るといったところであろう。
 
 
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★ 国語辞書が小学生に大ブーム 売上倍増の辞書も(産経新聞・09/4/21)
★ 新明解国語辞典を読む 万省堂
 

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【100均ラブ】フローリングのワイパー

 
 花王の製品で「クイックルワイパー」という商品がある。柄の先にプラスティックが板状になっているものが付いており、そこにポリエステルのようなもので作られているシートを付けて、フローリングの床などに付着した汚れをキャッチしてくれるアレだ。
 
 この製品は大好きで、夜間でも気になりだしたらいきなり掃除ができるところがたまらない。「流動パラフィン」という食品添加物にも使われている油剤が含まれており、ホコリをキャッチしたら逃がさないようになっているそうだ。なるほど、だからシートを触ると少しばかりヌルヌル感があるのだ。こうした機能は吸着剤原料は分からないが、ダスキンモップと同じだ。
 
 純正のシートが無くなりそうになったので、100均で売っていた似たようなシート(以下:100均シート)を買ってみた。写真の右がそれだが、左の本家よりもやや大きい。しかし決定的な違いは、本家のシートが凸凹処理が施されているのに対して、100均シートはフラットだ。ヌルヌル感もないので、吸着剤などは使われていないのだろう。 
 
 実際に掃除をしてみた。純正が細かいゴミを吸い付けてくれるのに対して、100均シートは「触れたからたまたまゴミが付いた」という雰囲気である。なんというか、掃除の後の達成感、やりがい、胸の鼓動の高鳴りなどが無いのである。
 
 しかしせっかく買ったので使わないともったいない。ホコリが付いていそうな所を手で持ってぞうきんのように拭いてみたが、これといった効果は得られなかった。「購入は、しくじった」というのが本音である。これなら素直にぞうきん掛けでもした方が良さそうだ。次は純正シートを買おう。
 
 100均商品はモノによってOKな物とそうでないものがある。そのあたりを見極めて購入すると100均ショップは大変便利である。なお、「100均シートを手で持って掃除」は、シートの材質が「ポリエステル」とだけ記してあり、吸着剤類の表記がなかったので試しました。肌の弱い方で気になる方は真似をなさらないようにお願いします。
 
 
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★ 花王 クイックル
 
 

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Do U know “iKnow”? Yes, I know but I don’t care!! 【iKnowの悲惨なバージョンアップ】(2009.3.6)

 無料の英語学習サイト「iKnow!」が3月3日に24時間以上かけてバージョンアップした。どういう風になるのか楽しみにしていたが、多くのユーザーの期待を裏切る悲惨な状態になっている。
 
 まず名前が「iKnow!」から「smart.fm」に変わった。しかし事前に対策を講じなかったためか、繋がりが異常に遅い、重いのだ。これに対しては「復旧を急いでいる」とのアナウンスがあった。
  
 しかし多くのユーザーはそれだけを失望しているのではない。
「フォントが見づらい」「自分の登録しているリストが見づらい」「進捗グラフがない」「学習したものが記録されない」「日記の公開範囲が『フレンドのみ』になっていた設定がなくなってしまった」などである。
 
 一部のユーザーは「無料だし、やめろといわれればそうするしかないが、せっかく築いたフレンドさんたちとの交流がしづらくなる。これからは英語の学習のみに専念する」という悲哀に満ちたコメントも見られた。
 
 インターフェースもしかりだ。以前であれば、各ポータルサイトやSNSのように、ページに情報が集約されていた。mixiであれば日記の更新状況、コメントを残した日記の状態、ニュース、天気などが一目で分かるのである。iKnow!もそうであったが、今回のバージョンアップでは、大幅にスクロールさせないと、これまで一目で分かっていた情報にありつけないのだ。myspaceもそうだが、スクロールさせるのはあまり好きではない。
 多くのネットのサービスは基本的に無料であり、それで楽しみを享受している。だが無料であるがゆえに、提供側の手の抜かりというものはないだろうか。iKnow!は無料にもかかわらず、リズミカルに単語を覚えることができ、昨年8月から始めた私も4500近い単語が記憶に定着、4500ほどの例文を聞き取り(Dictation)できた。本当に無料でいいのだろうか、というくらいにスタッフには感謝している。しかし無料であるがゆえにサービスのデフレにでもなったら悲しい。
 
 無料のサービスにより世界が一気に縮まったことは言うまでもないが、このブログもしかり、ネットサービスには過大な期待がかかっている。日常の、頭の中にあるインフラとなっているのがネットサービスである。その期待に応えるべく、スタッフの皆さんにはがんばってもらいたい。
 
I appreciate the staff of “smart.fm” so much.
Thanks for improving my English.
 
☆ 愚者は教えたがり,賢者は学びたがる(チェーホフ)
 
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★ smart.fm(旧:iKnow!)
 
