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貧乏ゆすり

 
 貧乏ゆすりを近所でやられると気になって仕方ないのだが、これは人が生まれながらに持つ運動であるらしい。ストレス発散にも効果があるのだとか。
 
 とはいえ、あまり格好のいい光景ではない。それにその名が示すように金持ちの貧乏ゆすりを見たことがない。心理的に不安だから行う貧乏ゆすりは、気持ちに余裕のある金持ちには不要な動作のようだ。
 
 貧乏ゆすりと並んで耳障りなのが、日本人に多い「シーッ」と息を吸うときに出すあの音。あれはどうもオジサン臭くて嫌なのだが、テレビでもやっているキャスターが多いのには驚く。
 
 これも貧乏ゆすり同様、心理的不安を払拭させる1つの手段なのかもしれない。そしてこうした行為は女性にはほとんど見られない。男性の皆さん、無駄に老けていくのはやめましょう。いつかオジサンになることは仕方のないことですが、オジサンくさいのはやめることができるはず。
 
 
☆ 叱ってくれる人がいなくなったら、探してでも見つけなさい 。(永六輔)
 
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★ もしかして今もやってる?“貧乏ゆすり”ってなんなの?(R25・07/3/1)
 
 

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新しい季節

 
 記録的な暖冬により東京では雪の降らない冬が終わってしまい、今日から春が始まった。2月に近所で雪がぱらついたことを確認はしたのだが、東京・大手町の気象庁職員が確認しないと公式な記録にはならないそうだ。
 
 冬は耳がちぎれるほどに寒いものだが、今年度の冬はそうした経験がほとんどなかった。雪が降れば厄介だが、なければないで物足りない。
 
 3月となると桜の開花予報が気になる。東京では今月20日、大阪では22日だという。せっかちな暖冬が桜を早く呼びすぎる傾向にある近年だ。
 
 どの季節が好きかと聞かれると、最近はどの季節も好きになってしまった。理由は、雪の降らなかった東京の冬も、桜の早い春も、来たる夏も秋も、もう二度と出会うことができないから。
 
 
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★ 気象庁定義の「冬」きょうが最後、初の都心雪なし確実(読売新聞・07/2/28)
★ さくら情報ーウエザーニュース
★ 7時28分の恋人(本ブログ・06/10/30)
★ 来年のチューリップ(本ブログ・06/10/29)
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自己啓発セミナーの類

 
 以前、バイト先の先輩にいわゆる自己啓発セミナーのようなものに誘われたことがある。「こうすれば幸せになれる」「夢を実現させよう」というものである。参加は断った。
 
 夢というのは、自らが腐心し、苦悩し、行動し、達成感の骨頂にあるものである。決して人から勧められたり、ましてや押しつけられたりするものではないはずである。
 
 昔から○○商法などといった詐欺の被害者がいるが、楽して稼げる話などあるはずもない。周りを見ていただきたい。深夜残業で頑張っている人、休日返上で働いている人、体力を酷使してみんなが頑張って生きている。そんな人たちを見て感じるところはないのだろうか。
 
 日本国憲法には国民に3つの義務を課している。教育の義務、納税の義務、そして勤労の義務だ。
 
 妙なうまい話というのは、人のバイオリズムが落ちているすき間を狙ってやってくる。「儲」という字は「信者」と書く。怪しい商法で儲けようとしている者は、この勤労の義務を果たさずに、夢や幸せをあまりにも安値で売りさばいている。そういう「人」たちの「夢」はあまりに「儚」い。
 
 
☆ おまえさん、あんまりおまえさんが誰かを崇拝したら、ほんとの自由はえられないんだぜ(「ムーミン物語」)
 
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日本人 働き過ぎか否か

 元日は多くの店が閉まっているが、ファミレス、コンビニ、そしてファーストフードなどは開いているところもある。正月そうそう大変である。個人の成果主義が定着しつつある今、それに見合う給料もある所、心身の困ぱいに反比例する手取額の所もある。
 
 ホワイトカラーエグゼンプションの導入が検討されている。これは労働時間ではなく、成果時間に対して賃金を支払うという考え方である。賛否があるが、長期労働時間を強いられる可能性もあり、これを盾に実質的なサービス残業が増えることも予想される。
 
 ただでさえ過労で休職する人が多い中、全ての人に当てはめる制度ではないかもしれない。この制度を導入するかどうかを選択制にすべきである。
 
 日本が倒れそうになると政府は本腰を入れるが、日本人が倒れそうになっても支えてくれないのが福祉後進国の現状だ。経済の発展はお金ではなく、それを作り出す人のちからであることをこの国は見て見ぬふりをする。
 
 
※あけましておめでとうございます。本年も本ブログをよろしくお願いいたします。
 
 
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戌年から亥年へ

 
 人が時に「負け犬の遠吠え」などというように動物に例えるのは、動物を見下しているところがあるからに違いない。優位に立った人間は犬を狩猟の道具として家族に迎えた。その後は愛玩動物として家族に迎えた。
 
 座っている犬を見下ろしてしまっているように思えるが、それは錯覚である。上品にお座りしている彼らが我々を見上げているだけなのだ。
 
 来年は亥年。どうやら上品に見つめさせてくれそうにはない手強い年になりそうだ。
 
 しかし荒れるのではなく、張り切って痛快なことも苦難も乗り越えたい。飛び越える力はなさそうだが、当たって砕けろの精神は与えてくれそうな亥年である。
 
 
※当ブログが9月で3年目になりました。いつも読んでくださる皆さまのおかげです。ありがとうございました。来年もよろしくお願いいたします。
 
みなさま、どうかよいお年をお迎え下さい。
 
「言葉のリサイクル」文責:Nono
 
 
☆ 自分がこうなったのは環境が悪いからだ、と文句ばかりいう人がいるが、私は環境なんて信用しない。この世間でりっぱにやっている人物は、自ら立ち上がって望むような環境を探したか、もしそういう環境が見つからなければ自分で作り出した、という人たちなのだ。(バーナード・ショー)
 
