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記憶にない被害、竜巻が民家を襲う 1人死亡30人超けが 関東北部(2012/5/6)

 このような竜巻被害は記憶にない。6日ごご0時45分ごろ、茨城県つくば市北条地区で竜巻が発生したとみられ、建物30~50棟が倒壊、300棟以上が何らかの被害を受けている。この影響で男子中学生1人が死亡、30人以上が負傷した。また落雷が母娘を直撃し、1人が重体となっている。
 
 水戸地方気象台によると、同市で午後0時39分に最大瞬間風速18.7メートルを記録した。気象庁によると、大気の状態が広い範囲で不安定になったことから、ところどころで積乱雲が発達し、落雷やひょうなども観測された。この状態は7日未明にかけても続くとみられ、同庁は東北、関東、甲信、北陸の広い地方に竜巻注意情報を出した。また、「頑丈な建物内に避難して、土砂災害にも気をつけて欲しい」と話している。
 
 つくば市災害対策本部などによると、多数の電柱がなぎ倒され、午後5時現在、つくば市で約1万2千世帯、下妻と筑西市でも約100世帯が停電している。また、陸上自衛隊に救援要請をした。
 
 同じころ、栃木県東部の真岡市や益子町でも突風に見舞われ、10人が軽傷を負った。家屋の被害は約320棟に上っている。
 
 また、午後2時20分ごろ、埼玉県桶川市坂田の「穂高ドックラン」で雨宿りをしていた同県宮代町の女性(40)と長女(11)が落雷を受けて負傷。長女が意識不明の重体。埼玉県警上尾署によると、2人は家族と一緒に同施設に来ており、高さ8メートルのケヤキの下で雨宿りをしていた。
 
 日本での竜巻被害が記憶にない。被災地の住民は「東日本大震災では被害は少なかったが、今回は壊滅的だ」と話している。大きな竜巻被害となったのも異常気象が原因なのか。ゴールデンウィーク最終日に人々を襲う天災は容赦がなかった。逃げる術とかわす術を何度でも確認しなくてはならない。
 
 昨年11月に鹿児島県・徳之島で発生した竜巻では民家1棟が倒壊し、住民3人が死亡した。鹿児島県警徳之島署の調べによると、3人は自宅から100~180メートル離れており、自宅は基礎部分だけを残して全壊していた。この時の最大瞬間風速は12.5メートルだった。
 
 
★ 茨城・つくば市などで”竜巻” 1人死亡(日テレNEWS24・12/5/6)
★ 「突然バリバリ」窓ガラス散乱 突風、街破壊 茨城(朝日新聞・12/5/6)
★ 竜巻?猛威、14歳男子死亡・40人以上けが(読売新聞・12/5/6)
★ 突風:「竜巻見えた」 つくばの住民、恐怖の瞬間(毎日新聞・12/5/6)
★ 母子に落雷、11歳重体 木の下で雨宿り中 埼玉・桶川(時事通信・12/5/6)
★ 竜巻か、3人死亡 突風で民家倒壊 鹿児島・徳之島(時事通信・11/11/19)
 
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尖閣諸島を「買い取る」石原都知事が米国で講演 所有者と合意

 訪米中の石原慎太郎・東京都知事は、ワシントンで講演をし、沖縄県の尖閣諸島のうち、3つの島を都が買い取ることで地権者と基本合意をしたことを明らかにした。知事は「東京が買うことにいたしました。東京が尖閣諸島を守ります。日本の政府がいやがるかどうか。どこの国がいやがろうと、日本人が日本の国土を守るために島を取得するのは、何か文句がありますか」と述べた。
 
 都で買い取るとしているのは、魚釣島、北小島、南小島。都知事は「今の政府の姿勢じゃ危ない」とし、「(現在の地権者とは)基本的に合意している」と述べている。また都税を使うことについては「東京がやることは『国のため』が大原則なんじゃないの」と答えた。知事は講演の後に記者団に対して「面白い話だろ」と笑顔を見せた。
 
 現在、都が購入しようとしている尖閣諸島の3島は、民間人の男性=さいたま市大宮区=が所有し、国が借り上げて賃料を支払っている。年間賃料は魚釣島は約2110万円、北小島が約150万円、南小島が約188万円。この所有者が高齢などの理由で、今後の所有に不安があることを知った都知事が都による買い上げの話を進めていた。男性と都知事は40年来の付き合いであるという。男性の代理人である弁護士は購入時期について「今後の展開次第」と話す。
 
