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小さな場所から始めた業績

 
 アップル社の伝説として、創業者が自宅ガレージで初代「アップル」を組み立てて事業を始めたという話があるが、これは表現に誇張があるという。実際は組み立てたものをガレージから、つまり車庫から車で運び出して顧客に届けたというらしい。
 
 ガレージほどの狭さというとテレビ通販大手「ジャパネットたかた」も同じである。設立当初は4坪ほどのスペースから始めたという。ラジオショッピングに進出し、その後はテレビにも登場。社長自ら売るスタイルが確立した。
 
 事業を始めるのに最初から恵まれた環境にある人たちはそう多くはないであろう。初心の志の大きさが、経っているその場所を大きくしていくのかもしれない。そしてどこで始めたのかはさほど大きな要素ではない。そこに立っていたのがどんな人たちであったか、それが大きな要因として存在し続ける。
 
 場所は後からついてくる。必然的についてくる。場所が大きくなれば多くの人も付いてくる。多くの人がついてくれば、お客さんもついてくる。お客さんがついてくれば社会の流れも味方してくれることであろう。初心忘るべからず、という言葉は現在も業績好調な人たちが決して忘れることのない言葉であるはずだ。
 ガレージのシャッターは閉めるためにあるのではない。開けるためにあるのであって、そこから凝縮された思いが飛び立つに違いない。
 
 
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