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うつぶせ状態でPCを操作できるクッション

 
 これは欲しい!
 ノートPCは持っていないが、うつぶせたままで読書したり辞書を引いたりすることがある。苦しくなってくるし、腕はしびれるしで、楽なのは最初の10分程度だ。そんな悩みを解消してくれるクッションが現れた。「GOROSPRB」というクッションで7,980円。
 
 家の中はプライベートな空間で快適だが、こういうかゆいところに手が届く品物はそれをさらに快適にしてくれるだろう。以前、あぐらがかけるイスの事を書いたが、それも商品化の期待できる逸品だ。
 
 
☆ 一番幸せなのは、幸福なんて特別必要でないと悟ることです(ウィリアム・サローヤン)
 
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★ うつぶせたままPCを使ってもラクラクな快適クッション!(Digital Freak・08/6/17)
 
 

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宮崎勤死刑囚ら3人、死刑執行

 「ギニーピッグ」というビデオがあった。女性を拉致して薬物を注射、その後に体を切り刻むという内容である。ある漫画家に送られてきたビデオの再現という設定で、もちろんビデオは特撮であり本当の殺人現場を映したものではない。ただ、本編最後に流れるクレジットのバックに流れる映像が気になった。あれはなんであろう…。
 
 このビデオが一躍有名になったのは、昭和63年から平成元年にかけて東京と埼玉で発生した「連続幼女殺人事件」である。逮捕された宮崎勤死刑囚は幼女を殺害し、遺体の骨を砕いて焼くなどして捨て、また、幼女の遺骨を遺族に送りつけ犯行声明を送付するなどした。当時は「骨を砕く」という表現が残酷すぎるとして、報道各社は該当箇所を別の言い方に置き換え、または割愛した。
 
 家宅捜索で見つかった本や猟奇的なビデオの1つが「ギニーピッグシリーズ」。この類のビデオは一斉に非難を浴びてレンタルビデオ屋などの店頭から姿を消す。
 
 宮崎勤死刑囚について精神鑑定がなされたが、「人格障害があっただけで精神障害はなく責任能力はある」、「統合失調症だが刑事責任を免れる部分は少ない」、「多重人格で完全な責任能力はない」という3通りの鑑定書が出されることになった。最終的には「責任能力あり」と最高裁で判断され、死刑判決が確定する。精神鑑定が3通りに別れたように、精神状態を客観的に判断する難しさが浮き彫りとなった。
 
 そして今日、法務省は宮崎死刑囚を含む3人の死刑執行を発表した。東京拘置所で2人、大阪拘置所で1人である。宮崎勤死刑囚は最後まで反省の言葉を口にすることもなければ、事件について開き直ることもなかった。それが一番気になることである。なんで4人の幼い子が殺されなければいけなかったのかが分からない。
 
 昭和が終わりを告げて平成になったころの凶悪事件はこうして裁かれた。
  
 
 
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★ 幼女連続誘拐殺害の宮崎勤死刑囚ら3人の刑執行 (産経新聞・08/6/17)
★ 宮崎勤幼女連続殺人事件(事件回廊)
 
 

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岩手で震度6強(2008/6/14)

東京でも少し揺れた地震は、岩手の内陸部での震度6強(M7)と判明した。
盛岡市に友人がいるので、メールを送ったが今のところ返信がない。
現在、盛岡市の状態がはっきりしないので心配です。。。
岩手・宮城県内で消防への通報が相次いでいるという。
津波の心配はないが余震の発生する可能性がある。
 
 

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大阪・西成警察署前で労働者200人が騒動(2008.6.14)

 
 平成2年10月、大阪市西成区萩ノ茶屋の通称あいりん地区で、労働者数百人が西成警察署前に集結、暴動に発展する事件があった。暴動のきっかけとなったのは、同署刑事課に所属していた40代の巡査長が暴力団員から賄賂を受け取っていたことが発覚し逮捕された事による。それ自体は直接労働者に関係はなかったが、日頃から日雇い労働者の日当を暴力団員にピンハネされていたことに対する不満、それが巡査長に渡ったという思いから労働者の怒りが爆発したもの。
 
