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安倍首相辞任(2007/9/13)

 
 突然の辞任劇であった。所信表明演説の後の辞任表明だけに「何故このタイミングで」という声が多く聞かれる。組閣が済んで間もない時期に職務放棄だと見られても仕方ないだろう。自ら辞めてしまった。
 
 ところで野党が”無責任だ”と反発するのは分かるのだが、自民党内からも厳しい声が上がっていることに違和感を覚える。同じ党内で政党を支えようとする党員はいなかったのだろうか。派閥があるのも巨大組織ならではなのかも知れないが、昔の自民党に比べて党内も核家族化している気がする。
 
 もっともそうしたことを含め、リーダーシップを発揮できなかった一国の長の責任は大きいが、”盛り上げ役”というのは首相ではなく、その周辺であるはずだ。金と政治の問題で揺れに揺れた安倍内閣だが、首相の周りは何をしていたのかが見えてこない。
 
 与謝野官房長官が首相の健康面について触れていた。総理大臣が突然辞めるということは異常事態であるが、体調に不安を持っていたとすれば納得できる。もしそうであれば、ゆっくり静養された方がよいだろう。金と政治の問題に関しては、安倍さん当人に責任はなかった。”余計なこと”さえしてくれなければ、内閣はもっと円滑に進行していたのではないかと感じる。
 
 組織の長というのは少し抜けている方が魅力がある。ただし、それを支える周辺がしっかりしていなくては意味がない。自民党内で安倍総理に批判的であるものも、総理を選出した責任を忘れてはならない。
 
 
☆ 孤独が必要なんですよ。孤独の時間をとれなかった自分の弱さを今、反省しています(小泉純一郎・過労でダウンしたときに)
 
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★ 安倍首相退陣(読売新聞)
★ 「美しい国 志半ば」チーム安倍 衝撃と失意(産経新聞・07/9/12)
 
 

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呆れた社保庁の言い訳 年金問題

 社保庁の年金着服問題で、社保庁職員がテレビの電話インタビューに応じていた。怒りを通り越して呆れてしまった。それによれば、「年金を振り込みではなく、窓口に納付するかたもいる。それを袖に入れてしまう者がいることまで監視ができない」というのだ。窓口で納付することに問題があるかのような言い訳。
 
 では郵便局は?銀行は?現金を扱うあらゆる人たちが嫌疑の対象になってしまう。確かに民間でも着服・横領の問題はあるが、本末転倒な論理は完全に破綻していた。
 
 長期に渡ってPCを不正に操作し、記録の改ざんを行っていた職員もいる。年金納付者記録をごまかし着服。穴埋めに別の納付者をあてがう。その穴埋めにはまた別の納付者をあてがう・・。これでは真実が闇から闇へ葬られてしまう。
 
 少子高齢化で年金システムは破綻すると見られていたが、それ以前に社会保険庁という組織が破綻していた。その中で働く一部の職員も破綻していた。そうしたもののせいで、年金の将来には明るい未来がない。
 
 人の将来を考えるという責務認識がまるでなかった国の組織。当てにできない年金システムを補填する光は一向に射してこない。年金を納めるどころか、働くことすら馬鹿馬鹿しくなってくる。
 
 
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★ 社保庁職員、懲戒受けても「A評価」…不正免除の26人(読売新聞・07/9/7)
 
 
 

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怒りの厚労相 年金問題

 「横領したような連中はきちんと牢屋に入ってもらいます」。
 社保庁や市区町村職員による横領問題で、記者会見に臨んだ桝添厚労相は怒った。横領額は3億4千万円にも上る。刑事告発有無の実態が分かっていない市区町村職員に対しては、増田総務相に協力を仰いだ。
 
 日本に治外法権があるとは思わなかったほどずさんな年金問題。年金を管理する社保庁職員のみならず、収納代行していた市区町村職員もネコババしていた実態が明らかになった。厚労相は「今からでも刑事告発してやろうかと思って」「泥棒したやつがぬけぬけと役場で仕事をしていていいんですか」と収まらない。
 