 

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ネコの思い出

 mixiをやっていると、トップの写真にイヌやネコを掲げている人が多い。イヌ派とネコ派は半分くらいだ。平成に入ってからのペットブームで、イヌやネコを飼う人が圧倒的に増えている。それに呼応すべく、賃貸アパートでもペット可物件が増えている。
 
 小学校のころネコを飼ったことがあるがすべて逃走した。全て和ネコであり、最初のネコがまず逃亡。家にあるのはわずか2枚の写真だけだ。次に飼ったネコ2匹は「ミーちゃん」「ケーちゃん」と名付けた。時代を感じるがピンクレディーから取った物だ。
 
 子猫だったから可愛かった。子猫にありがちだが、家の前にある木に登ったはいいが降りられなくなってしまい必死に「ミャーミャー」鳴いていた。手を伸ばすと爪を立てて必死にしがみついてきた。
 
 思えばネコを飼うのにはいい環境のところだった。都区内西部の東大泉というところ。閑静な住宅地で、買い物に出るには少々歩かなくてはならないという点で不便なところだったかもしれないが、緑が豊かで近くにはなんと牛を飼っている人がいた。最近航空地図で見てみると、緑は減ったがそれでも都区内にしては多い方だ。
 
 「ミーちゃん」と「ケーちゃん」も突然いなくなった。近所を探してみると、大きな家の庭でえづけされているのを発見して諦めた。それからネコは飼わなくなり、ずっとイヌだけである。
 
 あのネコたちは今ごろ何に生まれ変わっているのだろう。もしまたネコであったら、東大泉のようなところで暮らせばいいと思う。動物だけでなく人も静かに暮らせるいい町であった。
 
 もしあのネコたちが人間に生まれ変わっているならば、無謀にも高いところに登るような、無鉄砲な人になっているかもしれない。そんな人が近くにいたら、前世はネコだったに違いない。甘えて近寄ってくるそんな人がそうである。最初は目をそらすが、振り向くとこっちを見ているような人もそうである。そんな今日2月22日はネコの日。
 
 
☆ 世間の人がみな馬に乗るその中で、自分は一人虎に乗ってみたい。 (夏目漱石)
 
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★ 今日は猫の日・・・・・。(本ブログ・05/2/22)
 
 

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夏日も観測・バレンタインデーの日本列島

 14日は、南から流れ込んだ暖かい空気に日差しが加わって気温が上昇。全国105の観測地点で2月の最高気温を更新した。気象庁では15日も日本列島は晴れ間が広がる見込みで、関東地方は15~18度になるという。
 
 静岡市清水区では26.8度、神奈川県小田原市で26.1度、千葉県茂原市で25.7度となり夏日となった。水戸市24.3度、横浜市24.8度、東京都心は23.9度まで上がった。横浜市中区の横浜赤レンガ倉庫前に特設されている屋外スケートリンクは、氷が溶けてしまったために営業を中止した。
 
 久しぶりに半日ほど部屋の窓を開けっ放しにした。暖かい空気がとても気持ちがよい。このまま春に突入してくれればいいものだが、自然はそう簡単に動いてくれない。16日からは再び寒くなるのだという。3年前のバレンタインデーも暖かかった。2月だから溶けないチョコレートも、危うく溶けそうなくらいの暖かさだった。天候に恵まれるというのは、人生の中で一番多く経験したい事の1つである。
 
 
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★ 24、25,26度 全国105地点で2月の最高気温(朝日新聞・09/2/14)
★ 静岡、小田原で26度=気温上昇、各地で記録更新(時事通信・09/2/14)
★ バレンタインデーに時効成立(本ブログ・07/2/14)
★ 電気用品安全法(本ブログ・06/2/14)
★ 光るスケート靴 横浜赤レンガにリンク登場(06/12/8)
 
 

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チョコレートの味を知らないガーナの子どもたち

 アフリカ・ガーナ共和国の主要産業は、農業(カカオ豆)、鉱業(貴金属、非鉄金属)である。特に日本に輸出されているカカオ豆の7割はガーナ産だ。カカオを主原料とし、その後の工程を経てチョコレートができあがる。カカオ豆の農場で働いているのは現地ガーナの子どもたちであり、主な労働力となっている。その子どもたちは貧困ゆえに学校にも満足に行けず、通学している子どもたちも壁のない学校で、机のない学校で、文具も教科書も持っていない子どもたちが学んでいる現実がある。
 
 児童労働問題に取り組むNPO法人「ACE」(東京都台東区)が、バレンタインデーに向けて、「しあわせのチョコレート」を販売している。テントウムシの銀紙に包まれたチョコレートは4コ入りで500円。売上の半分をガーナの子どもたちへの支援に充てる。
 
 重い豆を頭に乗せて運び、体調が悪くても働かざるを得ない子どもたちはチョコレートの味を知らない。自分たちが運んだ豆が、世界にいる同年代の子どもたちの大好物になっていることを知らないでいる。同NPOでは「チョコを買うときに、ガーナの子どもたちのこともチョコっと考えてもらえれば、一緒にしあわせになれます」という。
 
 こうした活動が実を結んで、ガーナの子どもたちもチョコレートが食べられるようになるといい。子どもの時に経験する甘い思い出というのは、大人になってからでは決して得られない。バレンタインデーという日に胸をときめかせることが、ガーナの子どもたちにも実現しますように。
 
 
★ 特定非営利活動法人 ACE
★ ACE、ガーナの子ども支援チョコ販売(NPOWEB・09/2/13)
 
 

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