Nonopapaの話・4
数年前、父の会社(不動産業)が管理するビルが火災で燃えていた事があった。
連絡を受けて父は同僚達と現場に駆けつけたが、夜だったこともあり、父は泥酔状態だった。
放水する消防士に「俺のビルがー!俺のビルがー!」と食ってかかった。
しつこく詰め寄るこの酔っぱらいに、消防士は放水していた水を父におもいっきり向けた。
「うわーっ!!!」
父はびしょぬれ。同僚は大爆笑だったという。
そういう邪魔な野次馬対策に、放水で対処するというマニュアルでもあるんでしょうか。
あとで聞いて分かったことだが、私もこの現場、偶然車で通りかかっていたのだ。
最初は「あー火事だ。渋滞していたのはこのためか。」
くらいにしか思っていなかったが、まさか自分の父親がそこで水を浴びているとは夢にも思わなかったのである。
警察官、消防士、市営地下鉄などの職員の職務執行中にそれを暴行、脅迫を用いてその業務を妨害すれば、公務執行妨害罪になる。事件、事故が起きたときは、その業務を邪魔してはいけません。うちの父のように。
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タグ: 思い出
チケットは正しく購入しましょう
Nonopapaの話・3
小学生の時、後楽園球場(現・東京ドーム)にサーカス(歌手じゃないほう)を見に家族で出かけた。
入り口付近でダフ屋が二人寄ってきて、入場券を買わないかといってきた。親父はそれを家族分購入した。
すると、どこからともなく警察官二人が登場。
警察官「今、チケット売っただろう。」
ダフ屋「売ってねぇよ。何いってんだよ。」
顔の表情でダフ屋を威嚇する警察官。今度は親父に、
「今私たちね、向こうの方で旦那さんがチケットを買うのを見ていたんですよ。お話を聴きたいので、申し訳ないんですが交番まで来てもらえますか?」
ダフ屋二人は「殺すぞ、てめー!」などと騒ぎながら交番に連行された。ところで、事情聴取のために行った親父は交番に入るやいなや、中にいた警察官に「あんた、何枚売った?」と聞かれたらしい(笑)
警察官は親父に言った。
「旦那さん、本来ならこのチケットは没収するんですが、今回はお子さんもいらっしゃるようなので、お渡ししますが、二度とああいう連中からは買わないようにお願いします。」
そういったわけで、サーカスを見ることができた。当時はダフ屋も何も知らなかったので、状況がさっぱり分からなかったが、今思えばあれがダフ屋である。イッツダフ屋、ザッツダフ屋だ。
しかし、二人の警察官とダフ屋の顔は今でも覚えているのに、肝心のサーカスの記憶が全くない。サーカス見に行くなんて、生きていてそうあるものでもないのに何故だろう。
チケットを安く手に入れ、それを転売する行為は各都道府県条例違反(ダフ屋行為の禁止)で逮捕される。これは暴力団の資金源を絶つために制定された条例である。従って、ダフ屋からチケットを買ったりすることは罰せられることはないが、「暴力団の育成」に加担することとなる。
最近では一般人がチケットを大量に購入し、ネットオークションで高値で転売し、この条例違反で逮捕されたこともある。
なお、ダフ屋の「ダフ」という言葉は「フダ=(チケット)」を逆さまにした言葉である。
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車を売るなら・・・ 犬の思い出
車売るならガリバー!ということで、ガリバーの査定担当者が来た。妹の車、ダイハツ、ミラ・ジーノを売るのである。
10分間、担当者の男性は車の内装、外装をチェック。その間、渡されたアンケート用紙に記入をしていた。男性が戻ってきて、台所で商談となった。車のことは勿論のこと、秘密の査定額本を見せてくれたり、携帯電話の話などで盛り上がった。
台所で商談をしたのは訳がある。うちには室内犬が二匹いるが、これがお客さんが来るとワンワンうるさいのである。なので、犬から離れたところで話をした。それを伝えると男性は、
「私は犬は大好きなんで大丈夫ですよ。実家にハスキーを飼っているんです。ですが、その犬はもう18才。排泄も自分ではできないんです。前足に頭をいれて、そのままひっくり返ってしまうんです。獣医に診せると、脳がもう生きていない、というんです」
「あぁ、それは人間でいうと寝たきり状態ですね。」
「はい。親父はそんな状態なので、『安楽死させろ』といいますが、母と姉は大反対です」
「そりゃあ、そうでしょうとも。でも、ご家族どちらの気持ちも分かりますね」
そうしていると、居間の扉が開き、わんぱくなうちのわんこが飛び出てきた。
「ワンワンワン!!!」と男性に駆け寄ってきた。
うちの犬は親戚の叔母の指を噛み、出血させたことのある「傷害罪」の前科がある。慌てた私はわんこを引き離そうとするが、不思議なもので、犬好きなその男性には敵意を見せることなく飛びついているのが分かった。