 とりあえず国民の意をくんだ発言ですっきりもするが、これから本格的に横領犯の調査は始まることであろう。そして刑事訴追されることであろう。さらには収監されるであろう。最後には弁済しなくてはならないであろう。
 
 以前、JRの職員が切符の自販機の中にある数百円を盗み、懲戒免職となった。退職間際であったが当然退職金は出なかった。小銭や紙幣を見ると思う。どれも汚れている。それだけ多くの人が働き、消費した証拠である。それを人の目を盗んで横取りしてしまう人間はもっと汚れている。老後の糧となる生活の一部を予め奪ってしまっているのである。
 
 ところで、こんな状態で本当に年金は支払ってもらえるのだろうか。これならばタンス預金のほうが安心だ。タンスを買ったほうが安全かも知れない。
 
 
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★ 「きちんと牢屋に入ってもらう」 年金横領で舛添厚労相(朝日新聞・07/9/5)
 
 

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海に死する国 キリバス

 
 以前、ツバルが水没の危機に切迫していると書いたが、ツバルだけではない。太平洋赤道直下にある、対馬ほどの大きさのキリバス。ここでは移住計画が本格化している。
 
 キリバスのアノテ・トン大統領は「海面上昇を防ぐ手だてなど無く、どうしようもない」「温暖化は進んでおり、国際社会が今度どんな決定をしても、もはや手遅れ」とした。これを「環境テロ」とし、京都議定書に参加しないアメリカとオーストラリアを名指しで非難した。
 
 温暖化対策は急務だ。先進国のみならず、経済的に発展を遂げている中国なども早急に環境問題に取り組まなくてはならない。そもそもこれは、経済水準維持のための産業や車社会が引き起こしていることが根底にある。
 
 我々は身近な問題として、ビニール袋を燃やさない、アイドリングストップなどがある。ゴミが増えたのは”テイクアウト文化”が発達したからである。コンビニやファミレスなどは24時間営業しているし便利である。その反面大量のエネルギーを消費していることを見て見ぬふりをしている。
 
 二酸化炭素を排出しているものはそうしたものだけではない。我々人間もそうである。世界の人口は約66億人。二酸化炭素を吸収する緑は伐採されていく一方である。過度な人口増加は行き過ぎた産業の繁栄を招きかねない。
 
 衛星写真で昔の地球と現在のものを見比べたことがある。緑が大幅に減っていた。そして今度は、1つの島国が消えようとしている。
 
 
☆ この世界は、他の星から見れば、地獄と呼ばれている可能性はある。(Aldous L. Huxley)
 
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★ 「我が国は海に沈む」キリバス大統領が全10万人移住計画(読売新聞・07/9/1)
★ キリバス共和国(外務省)
 
 

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62回目の終戦記念日

 トミー・レメンゲサウ・第5代パラオ共和国大統領は、05年の来日前会見で、当時の小泉首相の靖国神社参拝について、「すべての人のために祈るのは正しいことだ」とした。
 
 学徒出陣した若き御霊を思う。たった二十歳そこそこの青年が、家族に将来を託されていた青年が、勉学に励んでいた青年が、恋愛をしていた青年が、戦地で散った。死の覚悟を決めさせるには若すぎた。
 
 戦争となると歴史認識が国によって異なることがある。しかしそれは事実の追求ということよりも、国益や国策を追求する過程になりはしないだろうか。
 
 戦争反対、は当然である。しかし世界では、核軍備が広がり、紛争は止まない。そこには人権はなく、弾圧や暴力が横行している。そうした暗い状況の反意語は平和という一語に尽きる。
 
 恒久の平和を手に入れるためには、地球に住む誰もが平和を考え、過去の悲しみと対峙することである。
 
 戦後62回目という言い方が好きである。この言い回しが死ぬことがあってはならない。戦後100回目、戦後1000回目と、永遠に使われて欲しい言葉である。今が戦前であってはならない。
  