 抗議の群衆に対して大阪府警は機動隊を西成署周辺に配置、石や火炎瓶を投げる群衆に対して盾で防戦していた。しかし群衆に警察署が囲まれたことにより、交通事故処理にも出動できない事態になった。身内の不祥事が発端となっているだけに気勢の上がらない大阪府警だったが、暴動は近隣の商店への略奪や駅に放火などエスカレート。さらには、無関係な若者たちがこれに加わっていることで防戦から検挙へと強い姿勢で臨んだ。この暴動で数十人が逮捕されて5日間続いた暴動は収まった。
 
 いわゆるドヤ街である同地区周辺は治安があまりよくなく、白昼堂々と違法なビデオソフトが売られていたり、覚せい剤の密売が行われていたりする。先日も焼きいも屋に扮した暴力団員が覚せい剤密売をしていたことが分かり逮捕されている。
 
 そして昨日の午後5時半ごろ、日雇い労働者ら200人が西成署前に集結する騒ぎがあった。西成署員が近くの飲食店で無職の男性に暴力を振るった、という抗議であった。大阪府警は機動隊員数百人を動員し、投石などをした7人を公務執行妨害などの現行犯で逮捕した。同署は「男性に対する暴行の事実はない」としている。
 
 西成署は全国の警察署でも稀有な存在であるといえる。あいりん地区にあり、労働者が気軽に立ち寄る場所として存在。かつて「防犯コーナー」という部屋が1階にあり、そこに労働者が立ち寄っては話をしていくという光景があった。あえてこの警察署を赴任希望する警察官もいた。近くの公園では労働者のためにイベントが開催され、洋服などを無償で提供、こうした催しにも同署は協力している。
 
 それゆえに、平成2年の暴動のきっかけとなった警官の汚職は労働者にとって許せないことだったのだろう。その暴動のとき、盾を持って静かに並んでいる機動隊まで2メートルくらいの所へ来て、投石をした車いすの女性の姿は印象的であった。
 
 
 
★ あいりん労働者ら200人が警察署前で騒動、6人逮捕(読売新聞・08/6/13)
 
 

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規制だけで無差別殺人防げるか

 98年1月、栃木県黒磯市(現:那須塩原市)の中学校で女性教諭(26)が中学1年生の男子生徒(13)に刺殺される事件があった。この時に凶器として使われたのはバタフライナイフであった。この翌月には都内で短銃ほしさに警察官を襲った少年が現行犯逮捕され、襲撃に使われたのはバタフライナイフだった。当時、テレビドラマで主人公がバタフライナイフを格好良く持つところに魅せられ、多くの若者がバタフライナイフを購入、ナイフを持つことがファッションのようになっていた。
 
 昔の子供は鉛筆を削るためにナイフの扱い方法を教わった。それ以降は、電動鉛筆削り器やシャープペンシルの普及でナイフを使って鉛筆を削る子どもは減った。「鉛筆が削れない子ども」や「リンゴの皮むきが出来ない子ども」は親に「危ないから」といってナイフを取り上げられていた。
 
 物を切るときに使われるという認識でナイフを持ち、実際にリンゴの皮をむいてうっかり手を切ってしまう。ナイフは便利だが時には危険であることを実感するのだ。そうして人を傷つけてしまう痛みを覚える。今の若者がナイフと最初に出会うのはどんな瞬間だろう。そのとき近くに誰がいるのだろうか。
 
 凶器に限らず、人を傷つけようと思えば可能なことはある。言葉だけで人を傷つけてしまうこともあれば、力で相手を痛めつけることも出来る。そう考えると、自分の責任でどれだけ人を傷つけてしまうことが出来るか、そうしたことを子供に教える必要があるだろう。そして傷ついている子供を見たら、そのサインを見逃すことなく手当をする必要があるだろう。
 
