1985年8月12日18時56分、日本航空123便が群馬県の御巣鷹山に墜落するまでの生々しいやりとりを公開している動画。機長も副操縦士も最後まで諦めずに奮闘している様子を聴くことが出来る。
悲しくなる。
乗客を守るために最後まで戦っている瞬間があったことは忘れたくない。そして航空機事故史上最悪となってしまったこの出来事を絶対に忘れてはならない。
★ JAL 123 日航ジャンボ墜落 フラッシュ(音が出ます)
タグ: 事故
20年経った日航機墜落事故
「羽田発大阪行きの日本航空123便が管制塔のレーダーから消えた模様です。」
夕方のニュースが終わる直前に「今入ってきたニュースです」のあとに冒頭の原稿をアナウンサーが読み上げた。
日航機墜落事故は明日12日で20年になる。乗客乗員520名が死亡、4人が奇跡的に助かったが、航空機事故史上最悪のものとなった。歌手の坂本九さん(享年43)も巻き込まれた。
その後、毎年この日になると、遺族は事故現場である群馬県の御巣鷹山に登り、故人の冥福を祈った。12日は無理だが、坂本九さんの長女で歌手の大島花子さんが御巣鷹山に事故後始めて向かうという。
現場は山の尾根。遺族も高齢化しており、故人の冥福を祈るのも容易ではない。
そして最近の日航機の相次ぐ整備ミス。「安全第一」が絶対であるはずの乗客輸送にかげりが出てきた。子会社である外国人の労働力に整備を任せて経費を節約。どの航空会社もそれをしているが、「安全面に問題はない」と胸を張る。
事故が起きてからでは遅いのである。脱線事故も墜落事故も会社幹部が頭を下げて、亡くなった人が戻ってきてくれればいくらでも下げてもらいたい。しかしそれが出来ない以上は、不幸な歴史を繰り返さないのが重大な責務である。
「安全第一」には続きがある。「品質第二」「生産第三」である。「安全第一」は単なるかけ声ではなく、乗客輸送に携わるものが仕事を超えて意識していなければならない文言であることを忘れてはいけない。
☆ 急いでも無駄だ。大切なのは間に合うように始めることだ(ラ・フォンテーヌ)
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昔、上鷺宮(かみさぎのみや)小学校でマラソン大会があり、東京と埼玉の都県境にある、多摩湖まで走りに行った。その帰りの電車内での出来事。
私たちは急行の西武池袋行きに乗車した。そしてしばらくすると気づいた。
「先生!僕たち『富士見台』で降りるんですよね?この電車、急行ですよ。富士見台に止まらないですよ!」
富士見台駅は各駅停車の電車以外は止まらない。
「やっべぇよ。このままじゃ池袋まで行っちゃうよ!!」
ざわめく児童たち。しかし、先生たちはニコニコしている。
富士見台駅が近づいてきた。
すると、止まらないはずの急行電車は富士見台駅で停車した。
車内アナウンス。
「上鷺宮小学校の皆様、ご乗車ありがとうございました。富士見台でございます。お忘れ物の無いよう、お気をつけてお帰りください。」
小さな歓声が上がったのを今でも覚えている。
これは鉄道会社の粋な計らいであったが、こういうことがなくても、私たちが望んでいるのは安全第一。いつもの時間に乗って、窓から見えるいつもの風景を運んでもらえることを期待もしないくらい、自然に、無意識に乗っている。
兵庫県尼崎市で起きたJR福知山線の脱線事故は、「安全第一」、「いつもの当たり前の」を逸脱してしまった。事故現場では車両が信じがたい姿をさらしている。すでに、人が乗車できる空間はその車両からは見て取ることができない。
「ミスだった」という。しかし、ミスとは「思い違い」、「手違い」のことを指す。規定の速度を超過してカーブに進入した瞬間、それはミスではなくなり、未必の故意になる。
多くの方が亡くなり、負傷されました。ご冥福と早期ご回復をお祈り致します。
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ちょっと運が悪かった
大阪府堺市の吉野家に車が突っ込むという事故があり、7人が負傷した。
この日は「一日限定牛丼復活サービス」を行っていた最中で、店内には15人の客と従業員、外にも数十人が列を作っていた。
よりによって、「牛丼一日復活サービスの日」の事故である。車の運転手は同店の駐車場に車をバックで停めようとして、アクセルとブレーキを間違えたということである。
従業員の方も張りきっていただろうし、お客さんも楽しみにしていたのに運が悪かった。
不運といえば、先月ブログでも書いた「本田美奈子.白血病で入院」もそうである。彼女はその数週間前、名前を「本田美奈子」から「本田美奈子.」(←最後に「.」ドットがある)に改名したばかりである。そして病魔に襲われるというのは何とも皮肉である。
しかし、何が幸運で何が不運かなど我々には分かる由もない。塞翁が馬である。
