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まんが日本昔ばなしの人気

 
 朝の七時や夜のゴールデンタイムで子供向けの番組が多かった。しかし少子化の影響もあり、朝に子供向け番組を見ることはなくなった。「おはよう子供ショー」「ママと遊ぼうピンポンパン」「カリキュラマシーン」「ひらけ!ポンキッキ」などは全て情報番組に変わった。
 
 小さい頃の土曜日の夜七時というと、決まって「まんが日本昔ばなし」を見ていた。短編の話が2本の30分番組だ。シンプルな作りのアニメは紙芝居のようであり、物語の魅力に純粋に引き込まれていった。「まんが日本昔ばなし」の放送再開やDVD化の要望が多く集まっているという。しかしそこは視聴率至上主義の壁が立ちはだかる。加えてDVD化には版権の問題も絡み容易ではない。
 
 子供にとって感性を培うのに、こうしたアニメの存在は貴重だ。昔話は心温まるものもあれば残酷なものもある。シンプルな構成でそれを見せてくれたこうした番組が消えていくのは残念だ。一方で、大人が昔のアニメを懐かしむこともあるだろう。童心に返る時間も時には良いものであるし、汚れのない心を洗ってくれるのは貴重な存在。
 
 視聴率が、と言われてしまっては仕方ないが、語り部がいる限り後世に伝えたい話はたくさんあるはず。そうして親や子供、孫に時は流れる。視聴率は本当に見たい人とそうでない人の数字が分からない。
 
 
☆ えーい 紙をまっくろけにぬりつぶしちゃえ。なんとかなるだろう。物語はここから始まるのだ (手塚治虫)
 
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★ まんが日本昔ばなし 「放送再開して」「DVD化を」放送終了後も人気(07/11/27)
 
 

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日本人は「自然減」に

 
 厚労省の人口動態統計によると、出生数は3,000人減って109万人、死亡数は22,000人増の110万6千人となり、人口が自然減になる見通しだという。少子高齢化によるものだ。
 
 昨年問題になった妊婦の「たらい回し」事案はその後も多く発覚した。しかしこれには、かかりつけの医師がいないことも大きくクローズアップされた。胎児の検診は慎重な推移を見守る必要がある。こうした状況を分からない医師が受け入れをすることは危険が伴う。
 
 なぜかかりつけの医師がいないかという部分に検診費用等を支払えない者がいることも否めない。検診1回に付き約5,000円、特殊検査は1万数千円かかる。これが臨月に近づくと回数も増える。出産まで終えると50万前後になるという。申請することにより、国から35万円が戻ってくるとはいえ、あまりにも負担が大きい。
 
 出産という大仕事自体に大きな不安がある。そこに経済的な不安要因があるというのは、子供を作りにくい環境を作ってしまってはいないだろうか。少子化を深刻に考えているのなら、払拭しなくてはならない問題である。無邪気な子供の笑顔が絶えることを防ぐのは急務である。
 
 赤ちゃんはいま無邪気に笑っているだけだが、そのうち話し出すときが来る。彼らが大人になり同世代が少ないことに気付くまでに、どうしても解決しておかなくてはならない少子化問題である。
 
 
 あけましておめでとうございます。今年も適当にブログの更新をしていきます。よろしくお願いいたします。
 
 
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★ 出生数減少、日本人は再び「自然減」に(読売新聞・08/1/1)
 
 

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中学校長が女子生徒にわいせつ 鹿児島(2007.11.5)

 鹿児島県鹿屋市内の女子生徒が、中学校長に身体を触られたとして、県警に強制わいせつ容疑で告訴状を出して受理された。またもや教育者の性犯罪か。
 
 子供を守るべき学校内で行われているこうした事案が無くならないのは、学校が閉鎖的な場であり、先生という圧倒的に強い立場を利用できるからである。自制を促す以前に子供をそうした対象で見る先生が存在することが気持ちが悪い。気味が悪い。
 
 女子生徒は9月より学校に行っておらず、「反省や謝罪の意志がなく、子供をウソつき呼ばわりしており絶対に許せない」と両親が言っている。絶対に許すべきではないだろう。
 
 校長側は「身の潔白を証明するためにも、法的手段をとりたい」と言っている。生徒が先生を敵視することはあり得ることである。しかし、先生が生徒に対してそれをしたら、教育現場はもう崩壊したも同然だ。校長が生徒を敵に回した。
 