 ナイフを規制すればナイフの事件は減るだろう。模倣犯の出現する可能性もあり、そうした喫緊の対策も必要だ。同時に、秋葉原で起きたような事件について親子で、友人同士で、話し合う必要があるだろう。何がいけないのか。そして誰がいけないのか。こうした事件が風化していくときが一番危険なのだ。
 
 
☆ 臆病者ほど持っているナイフが大きい。(映画「島の女」)
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★ 秋葉原の「ホコ天」当面中止へ…千代田区が要望書提出(読売新聞・08/6/12)
★ 【秋葉原通り魔事件】ダガーナイフ、生産・輸入中止に 岐阜の団体(産経新聞・08/6/12)
 
 

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ブログ盗用の男性アナウンサー、懲戒停職2ヶ月に

 
 福島中央テレビの男性アナウンサー(38)が他人のブログ内容を盗用したとして懲戒停職2ヶ月の処分を受けた。男性アナは00年11月から書いていた「アナウンス室日記」内で、「金融マン・ぐっちーさん」のブログ「ぐっちーさんの金持ちまっしぐら」の「日本ブランド」というエントリ(ブログ記事本文)の内容を盗用した。昨年9月以降、14件の盗用数になるという。
 
 これはコンピュータのコピー&ペーストのマイナス面である。この”コピペ”の作業はとても便利である。一字一句丁寧に入力しなくても、原文のまま自分のデータとして置き換えることが出来る。WEBサイトのURLのように細かく不規則な文字列を入力するよりも、コピペしたほうが楽である。
 
 その作業が簡単であるゆえに、他人の著作物の扱いに対する心構えが薄弱になりがちである。ネットはブラウザを開いた瞬間にそのすべてが著作物であることという認識が必要なのだ。男性アナも参考にしたのなら引用元を示し自分の言葉で書けばよかったのである。
 
 報道に携わる人だからこそ発信できる言葉があったはず。「金融マン・ぐっちーさんはこう書いていたけど、賛成」「いや反対」、そんなやりとりが出来ればネットで発信する姿勢は成熟してくるだろうし、それが本来あるべき健全なネットの姿である。
 
 以前、日本テレビアナウンス学院(現:日テレ学院)のレポーター養成講座を受けたことがある。実戦訓練として、新宿の歩行者天国で歩行者に突撃インタビューをした。その時プロのカメラマンのかたに注意されたことは「会話のキャッチボールをしなさい」ということだった。
 
 決して独りよがりの姿勢では「対・人」との関係はうまく築けない。ネットも何かを発信したらモニタの向こうにいる人を想像する必要があるだろう。カメラの前で話すのも、キーボードを叩いて発信するのも同じ事なのだ。言葉のコピペはできても、人が本当に考えていることはコピーできないし、されない。
 
 
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★ ブログ盗用の男性アナに処分 ネットの信用性も課題に(朝日新聞・08/6/10)
★ アナウンサーがブログ盗用 福島中央テレビ(産経新聞・08/5/24)
★ 今回の騒動について(08/5/27・債権・株・為替 中年金融マン ぐっちーさんの金持ちまっしぐら)
 
 

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たばこ1箱1000円に?

 
 簡単に取れるところから取るというのが税金、とりわけ消費税に酒税やたばこ税といったところだ。これらの税金は国民に近いところにあり、消費税に至っては小さな子でも何かを買えば税金を納めたことになる。
 
 基礎年金の国庫負担が来年度より3分の1から2分の1に引き上げられる。これを賄うための消費税率アップは国民の理解が得られるかどうかにかかっており、容易なことではない。そこでたばこによる増税案が浮上した。喫煙に対する厳しい世論を味方につけることは容易で、野党も概ね賛成であるうえに、一気に「1箱1000円(現在は300円前後)」にしようというのだ。
 
 産経新聞(08/6/9)のニュースを読んでいたら笑ってしまった。以下は引用。
 

社会から厄介者扱いされて肩身が狭い喫煙派だが、年金財政の破(は)綻(たん)を救う崇高な役目を負うのだとすれば、これは堂々としていていいことになる。国家の危機を一手に引き受ける正義の味方「スモーカーマン」の登場だ。

