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空中で扱えるマウス

 以前、パソコン教室の講師から聞いたお話。中高年対象の初心者パソコン講座でマウスの操作方法を教えることになった。マウスの持ち方を教えるときに、受講者に背を向けてホワイトボードをデスクに見立て、マウスの持ち方や動かし方を示して見せた。何気なく振り向いて驚いた。受講生全員が、”講師が示すとおりに”、空中でマウスを持って円を描いたりしていたという。
 
 しかし、この話が現実的になりうる”空間マウス”が登場している。バッファロー社の「BOMU-W24A/BL」がそれだ。机上でも使えるが、ジャイロセンサーを内蔵し、何もない空中で通常マウスと同様の操作を行うことができるという。通信距離は最大で10メートルであり、アクティブなプレゼンテーション展開が期待できる。
 
 ボタンは6つあり、機能を割り当てることが可能であるうえ、PowerPointやMediaPlayerに対応した機能設定が可能だ。重量は135グラムで一般的な携帯電話くらいである。対応OSはWindows98SE/Me/2000Professional/XPとなっている。
 
 以前プレゼンテーションでワイヤレスマウスを使ったが、ノートPCのそばから中途半端に離れると操作がしづらい状況になったことがあり、この”ジャイロセンサーマウス”は有効活用できそうだ。
  
  
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★ 空中で扱える”ジャイロマウス”登場–バッファロー(ITmedia・06/11/15))
 
 

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思い出の腕時計

 
 昭和57年の12月に父からクリスマスプレゼントをもらいました。アルバの「20面相」(にじゅうめんそう)という腕時計です。当時テレビでは松田聖子がCMに出演していたものですが、この腕時計の特筆すべきはアナログ針の上にデジタルカレンダーなどが浮き上がる、というものでした。今あっても珍しくないですが当時は画期的でした。ちなみに今、このタイプの腕時計はありそうでないです。
 
 初めて中学校にしていった腕時計、珍しいものだったので少しは自慢になりました。時報で「ピッ!」というところだけでも面白かった。画面全体に1ヶ月分のカレンダーが出たり、時刻だけを出すこともでき、ストップウォッチにもなったのです。
 
 大人になってからこの時計の存在すら忘れていました。しかし、部屋を片付けたら出てきました。動きませんでした。早速、アルバに電話をかけて修理を依頼しました。もちろん、20年以上前の時計の部品などメーカーは保管していません。法律で部品の保管をメーカーに義務づけられているのは7年です。
 
 電話してみると、担当の女性が「さすがに古いものなので、部品もありません。どうなるか分からないですが、それでもよければ承ります」とのことで、送ることにしました。
 
 送ってみてしばらくしてから電話がありました。担当の女性が「やはり部品がないと修理できないことが分かりました。電池を入れても反応がないのです」とのことで、がっかり、諦めました。
 
 分かってはいましたが、もしかしたら動くかもしれないという願いは叶いませんでした。この会社の対応は早く、送ってから5日ほどで連絡を頂きました。電話の声が「本当に申し訳ない」という感じが伝わってきて好感が持てました。「あの、お代は?」と聞いたら「今回は修理できなかったので結構です」とのこと。
 
 腕時計を集めているわけではないのですが、いつの間にか20個以上の数になりました。一つずつ時計が動かなくなると、その当時の思い出もなくなっていくようで寂しいものです。
 
 
 
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タッチパネルが流行るのか ~iPhone発売~

pioneer
 iPhoneの発売が現実的になったときに、思い出した携帯電話があった。ソフトバンクモバイルの前のボーダフォンの前の、J-PHONEの前の、東京デジタルホン時代にパイオニアが作った携帯電話(’97年・画像参照)がそれである。
 