 都知事の発言を受けて藤村官房長官は、国による購入も検討することもあり得る、という考えを示しており、都知事の発言で個人所有の島が公有地になる可能性が出てきた。
 
 グーグルマップで住所入力による表示はされなかったが、尖閣諸島の島々には「石垣市登野城」という住所がつけられている。石垣市の他の島々も大変美しく羨ましい限りである。石垣島の北に位置する尖閣諸島が国境の離島という位置づけだけなのが悲しい。早く人々の往来のできる自由な島になって欲しい。
 
 誤解があるようだが、都が買い取ることで土地の所有者が東京都になるだけであり、買い取り対象の島々が「東京都」になるわけではない。尖閣諸島の島々自体は沖縄県石垣市であり続ける。例えて言えば、東京都の保養所などの施設が都外に点在するが、それと同じ都有地になるというだけである。
 
 
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★ 「東京都が尖閣諸島を買う」石原知事、米シンポで表明(朝日新聞・12/4/17)
★ 尖閣4島の国有化あり得る 藤村官房長官(読売新聞・12/4/17)
 
 

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首都高速道路の地下化を検討 国土交通省の有識者会議

 大部分を占める高架を撤去して地下化をするーーーーー
 
 国道交通省の有識者会議の初会合が10日に行われ、国交省側は道路の大部分を占める高架を撤去して地下化をすることを含めて議論を進めるように要請した。猪瀬東京都副知事は「東京外郭環状道路(外環道)が完成すれば、首都高の渋滞は減る。最小のコストでどう補強するかがテーマだ」と地下化に慎重な姿勢を示した。
 
 東京五輪のころに作られた道路は都心を縫うように作られた。独特の景観を抜けて走行できる面白さも感じるところであるが、無い土地に無理矢理作った感が否めない。そして何よりも老朽化が問題で首都直下型地震が起きた時に、現在の補強だけでは安心できない部分がある。
 
 現在も首都高は渋滞が多いが、ここに新たな高架式道路を作る余裕はない。そう考えれば地下化は当然の流れともいえる。地下化が実現すれば、騒音問題が解決されるであろうし、空いた土地の売却や貸し出しをすることも可能になる。阪神大震災の時のひしゃげてしまった高速道路の映像が頭から離れない。首都高もきっとああいう事態になるに違いない。昭和30年代に作られた建造物で、毎日重量のある車両が往来している道路には耐久性に限界があるだろう。これは一刻の猶予もない課題である。
 
 地下の道路が地震に対して安全かどうかは分からないが、少なくとも首都高の高架部分が崩壊した時に、その下を走っている玉川通り(首都高3号線)や甲州街道(首都高4号線)を走行している車への被害は無くなるであろう。バブル期に都心の建物は多くが新しいものに生まれ変わったといえる。しかし、これほど規模の大きな老朽建造物は都内でも首都高くらいである。東日本大震災を知る者として決して無視してはならない存在である。
 
 
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★ 地下化を検討 老朽・首都高改修で(産経新聞・12/4/10)
 
 

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90代と60代母娘の孤立死 200メートル先で再び起こった悲劇 東京・立川

 一瞬、耳を疑った。「普通に残念な事案だったと認識しております」ーーーーーー
 
 「普通に」という言葉の意味は何であろうか。前に書いたが、「普通においしい」と言えば、可もなく不可もないという無表情な評価である。「普通に0時まで起きている」と言えば、「いつものように、当たり前のように」というような意味だ。「ふつーに」と発音も楽なことがあってなぜかこの不思議な言葉が使われている。
 
 東京・立川市羽衣町の都営アパートで7日、90代の母親と60代の娘が死亡しているのが見つかった。警視庁立川署によると外傷等はなく事件性はない。司法解剖の結果、娘は病死の可能性があり、母親は餓死した可能性がある。母親は認知症を患っており、娘が病死したあと連鎖的に死亡したと思われる。
 
 立川市と母娘が住んでいた都営アパートを管理する東京都住宅供給公社(JKK)は記者会見をした。市は公社から「住民と連絡が取れない」と連絡を受けたが5日間放置した。立川市高齢福祉課の課長は「公社が(室内に)踏み込むかどうか判断すると思っていた」。
 