 スモーカーが「スモーカーマン」だと確かに正義の味方っぽいが、この文は笑わせようとしているのか、喫煙者をおちょくっているのかどちらだろう。「スモーカー」だけでも「喫煙する人」の意味になるのに、「マン(人)」をつけているあたり、執筆者のスモーカーに対する小さな怒り、または逆に悲哀を感じる。
 
 たばこを吸っていると喫煙者同士の社交場のようになることがある。知らない人から「すみません、ライター貸してくれませんか?」はよくあることだし、持っているたばこケースはたばこの葉っぱが散らばるのが嫌な為なのだが、吸わない人が見ると興味を示してくれることもある。
 
 1000円たばこが実現すれば、スパスパ吸いながら会話など出来ない。一本をじっくり味わうために、こっそり隠れて吸うことになるのかもしれないが、この隠れて吸うのがまた美味かったりもする。値上げは痛いが、たばこ税増税賛成の勢いに煙に巻かれそうである。
 
 
☆ 一つのものが同時に善であったり、悪であったり、そのいずれでもなかったりすることがある。例えば、音楽は憂鬱な人には善であるが、喪に服している人には悪であり、耳の聞こえない者にとっては善でもなく悪でもない(スピノザ )
 
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★ 【正論探求】「たばこ1000円」の実現可能性(産経新聞・08/6/9)
 
 

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死刑は反対 ~秋葉原の無差別殺傷事件~ 

 東京・秋葉原での無差別殺傷事件で逮捕された男の容疑者(25)は、犯行に使ったナイフ以外にもう一本ナイフを所持していた。起床してから犯行に及ぶまでの間、携帯サイトの掲示板に実況中継のごとく頻繁に書き込みをしていた。
 
 「秋葉原で人を殺します 車でつっこんで、車が使えなくなったらナイフを使います みんなさようなら」「途中で捕まるのが一番しょぼいパターンかな」「いい人を演じるのには慣れている」「秋葉原ついた」「今日は歩行者天国の日だよね?」「時間です」などとなっている。
 
 犯行を決意したのは2、3日前。レンタカーを使って静岡から東京に来るまで、強い殺意が覆ることはなかった。これらを考えると計画的犯行であり、捕まれば極刑になりうることは分かっていたはずである。
 
 3月に茨城県土浦市「荒川沖駅」で起きた8人殺傷事件の被告(24)は、「死にたいが自殺は出来ない。複数殺せば死刑になると思った。誰でもよかった」と供述しているうえ、7年前の大阪教育大学付属池田小事件で死刑を執行された男や、奈良小1女児殺害事件の男、鹿児島県でタクシー運転手を刺殺した自衛官など、「死刑願望」のある犯人の起こした事件が実に多い。
 
 被告が死刑を望んでいるのであれば、それをしないほうが被告に対する刑罰になりうるのではないか。すなわち、一生をかけてその罪を償わせるのである。罪を犯した人間に対する極刑は、死をもって自由を奪うことではなく、生きているままの状態で自由を奪うことである。
 
 死刑が犯罪の抑止力になるなどと思っていたが、間違っていた。「この国では重大な犯罪を起こせば一生刑務所の中です」と言った方が凶悪犯罪の抑止力になるに違いない。生きている人の魂を奪っておいて、自分は死にたいだなんて考えが甘い。凶悪犯罪を犯した者に、生きたいとか死にたいとか選択する権利はない。
 
 
☆ 死のうと思っていた。今年の正月、よそから着物を一反もらった。お年玉としてである。着物の生地は麻であった。これは夏に着る着物であろう。夏まで生きていようと思った。(太宰治)
 
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★ 【秋葉原通り魔事件】「秋葉原で殺す」 当日早朝、携帯サイトに書き込み(産経新聞・08/6/9)
 
 
 

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