  
☆ 戦争を面白がるのは、戦争を経験したことのない者だけだ。(ピンダロス)
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★ 首相「加害責任を反省」 62回目の終戦記念日(朝日新聞・07/8/15)
★ 色あせる「安倍らしさ」 首相、終戦記念日の靖国参拝見送り(産経新聞・07/8/16)
 
 

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吉か凶か

 
 国民の心配事はおおくある。政治と金の問題、そして信じられないほどの不祥事である社会保険庁による年金問題。選挙直前に起きた新潟中越沖地震の復興支援策など。
 
 思えば、安倍総理自身はこれといった大失態をしたわけではない。脇を固める閣僚の発言が総理を窮地に追い込んだ。
 
 とはいえ、その時の対応のまずさが「リーダーシップがない」と判断されたのは仕方のないことだろう。任命責任を問われても当然である。
 
 それにしても不適切な発言をよく思いつくと感じる。「女性は子供を産む機械」「なんとか還元水」「原爆はしょうがない」。
 
 もう余計なことは喋らないほうがいい。そして、口から発せられる言葉ではなく、実際どんな行動をしてくれるのかに期待は集まる。
 
 参院選、吉と出るか凶と出るか。与野党にとってではなく、国民にとってである。
 
 
☆ 人が決まってウソをつくとき。それは狩りの後、戦争の最中、そして選挙の前。(オットー・フォン・ビスマルク)
 
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テレビ番組二次利用の権利情報公開へ

 動画サイトで有名なYou Tubeの楽しみのひとつが、昔のテレビ映像を見られることである。もう二度と見ることが出来ないだろうと思っていた瞬間映像に出会うと感動する。投稿者には感謝したいところだ。
 
 しかし、この手の投稿は著作権の侵害である。多くの人はこうした投稿が違法であることを認識している。それでも人気があるのであるから、それを逆手に取ったビジネスが期待できるというものだ。
 
 すなわち、視聴者が求めている「かゆいところに手が届くような」番組内容を積極的に放映・配信すれば商業的に成り立つ。ところが、昔の映像を二次利用することは、出演者や制作者などの権利関係が複雑なところから困難であった。
 
 こうした事態に対して、総務省は過去の放送番組の二次利用を促進するための「コンテンツ取引市場」を新設する方針を固めた。放送局に情報提供を求める権限を持たせ、買い手と売り手の仲介役をすることになる。
 
 日本のアニメなどは海外でも人気が高い。こうした制度がクリエーターの士気をも高めることになり、埋もれている需要の高い番組を配信しやすくなるだろう。
 
 
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★ TV番組の二次利用仲介、権利情報公開へ…総務省が新市場(読売新聞・07/6/24)
 
 

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横浜市議候補、経歴詐称

 虚偽の資格や学歴を公表していた、共産党候補がいることが分かった。
無資格にもかかわらず、弁護士などの資格を記した名刺などを配布、早大法学部卒と記していたが、実際は高校中退だったという。選挙活動は中止になり、当選しても辞職するという。
 
 過去にも経歴詐称した議員は他にもいたが、そうした強い資格や組織にこだわるのはなんなのであろうか。資格や大卒で安心されては困る。本来の手腕を発揮するのはそうしたものではなく、実際にどんな活動をして功績を残してきた人かということである。
 
 元刑事が15年間続けたゴミ拾いのボランティアを引退することとなった。82歳の元愛知県警警察官だった奥田豊さんは、名古屋の繁華街で定年後に「健康のために」と軽い気持ちでゴミ拾いを始めた。土日年末年始などを除いてはほとんど休まなかったという。
市民が望んでいる議員の仕事というのは、こうした目に見える仕事ではないだろうか。
 
 詐称、改ざん、粉飾、ねつ造、この手の話はもう飽きた。ウソつきの日本人がいつの間にか多くなってしまった。だが、目立たないところで正直を通して生きているかたが少なくないことには救われる。
 
 
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★ 横浜市議候補が過去に経歴詐称、共産が活動取りやめ(読売新聞・07/4/1)
★ 清掃奉仕:名古屋駅周辺で15年間続け県警元刑事“引退”(毎日新聞・07/4/7)
 
 

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