そうこうしているうちに、男性の携帯が鳴った。査定結果が来たのである。査定額は私の予想を大きく上回った。査定額よりも、ガリバーだったということよりも、私はこの男性に決めたのだ。
「じゃあ、この額で手続きをお願いします」
ガリバーさん、二時間も話に付き合ってくれてご苦労様。
妹と、私の思い出作りに参加してくれた、ミラ・ジーノ、さようなら。
近く、ミラ・ジーノは引き取られることになる。
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Nonopapaの話
何年も前の話だが、父の会社が土地の取引に関して詐欺にあった。
詐欺師はその日、会社に来てお金を取りに来るという。
事前に警察に通報してあったので、刑事が数人会社内で隠れていた。
牛みたいなでかい刑事が言う。
「社長、相手が暴れても手を出さないでくださいよ。私が投げ飛ばしますから。」
詐欺師がやってきた。全社員は素知らぬふりをして、「いらっしゃいませ!」
詐欺師が席に着くと、父が怒りをあらわにした。
「人のことだましやがって、この野郎!」
そうすると、隠れていた刑事が登場。
「警察だけど、今回の土地取引の件について聞きたいことがあるから、一緒に署まで来てください。」
青ざめる詐欺師。彼は連行されていった。
皆様におかれましては、くれぐれも詐欺に引っかからないように注意してください。
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銀座に行った【全国版】
本日のブログは全国のブロガーの皆様の「お国言葉」で書いてみました。
【標準語】
昨日銀座に行きました。Apple社の直営店が銀座にあり、そこで音楽作成ソフトを見たかったのです。
店内にはいると、ipodがたくさんありました!さすが人気商品、広い店内にこれ見よがしに展示してありましたよ!
目的のソフトは4階。「これ、エレベーターなの?」という乗り物に乗り、4階に到着。
音楽ソフトという特殊性から、どのスタッフに質問しようかと迷いましたが、近くにいる男性スタッフに声をかけました。
そのスタッフは偶然にも私が以前使っていた音楽ソフトのことも知っており、話が盛り上がりました。しかも、私の質問に難なく答えてくれました。
銀座まで行った甲斐がありました。そして、そのソフトを欲しくなりました。
【北海道弁】
昨日銀座に行きたべさ。Apple社の直営店が銀座にあり、そこで音楽作成ソフトを見たかったんだべさ。
店内にはいると、ipodがたくさんありました!さすが人気商品、広い店内にこれ見よがしに展示してありましたよ!
目的のソフトは4階。「これ、エレベーターなの?」という乗り物に乗り、4階に到着。
音楽ソフトという特殊性から、どのスタッフに質問しようかと迷たけどささ、近くにいる男性スタッフに声をかけました。
そのスタッフは偶然にも私が以前使っていた音楽ソフトのことも知っており、話が盛り上がったべ。しかも、私の質問に難なく答えてくれたべさ。
銀座まで行った甲斐があったっしょ。そして、そのソフトを欲しくなったべ。
【山形弁】
昨日銀座に行きたんだず。Apple社の直営店が銀座にあり、ほんでよ音楽作成ソフトば見たかったっていうごどなのよ。
店内にはいると、ipodがしこたまあったんだず!さすが人気商品、広い店内にこれ見よがしに展示してあったんだずよ!
目的のソフトは4階。「これ、エレベーターなの?」ていう乗り物に乗り、4階に到着。
音楽ソフトていう特殊性から、どのスタッフに質問しようかと迷つてだんんだげども、近くにいる男性スタッフに声ばかけたんだず。
そのスタッフは偶然にもわだすがよりかんなりむがす使っつたっけ音楽ソフトのことも知っており、話が盛り上がったはげな。しかも、わだすの質問に難なく答えてくれたんだず。
銀座まで行った甲斐があったんだず。ほして、そのソフトば欲しくなってるんだずんだず。
【大阪弁】
昨日銀座に行きたんや。Apple社の直営店が銀座にあり、ほんで音楽作成ソフトを見たかったちうワケや。
店内にはいると、ipodがようけおたんや!さすが人気商品、広い店内にこれ見よがしに展示しておたんやよ!
目的のソフトは4階。「これ、エレベーターなの?」ちう乗り物に乗り、4階に到着。
音楽ソフトちう特殊性から、どのスタッフに質問しようかと迷おったんやが、近くにいる男性スタッフに声をかけたんや。
そのスタッフは偶然にもウチがよりどエライ昔使っとった音楽ソフトのことも知っており、話が盛り上がったんや。しかも、ウチの質問に難なく答えてくれたんや。
銀座まで行った甲斐がおたんや。ほんで、そのソフトを欲しくなりよったんや。
【博多弁】
昨日銀座に行きましたとよ。Apple社の直営店が銀座にあり、そいで音楽作成ソフトば見たかったとよ。
店内にはいると、ipodがえらよかっぱいある!さすが人気商品、広い店内にこれ見よがしに展示してあるよ!
