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来年のチューリップ

 マンションの大家さんに入り口でお会いした。入り口の植え込みにチューリップの球根を植え込む作業をしているという。
 
 「来年の3月には色とりどりのチューリップが咲きますから楽しみにしていて下さいね」
 
 考えてみると、チューリップの球根を見るのは小学校以来のことかもしれない。派手であり、開花予報まで伝えられる桜が好きなので、春になると上ばかり目がいきがちであるが、足下のチューリップも忘れないようにしたい。
 
 図画の時間に、背の低い目線は画用紙に桜ではなくチューリップを書いていた。自分の目線を成長と共に少しずつ上に向けてきた。
 
 上ばかり見ているので、足下をすくわれるのは大人の悪いところかもしれない。
 
 来年のチューリップの開花を忘れないようにここに記しておこう。
 
 
☆ 天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ(ナイチンゲール)
 
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★ オランダ生まれ、虹の花びら「レインボーローズ」(読売新聞・06/10/28)
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桜咲く!?

 
 先日、東京・成城に行ってきました。成城というと高級住宅街。
駅からは桜並木が続き、立派な家が軒を連ねます。
 
 歩くのが好きなので、この桜並木を歩いてみました。桜には看板がくっついていて「運転手の方、桜の木の枝にご注意下さい」とありました。邪魔だから切ってしまえ、ではなくて人が自然に従え、というわけです。
 
 通っていた高校に桜が植えてありました。ところが「野球部の練習の邪魔になる」という理由で無くしてしまうということがありました。隣接する商店街がこれに反発したことがあります。
 
 長い歴史を背負って咲く植物も、人の都合でその歴史に突然終わりが来るのは寂しいことです。自然との共生は大事なこと。
 
 鹿児島県指宿市のフラワーパークで季節はずれの桜が咲きました。台風の影響で葉が落ちて暖かさも手伝って春の到来を勘違いしたようです。
 
 あの時、成城の桜並木も勘違いして咲いてくれたら幸運な瞬間に立ち会えたことでしょう。秋の風が爽やかな一日でした。
 
 
☆ 三月の風と四月のにわか雨とが五月の花をもたらす(西洋の諺)
 
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★ サクラ咲く 台風で落葉・温暖、春と勘違い?(朝日新聞・06/9/24)
★ 桜の年度末(本ブログ・06/3/27)
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関東などで梅雨明け(2006/7/30)

 長い梅雨が終わってようやく梅雨明けした。昨年より12日も遅いというから、かなりじらされた。
 
 夏の空で好きなのが、入道雲だ。この積乱雲が力強く登場すると、季節を実感できる。朝は青空と白い雲。昼間は強い日差しと入道雲。夕暮れは花火など観ながらビールを飲みたいところだ。
 
 都会の夏は特殊な暑さがあるが、それでも都会らしい季節の1つだ。そして、暑い夏を乗り切るのにはいくつかコツがある。
 
 睡眠をよく取り、
 
 しっかり食事をし、
 
 適度に涼を取り、
 
 そして、少しだけ「熱く」なることである。
 
 
☆ 「台風警報なんてありません!」(半井小絵)
 
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★ 関東甲信、東海、近畿など梅雨明け 昨年より12日遅れ(朝日新聞・06/7/30)
 
★ 熱中症にご用心(本ブログ・05/7/21)
 
 

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道路のクールビズ

 今日から始まった違法駐車取り締まりの民間委託、地元繁華街で道路の状態を見てみた。効果は絶大だったようで、いつも停まっている車両が大幅に消えていた。この辺りは民間の駐車場が充実している。よって「停めるところがない」という言い訳はできない。
 
 しかし気の毒に思うのが運送業者だ。以前その類の仕事をしていて常に困ったのがこの駐停車場所。荷下ろし作業自体はそんなに時間がかからず、多くのドライバーは迷惑にならない場所を心得て車を停めている。会社の看板を背負っているから、警察に通報されるよりも、会社に通報される方が怖いというものだ。
 
 運送業者では助手を置いたり、駐車場の確保に乗り出しているというが、コストアップすれば配送代金が我々に跳ね返ってくることにもなりそうだ。郵政公社の配達用車両がこの取締りの対象外になっていることを考えると、なんとも不平等感が否めない。
 
 それでも、全国の繁華街からは違法駐車車両がほとんど消えた。放置車両は不要な交通事故を引き起こし、渋滞を招けばストップアンドゴーで排気ガスが増える。排気ガスは温暖化を招く。道路も人も軽装になったクールビズ初日は各地で真夏日を記録した。
 
 
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★ 取締り活動ガイドライン(警視庁) 
★ 駐車監視、端末133台不具合 愛知など午前の活動中止(朝日新聞・06/6/1)
★ クールビズ2年目、環境省ほぼ全員がノーネクタイ(読売新聞・06/6/1)
★ 各地で真夏日 浜松34.0度 京都は31.7度(朝日新聞・06/6/1)
 
 

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動物との共存

 
 札幌で民家までおりてきた子グマが捕獲された。そして関係者の判断で親元に帰すべく放された。しかし残念なことに翌日死んでいるのが見つかった。捕獲したときから衰弱していたという。
 
