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サービス業

 近所のコンビニに行ったときに、若いアルバイト男性がマスクをしていた。風邪をひいていてフラフラしている。
「お弁当温めますか」「箸はお付けしますか」
 
 もう、見ていて可哀想なくらいであったので、すべて「結構です」といった。
 小さい袋にお弁当を無理矢理入れる。斜めになった弁当を渡すときに、その店員さんも斜めになっているくらい疲れている様子だった。
 
 サービス業の夜勤は少数精鋭が特に求められる。この男性も本当は休みたかったところだろうが、代わりがいなかったのだろう。見ていた私も辛かった。
 
 そんな私も夜勤のサービス業経験がある。風邪でフラフラでも代わりがいないと休めない。それだけ重要な位置にいてしまったからだ。
 
 労働基準法はサービス業に残業などに法の網をかけないでいるのが実態だ。体制が分かりづらいというのも理解はできるが、われわれの生活のすき間で働いてくださるかたはこうしたサービス業のかたも多い。
 
「毎度ありがとうございます」
 
 この声を明るくいわれると気分がよいものだ。9時5時の仕事のみならず、こうしたサービス業にも救いの手を。然るべき資金援助や、人員体制整備の法施行が望まれる。厚生労働省の職員さんは1度夜勤8時間を1ヶ月やってみるといい。それで何もしなくていいと判断するのであれば、夜間のサービス産業にはぜひ足を運んでいただきたい。せめて見てから判断して欲しい。
 
 
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★  労働基準法の規制と制度 
 

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