 これが出たときは衝撃的であり、欲しくて欲しくてたまらなかった。しかしこの携帯、話題になったのは発売当初だけで、それほどブームにはならなかった。全面タッチパネルによる誤作動、バッテリの消耗などがネックだったような気がするが、記憶が曖昧なのでご容赦ください。少なくとも、今ほど多機能な携帯電話の時代ではなかったゆえ、全面タッチパネルにする必要がなかったと思われる。
 
 iPhoneのタッチパネルの利点というのは何といっても画面が大きく使えることである。電話やメールで番号・文字を打ち込むときにはボタンが表示され、それを押して機能させる。それ以外は純粋に画像や動画を大きな画面で見ることが出来る。ネットブラウジングも快適であろう。
 
 充電関係が心配だ。iPodを持っていたとき、USBケーブルでMacとつないで充電したときに「充電済み」と表示されて安心していたら、翌朝に充電されていなかったというケースがよくあった。これは電源コードで直接充電することで回避した。
 
 そしてバッテリの残りをいつも気にする私は、iPhoneの駆動時間が大変気になる。待ち受け時間は300時間、他の携帯と比べるとやや少なめである。そしてネットやメール、通話をするとなればこれより短くはなる。
 
 例えば1日2時間、ネット通信やメール送受信を行えば、待ち受け時間の残りは180時間、音楽を1時間聴けば残りの待ち受け時間は120時間ほどだ。十分な気もするが、実際の操作は全面タッチパネルの表示に依存することになり、電源を入れた状態で移動すれば、さらに待ち受け時間は減ることであろう。感覚的にはフル充電で丸1日持ちそうなのでOKといったところか。
 
 iPhoneは日本向けに特別な配慮をして生産されていない。日本の携帯で当たり前のワンセグやおサイフケータイの機能はない。逆に言うと、本来のケータイの姿をシンプル且つスマートにさせたとも言える。アップルがiPhoneの発売と同時に開始したmobile me(旧:.mac)のサービス開始により、iPhoneとPC及びMacとの連携が楽しみになる。これまでケータイとシンクロさせるのが難しかったMACユーザーにとっては楽しみな端末であろう。
 
  
☆ もし、世界の終わりが明日だとしても、私は今日、林檎の種を蒔くだろう。(ゲオルギー)
 
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★ iPhone仕様(アップル・ホームページ)★ MobileMe(アップル・ホームページ)★ 東京デジタルホンが携帯電話単体で電子メールのやりとりができるサービスを発表(internet watch)
 

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深夜のコンビニだけでなく、包括的な電気使用対策を

 日本フランチャイズ協会会長は「24時間営業は生活者のライフスタイルの変化に対応した結果だ」と反論した。地球温暖化対策として全国の自治体が、コンビニの深夜営業規制を検討するなどしていることに対する反発だ。
 
 コンビニも登場当時は全てが24時間営業ではなかった。店舗の地域への経済活動効果などを考慮して店ごとに決まっていた。そして女性も働く時代になり、雇用体系の多様化で夜遅いライフスタイルは当たり前となった。単身世帯が増えていることも、コンビニ利用に拍車をかけている。
 
 深夜の営業に規制がかかると、客にとって利便性が損なわれることになるだろう。そしてコンビニ従業員、その他にも深夜に営業活動をしていて付随した業種である宅配業、産廃回収業、納品業者、それに付随する食品会社などの雇用が失われるか業務の縮小がされるだろう。
 
 とはいえ、切迫している温暖化問題をどうにかしなくてはならない。それにはコンビニだけに規制をかけるのはおかしい。電気の問題で言うと例えば、夏期の13~16時が電力消費のピークとなる。この時間帯で産業界全体で何が出来るか考えるべきだ。電力不足問題もあり、全時間帯均一となるような電気の使い方を推進すべきだ。個人で出来ることはし尽くしている感がある。法人で作業の効率化を図ることなどをもう一度見直した方がいい。
 