 
☆ 人間の邪悪な心を変えるより、プルトニウムの性質を変えるほうがやさしい(アインシュタイン)
 
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★ 女子中生にセクハラ、校長を告訴 鹿児島・鹿屋(産経新聞・07/10/30)
 
 
 

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子供の声、”騒音”と苦情増加(2007.10.23)

 
 日本語には「ダラダラ」「キラキラ」「ワンワン」などといった擬音語・擬態語が多く存在する。これらを修辞技法でオノマトペと呼ぶ。英語にはtwincle(キラキラ)beep(ピーという音)など、せいぜい300ほどだ。日本語のオノマトペで面白いところは、自分で勝手に作ることができてしまい、ある程度話し相手に通じることもあるという点にある。
 
 騒音のオノマトペはなんであろう。ガタンガタン、ガサガサ、ドタバタなどだろうか。読売新聞が調査したところ、政令市などの自治体で子供の声が騒音苦情として寄せられていることが明らかとなった。「野球部のかけ声やボールを打つ音がうるさい」「児童館の子供の声が響いてうるさい」「校庭での球技がうるさい」「体育の先生は小さい声で指導を」などとなっている。
 
 本来、学校や公園はある程度の子供の声がするもので、地域がそれを容認する部分があったはずだ。東京・西東京市の公園に設置されていた噴水で遊ぶ子供の声がうるさいから噴水を止めて欲しい、と訴訟になったことは記憶に新しい。原告の女性は病気にかかったことで、騒音による不眠や不整脈の症状に悩まされた。ただこの女性も公園に隣接するところに30年前から住んでおり、それまでは子供の声に寛容だったに違いない。病気になったことがお気の毒であった。
 
 私は現在女子校のグランドの隣に住んでいる。生徒の甲高い声は正直うるさいが、朝練タイムはその辺りを徹底していて私語は一切無く、ボールの音がひたすら聞こえるだけだ。西東京市の例は別問題だが、子供たち特有のワイワイキャーキャーといったオノマトペが聞こえなくなったら、町に活気がなくなる寂しさはあると思うがいかがだろうか。
 
 
☆ 外から聞こえてくる何千の声も、あなたを脇道へそらせるだけである。 ただあなたの内部から聞こえてくる良心のかすかな声だけが、あなたの信頼すべき案内者となり得るのだ。 (ジョージ・マロリー) 
 
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★ 子供の声「騒音」の時代、自治体への苦情増加(読売新聞・07/10/22)
★ 記者の目:西東京の公園騒音差し止め仮処分決定=神澤龍二(毎日新聞・07/10/16)
 
 
 

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加古川女児殺害 悲しみの通夜(2007.10.19)

 兵庫県加古川市で小学校1年生の女児(7)が自宅前で刺殺された事件。通夜が営まれた。参列者は「女の子は歯を食いしばるような表情だった。苦しかったのだろう」と述べていた。祖父は「警察が犯人を見つける前に見つけて殺してやりたい」と心境を述べた。被害者遺族としては当然の心境だろう。
 
 加古川市内では今年8月までに、市内の不審者情報が50件近く加古川署に寄せられている。同署ではハザードマップを作り、市民に注意を呼びかけていた。また、事件が起きた周辺でも自主的な町内パトロールがされていた。それなのに事件は起きた。
 
 現在、事件に関わる不審者情報が捜査本部に寄せられている。近所の人が普段見ない男達が情報として存在する。被害者の女児は薄れ行く意識の中で、救急隊員に「大人の男の人」と答えている。何の落ち度もない女児の無念を晴らすべく、犯人が逮捕されなくてはならない。
 
 子供が被害者になる事件は後を絶たない。幼い子供が誘拐されて殺害される事件は珍しくなくなってしまった。しかし、抵抗もできない小さい子供をあやめる行為は許すことができない。どんな些細なことでも、近所の方は警察に通報して欲しいと思う。不審者か否かの判断が難しいときは、とりあえず通報してしまうことだ。何もなければそれでいいのだから。
 
 ついでながら、おこさんが身を守る方法を1つご紹介します。残念ながら加古川の事件では役に立たないことですが、連れて行かれそうになったときに、その場でしゃがんで自分を抱きしめ、うずくまることです。こうすることで一時的に重くなり、不審者が子供を連れ去るのが困難になります。
 