 動物との共存は我々人間の永遠の課題である。一昨年にはクマ被害が各地で頻発して、多くのクマが処分された。それまでは共に生きてきた動物たちと人間も、その境が曖昧になると人間の都合のよい方法で対処されてしまう。
 
 絶滅の危機にある動物を救うのは我々の使命。そして知っておかなければならない動物たちがある。殺されるために誕生する小さな命。医療の現場で、医薬品開発の現場で多くの動物が犠牲になる。私たちはそれを知らない振りをして生活している。そんな小さい命のことも決して忘れてはいけない。
 
 東京・府中の犬猫霊園にはそうした実験動物を慰霊する一角がある。
 
 
☆ 教育は、本を読むことができるが、どの本が読む価値があるかを見分けることができない人口を増加させた(トレヴェリヤン)
 
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★ 子グマ:林道で男性が発見、山中に放す やや衰弱 札幌(毎日新聞・06/5/10)
★ 放した子グマ死ぬ 親と再会願った関係者落胆(河北新報社・06/5/11) 
 
★ ペット霊園慈恵院 
 
 

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桜の年度末

 一時期、年度のサイクルを4月からではなく、諸外国と同じように9月からにしてはどうかという論議があった。受験も寒い冬に経験するのは酷である、という理由もあった。
 
 ソメイヨシノの開花とともに人は別れを告げることになる。これまでの年度と別れ、仕事と別れ、学業と別れ、友人と別れ、恋人と別れる。別れはさみしいことではあるが、桜が散ったあとは新しい芽が息吹く。別れは出会いとの出会いであり、桜が舞っているのは、そうした切ない気持ちをどさくさに紛らわせてくれる。ゆえにこの年度末は好きである。
 
 ハンディキャップを背負っている元ラガーマンが大学を卒業した。一時は落ち込んでいたというご本人も、本当の自分ではない、と前向きにリハビリを続けていたそうである。こうした人がいることを考えると、だらだら時間を空費していることを情けなく感じることもある。
 悔いのない人生はだれにでもある。桜リセットして、新しい年度を迎えたい。もし意気消沈していたら、青いキャンバスにピンクの足跡が付いている空を眺めれば、桜がなぐさめてくれるだろう。
 
 
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★ 桜 花見 春丸ごと特集(goo季節特集)
★ 前へ 車椅子の元ラガーマン3年遅れ卒業式(産経新聞・06/3/27)
 
 

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打ち上げられたイルカとクジラ

 イルカやクジラが相次いで浜辺に打ち上げられている。
 
 この生きた状態で打ち上げられたものを座礁(ストランディング)といい、死んでいる場合が流れ着いたものを漂流というのだそうだ。
  
 先日鳥取で打ち上げられたクジラは、耳に線虫が寄生しており、バランスを取るための聴覚が狂い浜に上がってきたと見られている。千葉県で座礁したイルカたちからは高濃度の水銀が検出された。食物連鎖で自然に蓄積されたものであるらしい。
 
 それ以外にも近年ではこのほ乳類たちが座礁するニュースをよく耳にする。
 
 こうした事故の原因はいくつか考えられているようで、高速船の出す音に彼らが驚き、または聴覚がバランス感覚を失い方向性を誤るというもの。もう一つは定置網などの障害物に体を傷つけられる。群れのリーダーが方向を間違えてむれ全体を座礁させる。自殺説まであるという。
 
 聴覚で進むべき道をコントロールし、大洋を大きく泳ぐほ乳類たち。騒音が原因でそれがコントロールできないということであれば、加害側の責任は大きい。海に打ち上げられる彼らを見ていると、助けてくれ、といっているように見えて聞こえてならない。
 
 
☆ マルハナバチが空を飛べるのは、飛べることを疑わないからです。(マドモアゼル)
 
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★  鯨の座礁について考える(海洋政策研究財団)
★   九十九里浜にイルカ70頭打ち上げられる 住民ら救出作業(産経新聞・06/2/28)
★  体長5Mのクジラの死がい漂着 鳥取市の海岸(産経新聞・06/3/6)
★  油まみれの海鳥の死骸1900羽に 知床半島の海岸
 
 

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サクラサク・2

 気象庁が今年の春の予報をしたところによれば、「暖かい春」だそうだ。
 
 この時期は寒い中で人生の岐路とも言うべき受験のシーズンである。2週間ほど前に親に付き添われて若い子が受験会場に向かう姿を見た。
懐かしいな、こういう光景。本人は不安なんだろうが、一度はくぐるであろう壁かも知れない。
 
 私の友人で最年少18歳の子が大学に進学が決まった。その子はやりたい趣味も我慢して勉強に打ち込んだ。
 
 サクラサイタ。
 
 よかったね。これで、本物の桜を実感できます。目と耳と肌で。花より団子というけれど、やっぱり今は花だろう。
 
 受験生の皆さんの中にはまだ進路が決まっていないかたも多いでしょう。就職のかたも進学のかたも、もうすぐ綺麗な桜がもれなく待っていますよ。
 
 
☆ バラの花が天から降ってくることはない。バラの花が欲しければ、バラの木を植えるしかない(ジョージ・エリオット)
 
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★ 3カ月予報:気温は全国的に平年並みかやや高く、暖かい春(毎日新聞・06/2/23)
 
 

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