 コンビニは客の少ない深夜にこうこうと明かりが灯っているから無駄に見えるのだろう。しかし本来はコンビニ規制ではなく、電気使用を控えるような民意誘導を行ってこそ政治の力である。規制や法令が増えるのは政治力がない事と無縁ではない。
 
 
 
★ 温暖化対策でコンビニ深夜規制、21自治体で「検討」(読売新聞・08/6/21)
★ 節水で温暖化阻止(本ブログ・07/8/2)
★ 反温暖化、エッフェル塔などを消灯(本ブログ・07/2/5)
 
 

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うつぶせ状態でPCを操作できるクッション

 
 これは欲しい!
 ノートPCは持っていないが、うつぶせたままで読書したり辞書を引いたりすることがある。苦しくなってくるし、腕はしびれるしで、楽なのは最初の10分程度だ。そんな悩みを解消してくれるクッションが現れた。「GOROSPRB」というクッションで7,980円。
 
 家の中はプライベートな空間で快適だが、こういうかゆいところに手が届く品物はそれをさらに快適にしてくれるだろう。以前、あぐらがかけるイスの事を書いたが、それも商品化の期待できる逸品だ。
 
 
☆ 一番幸せなのは、幸福なんて特別必要でないと悟ることです(ウィリアム・サローヤン)
 
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★ うつぶせたままPCを使ってもラクラクな快適クッション!(Digital Freak・08/6/17)
 
 

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たばこ1箱1000円に?

 
 簡単に取れるところから取るというのが税金、とりわけ消費税に酒税やたばこ税といったところだ。これらの税金は国民に近いところにあり、消費税に至っては小さな子でも何かを買えば税金を納めたことになる。
 
 基礎年金の国庫負担が来年度より3分の1から2分の1に引き上げられる。これを賄うための消費税率アップは国民の理解が得られるかどうかにかかっており、容易なことではない。そこでたばこによる増税案が浮上した。喫煙に対する厳しい世論を味方につけることは容易で、野党も概ね賛成であるうえに、一気に「1箱1000円(現在は300円前後)」にしようというのだ。
 
 産経新聞(08/6/9)のニュースを読んでいたら笑ってしまった。以下は引用。
 

社会から厄介者扱いされて肩身が狭い喫煙派だが、年金財政の破(は)綻(たん)を救う崇高な役目を負うのだとすれば、これは堂々としていていいことになる。国家の危機を一手に引き受ける正義の味方「スモーカーマン」の登場だ。

 スモーカーが「スモーカーマン」だと確かに正義の味方っぽいが、この文は笑わせようとしているのか、喫煙者をおちょくっているのかどちらだろう。「スモーカー」だけでも「喫煙する人」の意味になるのに、「マン(人)」をつけているあたり、執筆者のスモーカーに対する小さな怒り、または逆に悲哀を感じる。
 
 たばこを吸っていると喫煙者同士の社交場のようになることがある。知らない人から「すみません、ライター貸してくれませんか?」はよくあることだし、持っているたばこケースはたばこの葉っぱが散らばるのが嫌な為なのだが、吸わない人が見ると興味を示してくれることもある。
 
 1000円たばこが実現すれば、スパスパ吸いながら会話など出来ない。一本をじっくり味わうために、こっそり隠れて吸うことになるのかもしれないが、この隠れて吸うのがまた美味かったりもする。値上げは痛いが、たばこ税増税賛成の勢いに煙に巻かれそうである。
 
 
☆ 一つのものが同時に善であったり、悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。例えば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、耳の聞こえない者にとっては善でもなく悪でもない(スピノザ )
 
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★ 【正論探求】「たばこ1000円」の実現可能性(産経新聞・08/6/9)
 
 

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Taspo狂想曲

 
 たばこを吸わない人には全く無関係な話なのだが、Taspoの普及がいまいちらしい。カードを作る手続きが煩雑なのが原因で、タバコ屋さんの中は売り上げが激減して廃業を余儀なくされたところもあれば、対面販売が期待できるということでコンビニなどはホクホク顔だ。
 
