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旺文社の英検参考書に警告 公正取引委員会

 旺文社(東京都新宿区)が発行している実用英語技能検定試験(英検)対策の参考書の帯に「合格者の80%が使っている」などと表記しているのは景品表示法違反(優良誤認)に当たる恐れがあるとして、公正取引委員会は同社に対して警告をした。警告対象になったのは7シリーズ45種類の書籍やCD。これらの商品の帯に「合格者の80%が使用」と表記したが、実際には合格者にアンケートを採るなどしておらず、公取委の調査に対して数字の根拠を示すことができなかった。
 
 同社の英検対策本を持っているので調べてみると、2冊のうち1冊が該当した。でもそのような帯が付いていたかどうかは不明だ。そもそも帯を見て本を選ぶわけではない。中味を見て自分に適しているか否かで選んでいる。
 
 とはいえ、面陳列・平置きされている本の帯が購買意欲をそそるのは事実だ。「○○さんも推薦!」「今話題のベストセラー!」と書かれていればとりあえず手にしたくなる。ましてや英検の場合、主催関連団体が旺文社であるがゆえ、その旺文社発行の参考書なら信ぴょう性も増すことになる。
 
 英語の参考書の類は星の数ほど出ているが、結局は自分にあったものを選ぶのが一番であるし、周りの評判も良く、先生が薦めるようなものがよいのであろう。学問に王道はない。あるのは合格目指して歩く険しい道のりだけだ。
 
 
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★ 英検参考書で旺文社に警告「合格者の80%以上使う」 数字に根拠無し・公取委(時事通信・09/6/2)
★ 英検ー日本英語検定協会
★ 旺文社 
 
 

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タイタニック号 最後の生存者イギリスで死去 97歳

 1912年4月にイギリスからアメリカに向かう途中、氷山に衝突し沈没した豪華客船「タイタニック号」の最後の生存者、ミルビナ・ディーンさんがイギリスの高齢者介護施設で亡くなった。97歳。当時、ディーンさんは生後9週間であったため、自分がタイタニックの乗客であったことは後に知らされた。事故に遭ったとき、母と兄と一緒に救命ボートに乗ったが、父は大西洋に沈んだ。
 
 今であれば迅速な救助も期待できるだろうが、当時はそうではなかった。タイタニックは初めて、マルコーニ社製の電信機を使ってSOS信号を発信した。電信士はタイタニックが沈むまでの2時間、SOS信号を発信し続けた。
 
 SOSは”Save Our Ship”などの意味であるといわれるが、実際にはそれは意味の後付けで、モールス信号である「SOS」は、【・・・ーーー・・・】と打電が単純で、素人でも分かりやすいことから採用された。
 
 唯一の日本人乗客である細野正文氏が乗船していた。音楽家である細野晴臣氏の祖父である。この時、救命ボートを横取りしたのが細野氏であるという誤った噂話が広がり、官僚であった細野氏は免職となった。「日本人は卑怯者」ということになってしまった。細野氏はそうした噂に対して何も話さないまま1939年に亡くなった。その後の調査で、97年にそうした話が間違いであるということが分かり、細野氏の名誉は回復された。
 
 歴史上最悪の海難事故は、最後の乗客の死去で歴史を閉じそうである。しかし歴史というのは常に量産されている。1秒1秒過ぎていく現在がすぐに過去になり歴史として刻まれる。その1秒を安全に迎えて過去にできるように、こうした事故を教訓としなくてはならない。歴史というのは、当時の遺品などもさることながら、我々の記憶の中にしか存在しない、後世に伝えるべき貴重な記録が我々の中にあるのである。
 
     
☆ 何かいい物語があって、それを語る相手がいる。それだけで人生は捨てたもんじゃない。(映画・『海の上のピアニスト』)
 
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★ 「タイタニック号」最後の生存者が死去 当時生後9週間(読売新聞・09/6/1)
★ 第1回万国無線電信会議(モールス信号が聞けます)
★ タイタニック(=米国人最後の乗客の死去・本ブログ・06/5/8)
 
 

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