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赤ちゃんポスト

 
 熊本市内の慈恵病院が設置を検討している「赤ちゃんポスト」計画について、厚生労働省は口頭では「認めないという合理的理由がない」としながらも、文書での回答はしない方針を出した。懸念材料も多く、厚労省も困惑している様子がうかがえる。
 
 病院側は、赤ちゃんがポストに置かれた時点ですぐに処置ができるよう万全の体制を整える、相談窓口の電話番号をポスト横に掲示する、などとした。
 
 気になるのは、刑法の保護責任者遺棄罪への抵触だ。子供を捨てる親は間違いなく子供を遺棄するわけである。病院側が万全の体制を取っていても、捨てた行為が美化されるわけでもない。
 
 例えば、万引き犯が保安係に捕まる。身元保証人が犯人に代わって弁済する。それで軽微な事案なら無罪放免となるかもしれないが、窃盗をしたという犯罪行為は消えることなく間違いなく発生しているわけだ。
 
 犯罪はその行為をするから罪になる。命を捨てていいわけがない。それが保護をしてくれる病院の赤ちゃんポストでもだ。こうしたことは対処的に行うことではなく、不本意な命を作らない意識であり、根底にある規範だ。その教育をしっかりしていなければ不幸な命は減らない。
 
 かつて住んでいた家の近くには児童養護施設があり、年に一度はこの施設の前に赤ちゃんが捨てられていた。こうした赤ちゃんのことを施設の子供たちがどう思って迎えたかを考えると心が痛む。
 
 赤ちゃんはコウノトリが運んでくるのではない。間違いなく、私たち人間が、授かってきた育みであることを忘れてはならない。
 
 
☆ 女の人は、赤ちゃん生む時にすごく苦しい思いをするから、その分好きなことをしてもいい。男に甘えてもいいのだ。(出典不明)
 
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★ 赤ちゃんポスト 厚労省、文書回答せず(産経新聞・07/3/9)
 
 
 

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個人的なウェブログ

贈る言葉

 1年間だけ在籍していた小学校3年生の春。都内の小学校に転校が決まっていた私に男の担任の先生が声をかけてくれた。「せっかくみんなと慣れたんだし、転校が嫌なら俺の家に一緒に住むか」。
 
 この先生は普段からビンタを食らわすおっかない先生で、今なら体罰教師となっていたかもしれない。そんな先生からの温かい言葉だった。
 
 若気の至りで高校を中退し、1年後に成績証明書をもらうべく学校に行ったとき「ずっとあなたのことが気になっていたのよ」と机の引き出しからすぐに成績表を出してくれた担任だった女性の先生。
 
 人と人をつなぐのは言葉だ。その言葉が重みを持つのは互いの信頼関係が合ってからこそ。うわべだけの言葉では絶対に構築されない。そして、忙しく流れていく日常では、お互い言葉をかける事すら難しい。
 
 卒業は人生の1つの節目であり、終わりではない。それを分かっていても、別れの時期は寂しいものである。卒業シーズンに先生は何を語り、児童や生徒、学生は何を思うのだろう。どんな言葉を感じることができるだろう。
 
 
☆ 小説家を目指す者がいたら、うたえ、生きることの素晴らしさを。教師を目指す者がいるのなら、まず生徒を信じることです。そうすれば必ず生徒はついてきます。(3年B組金八先生)
 
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★ 卒業式、先生が言った胸に残る感動的な言葉(オリコン・07/3/8)
★ 夕張高校、59人が卒業 地元に残るのは7人だけ(朝日新聞・07/3/1)
★ 惜別(本ブログ・04/9/26)
 
 

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タクシー運転手に講習義務化

 
 最近のタクシー運転手の方々は道を知らない。昔であれば、目標の駅でも言えばそれで済んだが、その駅までの行き方が分からない。道路を知っているので案内するが、まったく不便な感が否めなくなった。ナビ搭載のタクシーも多く、操作しつつ走行するタクシーもあった。ベテランだったら、目標物も道路名も全て頭に入っているのに何とも歯がゆい。
 