 公社の対応
1. 2月20日ごろ:女性宅から自治会費の支払いが無く不審に思った住民が自治会に連絡
2. 2月29日ごろ:自治会が公社に連絡
3. 3月1日   :公社が水道メーターや郵便受けを確認
4. 3月2日   :公社が立川市と親族に連絡。安否確認できず。
5. 3月6日   :公社が再訪問するが状況に変化無く「緊急性はないと判断」。公社では「入室判断には親族の了解が必要で、難しいケースだった」。
 
 立川市の対応
1. 3月2日   :公社から連絡を受けて同日民生委員に連絡。同委員から「安否確認できない」と報告。
2. 3月7日   :立川署に連絡。遺体発見。
 
 高齢福祉課長は、市と公社の間に緊急時の入室に関する取り決めがなかったとし、「公社への遠慮があった。見守り体制を見直したい」。
 
 冒頭の「普通に残念な事案だった」というのは公社の女性担当者が記者会見で発言した言葉だ。2人が亡くなっているのに、この「無表情な評価」は何というものの言い方なのか。高齢福祉課長の「公社が判断すると思っていた」という発言も驚く。仕事をするうえで、他の誰かがやると思った、という考え方が信じられない。
 
 2月にはこの現場から200メートルほど離れた同町内で、母親と男児が死亡しているのが見つかっている。立川市は再発防止策を検討していた矢先の出来事であった。
 
 公務員やそれに準ずる組織だからと言って、頭ごなしに批判するのは好きではない。しかし先月孤立死があったのにもかかわらず、市の担当者は公社から安否確認ができないと連絡があったときに、先月の孤立死を連想することはできなかったか。
 
 プライバシーや個人情報保護法をいうことがあるが、その言葉を持ち出すことが免罪符になると考えていないだろうか。プライバシーや個人情報を守ることは大切だが、それらが人命を上回るわけがない。守るべきは人の命であるのに、マニュアルがなければ目の前で倒れる人に対して上司の判断を仰がなければ救助をしないのだろうか。どうしてこんなに冷たいのか。
 
 高齢化が進行している現在では、こうした悲劇は起こりうる。孤立して亡くなったかたたちが行政に支援を求めないのは、市の対応を期待せずに絶望してしまったからではないだろうか。
 
 自治会長の男性は、「(行政側の)ゴーサインが出れば、自治会のほうも(立ち入りの)措置ができますが」と述べた後、「住民のかたを守りきれなかった。くやしいです。申し訳ないです。申し訳ないです本当に」と泣いて頭を下げた。
  
 
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★ 立川孤立死:母娘、死後1ヵ月経過 市「住宅公社に遠慮」(毎日新聞・12/3/8)
★ 立川孤立死:異変通報受けた市、5日間放置(毎日新聞・12/3/8)
★ 認知症の母と介護する娘か 市の対応遅れも 東京・立川市の孤立死(産経新聞・12/3/8)
★ 立川市〜心のかよう緑豊かな健康都市〜
★ 賃貸ならJKK東京【東京都住宅供給公社】
 
 

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【大分スーパー女児不明】女児の母親を死体遺棄容疑で逮捕 大分県警

 昨年9月、大分県日出(ひじ)町川崎のスーパー「マルショク川崎店」で、駐車場に止められた車の中から女児(当時2歳)が行方不明になった事件で、大分県警日出署捜査本部は5日夜、母親の容疑者(35)=同町川崎=を死体遺棄容疑で逮捕した。県警の事情聴取に対して容疑者は同町の雑木林に女児を遺棄したことを供述。それに基づき同町大神の雑木林を捜索したところ、女児とみられる人骨を発見した。県警では司法解剖して女児の死因の特定を急ぎ、女児の死亡に対して容疑者が事情を知っているものとみて調べる方針。
 
 事件の発生は昨年9月13日。発生現場である同スーパーから容疑者が110番通報。容疑者は当初、「3分ほど車を離れた間に(女児が)いなくなった」「(女児は)足が悪いから遠くまで行けない」などと話していた。そのため捜査本部は事件に巻き込まれた可能性があるとして、現場付近及び周辺自治体を600人体制で捜索。しかし女児に対する有力な手がかりはつかめていなかった。同時に母親の容疑者から任意で事情を聞いていた。
 
 捜査本部では事件発生当時から、容疑者の供述に整合性の欠ける点があること、当日の足取りにも不審点があることから周辺で聞き込みをし、容疑者の行動確認を進めており、女児の行方不明自体が狂言である可能性を視野に入れて調べていた。
 