 ところで自動販売機でたばこ1つ買うのにカードが必要なことが面倒だ。たばこを切らしたら小銭を握りしめて近くの自販機に行けば済んでいたことが、これからはTaspoをいちいち持って行かなくてはならない。
 
 Taspoを作るのに、身分証のコピーやパスポートサイズの証明写真を用意しなくてはならない。運転免許証やパスポートを作るのと違って全く気合いが入らない。未成年の喫煙防止という趣旨は分かるが、なぜこのタイミングに数千億円のシステムを構築しなくてはならないのだろう。
 
 嗜好品といえば、もう一つ酒がある。福岡市職員の飲酒事故を契機に飲酒運転厳罰化が叫ばれるようになったが、一向に飲酒運転は減らない。呼吸臭で酒気帯びを探知する車の開発がなされているという。こちらも業界をあげて取り組むべきことであろう。酒にしろタバコにしろ、味わい方を一歩間違えれば他人に多大な迷惑をかけるということを痛感する。
 
 申請していたTaspoが届いた。顔写真に16桁の会員番号と有効期限、名前がカタカナで記してある。あぁ、なぜ機械にかざすカードに顔写真が必要なのだろう。そして証明写真の顔はどうしていつも冴えないのだろう。
 
 
☆ ワインを飲んでいる時間を無駄な時間だと思うな。 その時間にあなたの心は休養しているのだから(ユダヤの諺)
 
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★ タスポ・ショック思わぬ余波 笑うコンビニ、泣くタバコ屋さん(産経新聞・08/6/2)
 
 

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その他

ブラインドタッチをどうやって覚えた?

 
 高校の時、必修クラブで英文タイプ部に所属していた。タイプライターを使うクラブである。タイプライターに興味はなかったが、英語が好きなので英語に関係するそのクラブを選んだ。それ以前にパソコンは持っていたが、両手の人差し指で素早く打っていた。ローマ字打ちではなくカナ打ちであったゆえ、タイプライターのおかげで今のブラインドタッチがある。
 
 タイプライターも独特の味がある。パソコンのそれに比べると少し重量感のあるキーは、感覚でいうとピアノくらいのものかもしれない。英文を打っていてチーンと音が鳴ると改行の合図だ。レバーをガッシャンと左に寄せて文字を打つ。メカニックな感じが打つことの面白さを助けた。メーカーはオリベッティ。
 
 自宅にパソコンを持っていない人は、職場でブラインドタッチを覚えることもあるだろう。パソコンスクールもある。職場で自宅にパソコンのない人がいて、その人は東芝のルポというワープロで覚えたそうだ。古い友人曰く「大学にワープロでレポートを出す学生は羨望の眼差しで見られていた」と語る。
 
 時代はタイプライターからワープロへ、そしてパソコンになった。パソコンをしていると必然的にアルファベットに出くわすことになる。国際標準であるローマ字打ちがお勧めなのはいうまでもないが、妹は仕事を辞める数年前までカナ打ちでやり過ごしていた。ある意味すごい。
 
 カナ打ちといえば、ケータイのそれはメールを打つときに役立っているが、一人だけ「ポケベル方式」でやっている友人がいて驚いた。「あ」は「11」、「い」は「12」、「か」は「21」という具合である。「こっちの方が速いじゃない」と言って譲らない。
 
 ブラインドタッチという言葉が差別的であるとし、「タッチメソッド」という言葉が誕生した記憶があるが、どこへ行ってしまったのだろう。ここは素直に英語の「タッチタイプ」を使った方がいいような気がする。
 
 ちなみに、typewriter(タイプライター)という単語は最上部の一列だけで打つことができる。このブログをパソコンでご覧になっているかた、視線を落としてキーボードを確認してみてください。
 
 
☆ 学校で学んだことを一切忘れてしまった時に、なお残っているもの、それこそ教育だ。(アインシュタイン)
 
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