目的のソフトは4階。「これ、エレベーターなの?」ちう乗り物に乗り、4階に到着。
音楽ソフトちう特殊性から、どのスタッフに質問しようかと迷おったが、近くにいる男性スタッフに声ばかけましたとよ。
そんスタッフは偶然にもうちが前使っとった音楽ソフトのことも知っており、話が盛り上がったんやけん。しかも、うちの質問に難なく答えてくれましたとよ。
銀座まで行った甲斐があるとよ。そいで、そんソフトば欲しくなりよったけん。
てな感じです。
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今日の車内アナウンス
出かけた帰りに電車に乗ると車内アナウンスが流れた。
「お客様にお知らせします。先ほどA駅とB駅との間の踏切にて・・・」
ときたので、「人身事故か・・・。」と思ったら、
「架線にタコが引っかかりました関係で、ただいま運転を見合わせております。」
は!?今なんと?タコ? そのあとも、
「先ほどA駅とB駅間の踏切で引っかかっておりましたタコの状況ですが、先ほどタコを撤去いたしました。」
「A駅とB駅間にタコが引っかかっておりました関係で、ダイヤが乱れております。お急ぎのところ誠に申し訳ございませんが、運転までしばらくお待ち下さい。」
電車が動いたあとも5回ほど「タコのお詫び」を放送した。
何ともお正月らしいハプニングであった。今日はみんなお休み。列車の運行がおくれても誰も怒りませんよ。
それにしても、今どきタコを上げる子供がいるのかと感心した。
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昨日は古い仲間と忘年会だったのですが、体調が悪くて急遽友人に幹事を任せて家で休んでいました。あー、これでこの仲間と年内に会うことはないのかなー。残念。
この忘年会は私が企画したのですが、考えてみると私は幹事経験が多いのです。飲み会の幹事は数え切れないほどやりましたし、昔のバイトの新年会などは企画しました。一番大きな企画はバイト先が改装工事をするということで、その休みの間に伊豆に旅行を企画したことでしょうか。大変だった企画はお花見企画。食事や酒の用意が・・。
一番多かった飲み会の企画ですが、いろいろと苦労が絶えません。例えば・・・
今は携帯やメールの普及で参加者と連絡が取りやすくはなりましたが、それでも参加するのか否か、何時にこれるのか、ということを連絡してくれない人が多い。忙しいのかもしれませんが、人任せにしてあるのであれば、それくらい協力して欲しいというもの。メールの返信なんて30秒あればできる作業です。
やっと参加人数が把握できても、必ず遅刻者やドタキャンが出るということ。これは本当に勘弁。これを恐れてちゃんとした個室とか予約するのを躊躇してしまう。
飲み会そのものを忘れる!ということもあります。
「参加費はおつりの無いように」といってるのに必ず1万円札を出す人がいます。そうしたことも考えて、細かいお金を両替しておくのです。
人数が多いとき、どさくさに紛れて会費を払わないとんでもないやつがいる!
こういった具合です。幹事経験をお持ちのかたは賛同の涙を流して頂けると確信しています。幹事に頼っているかたは、そうした苦労をちょいとは考慮して、幹事さんに協力してあげて下さいね。
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節目の日に行ったところ
昨日はクリスマスモードということで、街にはカップルが一杯。きっと彼らはこじゃれたところでお食事でもしたのであろう。そういえば、むかし彼女がいたとき、色々なところに行ったものである。
東京湾のベイクルーズに行ってフランス料理を食べたことがあった。夜景はきれいだし、ムード満点。ムード重視なので、それだけでお腹一杯であった。このベイクルーズだが、確か値段は一人二万円ほどだった。この時は成功だったのだが、これより前に行ったときは残念であった。というのも、その日は滝のような大雨。車で彼女を迎えに行き、東京湾に向かったが、雨のせいで車は渋滞。なんとか飛ばしていったが、到着したときには船が出航していた。
クリスマスは貸別荘で過ごした。ここはセンターハウスみたいなものがあってここで食事。山の中のクリスマスもとってもいい気分である。
東京ディズニーランド近くのホテルで過ごしたこともある。しかも、一度やってみたかったルームサービスを利用し、部屋でフランス料理を食べた。しかし今考えると、よくそんなことしたなぁ。
機会があったら一度行ってみたいところがある。それはいわゆる「赤坂の料亭」。たとえば、六本木ヒルズの最上階のレストランといえば、何となく想像もつくが、この料亭は全く分からない。
父がむかし行ったことがあるらしく、それによると「お品書き」なんていうものはなくて、「刺身下さい」のような感じで注文するとあとは自動的に出てくるそうだ。
お酒も言ってみれば「飲み放題」で、酒がなくなれば次々とつがれる。三時間ほどの食事で料金は45万(!)だそうである。
ちなみにこの手の料亭は、庶民が行っても追い返されるそうで、誰かの紹介がないと入れないようだ。一度でいいから行ってみたいなー。もちろん、高級乗用車で。
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