 捜査本部では同スーパーの防犯カメラを解析したところ、容疑者が車から戻るまで3分の間に第三者が女児を連れ去るのは困難であること、同スーパー以外でも女児を車内に残して買い物をしていたとの供述にも目撃者がいなかったことなどを不自然な点として捜査を進めていた。
 
 現場はJR日豊本線日出駅から南東に100メートルほどの距離にある。続報がなかったこの事件。大分県警の捜査本部は当初から母親である容疑者に嫌疑をかけていたとみられる。容疑者の行動確認を慎重に行わなければ被害者である女児を発見することができず、県警では時間をかけて周辺捜査に当たっていたとみられる。
 
 容疑者を知る周辺からは「子育てに困っている様子は見られなかった」という話も聞こえており、今後事件の背景が明らかにされるであろう。我が子に手をかける事件は残念ながら珍しいことではなくなった。女児は2歳である。誰が母親であるかは充分認識している。そんな母親がなぜ我が子を遺棄したのか、犯行を完遂するまでに躊躇がなかったのか、この手の事件が起きるたびに幼い子供の苦しみが想像され、やりきれない思いになる。
 
 
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★ 死体遺棄容疑で母親を逮捕 大分の女児不明事件(朝日新聞・2012/2/5)
★ 大分の2歳女児不明、母親を遺棄容疑で逮捕(読売新聞・12/2/5)
★ 大分女児不明:母親を死体遺棄業で逮捕 白骨遺体を発見(毎日新聞・12/5/2)
★ どこに行ってしまったの? 大分・北海道・川崎 行方不明になった人(本ブログ・11/9/15)
 
 

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相次ぐ通り魔、防ぐ手立ては

 埼玉県三郷市の通信制高校2年の少年(16)が殺人未遂などの容疑で逮捕されたが、全国で刃物などで未成年を襲う事件が相次いでいる。
 
 8日午前7時15分ごろ、茨城県下妻市長塚の公園内で市立中学1年の女子生徒(12)に、自転車に乗った男がナイフをちらつかせる事件が起きた。男は20歳代で黒色のフード付きジャンパー、黒色のズボン、マウンテンバイクのような自転車に乗っていた。県警下妻署では銃刀法違反事件として捜査。
 8日午前8時半ごろ、東京都青梅市大柳町の路上で、中学1年の男子生徒が男に刃物のような物で切りつけられる事件が発生。男子生徒は服の一部を切られただけで無傷。男は黒いジャンパー姿。警視庁青梅署で暴行容疑で捜査。
 
 8日午後5時45分ごろ、広島市安芸区船越南2丁目の市道で、市立中学2年の男子生徒(14)が男に傘で目の下を突かれた。出血はしているが軽傷で失明などはしていない。男は40歳くらい、身長160センチくらい、黒色のジャンパーとズボンを着用、肩掛けカバンを持っていた。広島県警は傷害事件として捜査。
 
 一方、7日午前に茨城県下妻市で女子生徒(13)がナイフを持った男に追い回されたというのは女子生徒の虚偽だと分かった。女子生徒は「うそをついてすみません」などと話しているという。
 
 冒頭の三郷市で逮捕された少年は、三郷市内で発生した不審火についても犯行をほのめかす話をしていたことが判明した。不審火は10月6日夜ごろから12日夜ごろにかけて、少年の自宅周辺で5件の不審火が発生した事件。埼玉県警は関連について調べる。
 
 登下校の時間帯を狙った犯行が多いが、こうした時間帯は地域全体が忙しい時間であることから犯行に及んだ容疑者が時間の波に紛れて消えやすい。可能であれば集団での登下校、そして街角に保護者や教員が立って見守らなくてはならないかもしれない。こうした取り組みが阻止力となると共に、警察官が街頭に立って「見せる警備」をすることも大切だ。そしていう間でもなく、容疑者の身柄の拘束に期待したい。弱い物ばかり狙う卑劣な犯人の自由を許してなるものか。
 
 
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★ 下妻でまた刃物 自転車男、中1にちらつかせる(読売新聞・11/12/8)
★ 東京・青梅で刃物男 中1男子上着切られる(産経新聞・11/12/8)
★ 傘で顔を突かれ中二男子がけが 広島(朝日新聞・11/12/8)
★ 下妻の中1女子通報「うそをついてすみません」(読売新聞・11/12/8)
★ 三郷の現場周辺で不審火相次ぐ 男子生徒、関与ほのめかす(産経新聞・11/12/8)
 