【塞翁が馬】(さいおうがうま)・・・未来の吉兆は予言ができない、ということ。
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記憶喪失青年、オスロで1年半
ノルウェーの首都、オスロで記憶喪失症の東洋人の青年が保護されて1年半が経つという。青年はスイス滞在中に記憶を失い、オスロに到着後に保護された。
青年が話せるのは日常英会話程度で、母国語は不明だという。ただ、「甲子園」「もち」などという言葉は口にすることから、日本人の可能性もある。
心理科医によると、記憶喪失は肉親の死などのトラウマが原因になることがあるが、1年半も記憶が戻らないのは珍しいという。
なんとも気の毒な話である。今はオスロでノルウェー語を習っているというが、早く母国の記憶を取り戻してこれからの人生頑張ってほしい。
落馬で記憶を失った女性が、若い頃旦那さんと踊っていたときにヒットしていた、映画「フラッシュダンス」のテーマ曲を聴いた途端に記憶を取り戻した、とう劇的な話がテレビでやっていた。落馬の影響で体のバランス感覚を失ったものの、今は家族で幸せに暮らしているという。
記憶を喪失していると、自分が一体誰で、どうしてここで暮らしているのか、そんな失意の中で生活していくことになる。その無念さは察するにあまりあるが、オスロの青年にも家族や友人がいるわけで、早く彼が自分を取り戻せるといいだろう。
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2004年・今年の重大ニュース
師走。今年もいろいろなニュースが駆けめぐった。オリンピックイヤーということで、スポーツ界が賑わいを見せた。オリンピックだけでなく、イチローが大リーグ年間安打新記録という歴史的な快挙も見せてくれた。スポーツというのは体を使って魅せてくれる芸術だ。見ている者に夢を与えてくれる。国内ではプロ野球の再編問題が出た。そして、楽天とライブドア、さらにはソフトバンクも新球団運営に手を挙げた。高校野球では、駒大苫小牧高校が北海道に初優勝をもたらした。
イラクでは戦火が止まず、その中で日本人が人質になる事件が発生。自己責任が問題となった。
日中問題も勃発した。中国によるガス田開発、潜水艦領海侵犯事件などは日本の国益が犯される大問題である。
国内では三菱自動車のリコール隠しが表面化し、各地で同社の自動車による事故が相次いだ。
さらに残念なニュースは続く。長崎では小学六年生の女児が同級生に刺殺される事件、奈良の小学生女児誘拐殺人事件(捜査中)も起きている。子供達を取り巻く環境に何が起こっているのだろうか。
今年は自然災害が猛威をふるった。台風上陸の史上最多記録、浅間山の噴火、そして新潟中越地震である。
こうして事件・事故を振り返るのは簡単なのだが、これを教訓として私たちは考えて、備えなければいけない。過去を振り返るのは後退的であるが、時として前進するための糧となるものだ。
来年はいいニュースばかりあることを祈りたい。
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早食い大会で窒息死(2004.11.7)
兵庫県福崎町主催の秋祭りの早食い大会で、女性(38)が、もち麦を使った麺とパンを食べたあと意識を失い死亡する事故が起きた。
こんな事が起きるのかと驚きましたが、そこで気になったのが、牛丼屋のCM。このCMでは細身の男性が12秒で牛丼の普通盛りを食べてしまう。特撮かと思いきや、実際に食べているというから驚く。このCMは放映しても大丈夫なのだろうか。考えすぎ?
ところで、では、この記事の見出しを「早食い死」としていた。言葉遣いが変だと思うのですが、考えすぎ?
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「自己責任」という言葉がメディアで取り上げられるようになったのは、99年8月14日に起きた、神奈川県山北町での「玄倉川キャンプ水難事故」からだと思う。
この事故は、当時川の中州でキャンプをしていた男女25人のうち14人が川に流されてしまったという事故である。ダムの放流を知らせる警報が鳴り、松田署員も警告をするなどしたが、一行は全く聞き入れなかったのである。懸命の救助活動が続いたが、悪天候のためヘリコプターも飛べず、最悪の結果となってしまったのである。
キャンプは楽しいことではあるが、事故が起きたことで一律に「キャンプ禁止」となってしまうのは筋違いである。自然を満喫するのであれば、その自然が一度荒れたら危険であるということも認識するべきである。
イラクに行った青年も現地がどんな状態か、もっと強く認識を持つべきだった。
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