 
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★ 兵庫県警察本部
★ 兵庫・女児刺殺:目撃された作業服男、付近に土地勘か(毎日新聞・07/10/19)
★ 姉妹、直前に姿確認 女児、一瞬死角に 加古川刺殺事件(朝日新聞・07/10/19)
★ 「なんであの子が」言葉詰まらせる祖父母(産経新聞・07/10/18)
 
 
 

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読めない名前 響きを優先

 
 「虹色」「星彩」「騎士」でそれぞれ「そら」「きらら」「ないと」と読むそうだ。これは実際に出生届として出された名前の数々だ。少し前なら海外でも通用するという「翔」(しょう)「優」(ゆう)などが流行ったが、今では響きを優先させる親御さんが多いのだという。
 
 以前、高校に宇宙とかいて「ひろし」と呼ぶ同級生がいてびっくりしたが、「こすも」と読ませる親御さんもいるようだ。戸籍法施行規則では使える漢字に制限がある。しかし読み方までは決まりがないのだそうだ。
 
 「悪魔ちゃん」が名前の届けを拒否された事例が東京であったが、特に公序良俗に反するものでなければ、自治体は原則として受け入れるのだそうだ。子供の将来を考えて一番最初に決めなくてはならない大仕事。1つしかない名前、親御さんの想いがいつか子供に通じることもあるだろう。
 
 もしかすると、これで漢字ブームのひとつでも起きる予感もするが、大変な点を挙げれば「一二三」と書いて「わるつ」と読めない点であり、漢字変換ができないことにある。
 
 
☆ 祖父がどういう人だったかは知らない。それより彼の孫が何者になるかに私ははるかに関心がある。(Abraham Lincoln)
 
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★ 読める?「七音」「雪月花」 響き優先、今時の名前(朝日新聞・07/10/11)
 
 

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女児スカートを盗撮、警察官を逮捕 神奈川(2007.7.18)

 小学生女児のスカートの中を盗撮したとして、神奈川県警監察官室は、県警鎌倉署地域課巡査(29)を県迷惑行為防止条例違反の現行犯で逮捕した。
 
 法の番人である警察官の不祥事が日常茶飯事になってきた。それには社会的地位の自覚が欠如していることに違いない。警察官は警察学校でハードな訓練を受けて、その特権や社会的責任を自覚するようになる。多くの警察官は重責を担っていることを知っているはずである。
 
 ショッピングセンターで遊んでいた女児のスカートの中に携帯カメラでのぞき込んだ巡査。取り押さえたのは女児の父親だった。まさか捕まえたのが警察官だったとは思わなかっただろう。きっと父親には警察官ではなく、うすら汚い犯人の顔としてしか映らなかったに違いない。
 
 この男には、巡査などという階級よりも、容疑者呼称がよく似合う。
 
 
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★ 警官を逮捕:スカートの中撮影、父親が取り押さえ 神奈川(毎日新聞・07/7/18)
 
 
 

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消える公園遊具

 高いところが苦手なので、ジャングルジムが怖かった。ゆりかごブランコは、女の子を乗せていかに速く動かすかが面白かった。ぐるぐる回る回転塔は速く回しすぎて気持ち悪くなった。
 
 各地で相次ぐ公園内の遊具事故。危険なものと判断されて昔からある遊具が撤去されている。その代わりに「コンビネーション遊具」なるものが登場している。滑り台やはしごなどが1つになった、アスレチック感覚のものだ。素材もゴムなどを利用した安全なものになっている。
 
 危険と認められてしまった遊具のどこが危険なのか。慣れ親しんだ世代としては分からないが、事故が起きている以上放置できないのであろう。
 
 ブランコを思いっきりこいで、その加速を使って前に飛び降りるということを見たりやったりした経験のある方も多いと思う。きまって失敗し、ケガをするこどもがたくさんいた。
 
 そうしたこどもに対して、「バカね、気をつけなさい」と親に注意され、またはそういうところを見て育った。今の親御さんは事故が起きると、こどもを注意せずに公園管理者を訴える傾向にあるようだ。これでは、公園が萎縮する。
 
 勇気を出して登った、ジャングルジムから見た夕日が綺麗だったのを覚えている。
  
 
☆ 子供はだれでもファンタジーの分かる魔法使いになる時期があるんだ (オトフリート・プロイスラー)
 
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★ 変わる公園の遊具 楽しさと安全 消えゆく定番(産経新聞・07/4/6)
 
 

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