 国土交通省は政令市の運転手に地理や接客の講習の義務づけを決めた。狭い空間をしばらく過ごすわけである。互いが安心して乗車していられるためにも、接客のよい運転手さんが増えればよい。何といっても地理不案内なのは勘弁して欲しい。これだとタクシーに乗る意味が無くなる。
 
 「最近、景気がいいとニュースでタクシーの運転手さんが言っていましたけど、どうですか?」
 
 「とんでもないよ。あんな事言っているのはバカな運転手ばかりだよ。景気の回復なんて感じないね!」
 
 あああ、そうですか。でもそんなに興奮しないで。目的地を過ぎてしまったんですが・・。
 
 副業や脱サラでタクシーに転向する人も増えてのことかもしれない。しかし態様はどうであれ、一番居心地のいいタクシーは安全第一の看板を隠し持ったドライバーだ。
 
 
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★ 「安全・接客・地理」 タクシー運転手に講習義務化(産経新聞・07/2/26)
 
 

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その他

貧乏ゆすり

 
 貧乏ゆすりを近所でやられると気になって仕方ないのだが、これは人が生まれながらに持つ運動であるらしい。ストレス発散にも効果があるのだとか。
 
 とはいえ、あまり格好のいい光景ではない。それにその名が示すように金持ちの貧乏ゆすりを見たことがない。心理的に不安だから行う貧乏ゆすりは、気持ちに余裕のある金持ちには不要な動作のようだ。
 
 貧乏ゆすりと並んで耳障りなのが、日本人に多い「シーッ」と息を吸うときに出すあの音。あれはどうもオジサン臭くて嫌なのだが、テレビでもやっているキャスターが多いのには驚く。
 
 これも貧乏ゆすり同様、心理的不安を払拭させる1つの手段なのかもしれない。そしてこうした行為は女性にはほとんど見られない。男性の皆さん、無駄に老けていくのはやめましょう。いつかオジサンになることは仕方のないことですが、オジサンくさいのはやめることができるはず。
 
 
☆ 叱ってくれる人がいなくなったら、探してでも見つけなさい 。(永六輔)
 
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★ もしかして今もやってる?“貧乏ゆすり”ってなんなの?(R25・07/3/1)
 
 

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ウソ読み辞典

 
 昔、バイト先で「汁そばセット」というのがあり、これを外国人の客が「じゅうそばセットください」といったことがある。読み方は違うけれども、よく「じゅう」とよめたな、と感心した。(正解は「しるそば」)
 
 そう、確かにある。難しい字に遭遇したときに、とりあえず「ウソ読み」で漢字変換して、その漢字をこっそり調べるという技。漢和辞典を引くと部首などから調べなくてはならないので、「ウソ読み引き」のほうがPCがあるならば効率的というもの。
 
 この「ウソ読みで引ける難読語辞典」が作られた。「灰汁」を「あく」だと分からない場合に「はいじる」で変換するわけだが、この「はいじる」で「灰汁」が引けるというわけだ。
 
 ブログや日記サイトをみていて思うことがある。この人は本当に日常的にこんな難しい漢字を使う・書くのだろうか、ということ。やたら難しい言い回しを使いたがる。意地悪な私はそういう人に質問する。
 
「○○って漢字でどうやって書くんだっけ?」
 
 PCに何でも頼ってはいけないが、知らないことを簡単に調べられるのがネットのいいところ。しかし、ネットの情報も100%正しいことばかりではないので、真偽の見極め変換は個人の責任で。
 
  
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★ 「不知火=ふちび」の『ウソ読み辞典』って何だ?(R25・07/3/1)
 
 

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本の借り逃げ

 早稲田大学の中央図書館は多くの蔵書を保有しており、専門書を探すのに苦労しない。本屋になければ、ここで見つけることができる。以前のエントリで本に線を引いたり切ったりする公立図書館の事を書いた。大学ではそうしたモラルの低下はないであろうと思っていた。
 