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柏で女子大生切られる 茨城では中1女子生徒が 模倣犯か (2011.12.7)

 午前10時25分ごろ、千葉県柏市で女子大学生〔20)が左脇腹を刺される事件が起きた。千葉県警柏署では傷害事件として男の行方を追っている。柏市では2日に小学生の姉弟がカッターを持った男を目撃している。
 
 被害にあった女性は自宅を出て柏市豊住4の路上を歩いているところを、突然男に刺されたという。男の特徴は年齢20歳くらいで身長170センチ、やせ形で黒っぽい服を着ていた。男は現場から徒歩で逃走した。女性は軽傷を負った。
 
 一方、茨城県下妻市本城町の市道で、中学1年の女子生徒(13)が自転車で登校途中に自転車に乗った男にナイフを突きつけられ、追いかけられる事件が発生。県警下妻署では銃刀法違反事件として調べている。
 
 男の特徴は、20歳くらい、白と黒のジャージの上下、黒いニット帽。女子生徒が男を追い抜こうとしたときに突然折りたたみナイフを突き出してきたという。同県八千代町でも6日、登校途中の男子中学生が刃物を持った男に追いかけられている。
 
 埼玉県三郷市や千葉県松戸市で発生した通り魔事件では、三郷市内の通信制高校2年の少年(16)が容疑を認める供述をしている。柏の事件はそれを真似た模倣犯なのか。
 
 警察のホームページなどによれば、不審者情報というのは頻繁に寄せられているようであり、地域が不審者に対して目を光らせる必要があるといえる。警察の職務質問でナイフが出てくることは少なくないようで、危険な物を所持している人間が多いことを知っておく必要がある。
 
 
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★ 女子中学生、刃物を持った男に追いかけられる(読売新聞・11/12/7)
★ 20歳女性「男に切られた」 千葉・柏、交番に駆け込む(朝日新聞・11/12/7)
★ 茨城・下妻でも刃物持った男 女子中学生、けがはなし(朝日新聞・11/12/7)
★ 事件の発生状況県下全体(千葉県警察本部)
★ 子どもに対する不審者情報(茨城県警察本部)
 
 

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埼玉・三郷の女子中生切りつけ通り魔、埼玉の男子高校生を逮捕 千葉の事件関与供述  埼玉県警(2011.12.5)

 埼玉県警捜査1課と吉川署は、通信制高校2年の少年(16)=三郷市=を殺人未遂などの疑いで逮捕した。この少年は三郷市の路上で帰宅途中だった市立中学3年の女子生徒(14)のあごを刃物で切りつけた。女子生徒はあごに5センチほどの切り傷を負い入院していた。少年は調べに対して「歩いている人を殺そうと思った」「松戸もやった」などと容疑を認めている。
 
 隣接する千葉県松戸市でも女子中学生と女児が切りつけられ、1人は傷が肺にまで達する大けがをしており、埼玉・千葉両県警は事件の関連を調べる。3事件で共通していたのは、不審な黒っぽい服装をした男が目撃されていたことだった。
 
 埼玉県警は防犯カメラから少年を割り出した模様。容疑者が捕まらない状態が続いていたことで事件のあった小学校などでは、保護者らが見守る中、児童は集団で登下校をする事態になっていた。
 
 逮捕のきっかけは警察に寄せられた「少年がナイフを持っている」という情報であった。これをもとに外出していた少年を職務質問したところバタフライナイフ(刃渡り17センチ)を所持していたため、銃砲刀剣類所持等違反の現行犯で逮捕した。
 
 千葉県柏市では、カッターナイフを持った男が目撃されているが、その事件については少年は「知らない」と容疑を否認している。捜査当局では、松戸の事件や動機についても詳しく調べる方針。
 
 
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★ 連続きりつけ「なたで殺そうと思った」高2男子 さらなる犯行準備か(産経新聞・11/12/6)
★ 中3刺傷容疑で高2男子逮捕 女児事件も認める〔読売新聞・11/12/5)
 
★ 事件の発生状況県下全体(千葉県警察本部)
★ 市町村別の犯罪率(埼玉県警察本部)
 
 

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