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NHKの7時28分の恋人

 NHKニュース7の気象情報を担当している、半井小絵(なからいさえ)さんという気象予報士がいる。気象予報士の人は多いと思うが、全国で最も有名な人といっても言い過ぎではないだろう。
 
 そんな彼女が最近「半井小絵のお天気彩時記」(かんき出版)という本を出版した。「春の章」の「新学期は天気も心もすがすがしく」というページに、
 
 「この季節、つい『さわやか』という言葉を使いたくなりますが、厳密に言えばそれは間違いです。俳句では『さわやか』は秋の季語なので、この時期は「すがすがしい」が正解です」「視聴者には俳句をたしなまれる方も多く、春に『明日はさわやかな陽気です』なんて言うと、たちまち『間違いですよ』とご連絡があるからです」。こうした言葉に注意を払って毎日原稿を作っているそうだ。
 
「焼きそばが好き」
「頑張れば夢は叶う」
「フィリピンには力がある。経済も人も」
 
 ネット上では彼女の容姿などについてずいぶんと酷い書き込みがある。出る杭は打たれるの例えで仕方ないかとは思うが、彼女の名誉のためにファンとしていいたい。
 
 努力を惜しまなかった人は聡明で綺麗であり、「さわやか」「すがすがしい」のどの言葉をあてがっても自然であり、「春の章」の似合う素朴な人なのである。
 
  
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★ 大ファンの人、半井小絵さん(本ブログ・2007/8/16)
★ 半井小絵さん(ひとインタビューFLASH版・朝日新聞「どらく」・06/10/25)
 
 
 

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来年のチューリップ

 マンションの大家さんに入り口でお会いした。入り口の植え込みにチューリップの球根を植え込む作業をしているという。
 
 「来年の3月には色とりどりのチューリップが咲きますから楽しみにしていて下さいね」
 
 考えてみると、チューリップの球根を見るのは小学校以来のことかもしれない。派手であり、開花予報まで伝えられる桜が好きなので、春になると上ばかり目がいきがちであるが、足下のチューリップも忘れないようにしたい。
 
 図画の時間に、背の低い目線は画用紙に桜ではなくチューリップを書いていた。自分の目線を成長と共に少しずつ上に向けてきた。
 
 上ばかり見ているので、足下をすくわれるのは大人の悪いところかもしれない。
 
 来年のチューリップの開花を忘れないようにここに記しておこう。
 
 
☆ 天使とは、美しい花をまき散らす者ではなく、苦悩する者のために戦う者のことだ(ナイチンゲール)
 
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★ オランダ生まれ、虹の花びら「レインボーローズ」(読売新聞・06/10/28)
★ チューリップの花言葉
★ 関東のタンポポ(本ブログ・06/5/11)
★ 桜咲く!?(本ブログ・06/9/24)
 
 

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うつ病は必ず治ります

 
 心の病気を患う人が増えている。いわゆる平成バブルの頃、個人の仕事量は無理がない。ところが、近年では一人が抱える仕事量が体力の許容を超えている現実がある。
 
 原因は仕事のみならず、失恋、離婚、死別などの喪失体験が引き起こすこともある。転職、リストラ、栄転、出産、引っ越しという環境の変化が原因になることもある。誰にでも起こりえる病気となっている。
 
 うつ病にはさまざまは症状が現れる。抑鬱感、興味・関心の欠如、記憶力・思考能力の低下、倦怠感、食欲低下、便秘、めまい、不眠、焦り、口喝感などである。
 
 最初に襲ってきた症状が集中力の低下。しかし、それくらいのことは通常よくあり得ることだ。気にはしない。そのうち激しい物忘れ、体が重くなる、そして食欲の低下だ。
 
 うつ病との生活が始まる。朝は天気がよくても心が晴れない。むしろ、雨の日のほうが落ち着ける。気分の落ち込みが激しいので、必然的に外出は控えるようになる。
 
 買い物や犬の散歩は気の向いたときにだけするようにする。気分が優れないときは迷うことなく横になる。興味関心が無くなっていた時期は、テレビも新聞もインターネットも面白く感じることができずに、生き地獄のような1日。
 
 治ることを信じ、処方された薬は食後と就寝前に服用。快適な睡眠は望めない。2時間程度で目が覚める。今まで見たこともない気味悪い夢ばかり見る。1日に飲んでいた薬の量は多いときで29錠。
 
 転機はアテネ五輪。何もせずに一日中テレビを見てゴロゴロ過ごすことを決意。
そんなある日、いつものように寝る前の睡眠薬を飲もうとすると、眠気が襲う。あくびも出る。眠剤なしで眠ると、実に7時間ぐっすりと眠ることになる。
 
1. まとまった静養を取ること。
2. 薬は必ず飲むこと。
3. 風邪をひいたことで自分を責める人がいないように、うつ病という病気になっているのですから、自分を責める必要は全くありません。
 
 心の病気で苦しんでいる患者さんと、そうした患者さんの近くにいるかたたちへ。
  
  
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★ 職場で広がるうつ病(読売新聞九州版)
★ 新潟中越地震:発生2年 2次的精神疾患が増加 長岡、小千谷で40~50人 /新潟(毎日新聞・06/10/24)
★ 仕事ストレスと心の病の仕組みを知る(インテリジェンスの業界レポート)
★ リラックスビズ(本ブログ・05/7/9)
 
 
 

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