 ところが全国の大学の図書館で、借りた本を未返却のまま卒業する学生が多いという。大学側はそれに対抗し、本の返却を卒業条件にするなどの措置をとるところが増えている。
 
 早大でも未返却図書があれば、卒業証書を渡さないという措置に出た。
 
 借りたら返す、空けたら閉める、点けたら消す、という当たり前のことができない者が多くなっている。報道では「強行策に訴える」となっていたが、強行策でも何でもない。これも当然の措置である。
 
 一事が万事。こんな簡単なことも履行せずに、したり顔で「卒業しました」とは、4月からの社会人生活も甘く考えていることなのだろう。
 
 本を返していない早稲田の学生さん、泥棒ですよ。
 
 
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★ 「本の借り逃げ、卒業させず」強硬策の大学相次ぐ(読売新聞・07/3/2)
★ モラルの低下(本ブログ・07/1/12)
★ 図書館で「切り抜き」「線引き」横行(本ブログ・06/12/12)
 
 

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「金」目の盗難相次ぐ

 数年前、フィリピンの地方都市で脱線事故があった。原因は「線路がなくなる」ということも考えられていた。線路などの鉄製品を売れば金になるから、という日本ではあり得ない話だと思っていた。
 
 ところが、国内でステンレスやら銅製品やらの盗難が相次いでいる。
 
 バッテリーやステンレス製の線香皿、タイルホイールに蛇口に車止め。アルミサッシ戸に、下水の側溝などなど。
 
 背景には経済成長を遂げる国への密輸がある。こうした経済成長の裏には必ず暗い影が存在する。闇のすき間産業というべきものの繁栄がある。
 
 犯罪の類は何でもそうであるが、一度経験してしまうと二度目の躊躇がなくなる。特に人をあやめる行為でもない窃盗はその規範意識が薄れやすい。テレビで万引で捕まっている人を見ていると、「払えばいいんでしょ」と逆ギレよろしく反省の色がない。
 
 小さな罪がエスカレートして大きくなることは珍しくない。火の見やぐらの銅製の鐘も盗まれた。これで火事発生の周知が遅れてしまったら、盗人の罪はそれだけでは済まないという想像力が犯罪者には欠けている。
 
 
☆ 私は悪人です、というのは私は善人ですと言うことよりずるい。(坂口安吾)
 
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★ アルミサッシやパイプ、茨城・栃木でまた盗まれる(読売新聞・07/3/2)
 
 

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その他

新しい季節

 
 記録的な暖冬により東京では雪の降らない冬が終わってしまい、今日から春が始まった。2月に近所で雪がぱらついたことを確認はしたのだが、東京・大手町の気象庁職員が確認しないと公式な記録にはならないそうだ。
 
 冬は耳がちぎれるほどに寒いものだが、今年度の冬はそうした経験がほとんどなかった。雪が降れば厄介だが、なければないで物足りない。
 
 3月となると桜の開花予報が気になる。東京では今月20日、大阪では22日だという。せっかちな暖冬が桜を早く呼びすぎる傾向にある近年だ。
 
 どの季節が好きかと聞かれると、最近はどの季節も好きになってしまった。理由は、雪の降らなかった東京の冬も、桜の早い春も、来たる夏も秋も、もう二度と出会うことができないから。
 
 
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★ 気象庁定義の「冬」きょうが最後、初の都心雪なし確実(読売新聞・07/2/28)
★ さくら情報ーウエザーニュース
★ 7時28分の恋人(本ブログ・06/10/30)
★ 来年のチューリップ(本ブログ・06/10/29)
★ 桜咲く!?(本ブログ・06/9/24)
★ 桜の年度末(本ブログ・06/3/27)
★ サクラサク(本ブログ・06/2/26)
★ 雑草の生き方(本ブログ・05/4/24)
★ いかりや長介さんの死(本ブログ・04/3/29)
 
 
 

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