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少女画像を大量提供 大手プロバイダー

 
 以前、ライブドアがプロ野球球団買収に乗り出していた当時、渡辺恒雄氏が「アダルトで儲けている会社はけしからん」と言って、ライブドアを野球問題から閉め出したことがあった。このとき初めて大手のIT企業でもアダルト関連を商品にしているのだと知った。
 
 そして主要インターネットのプロバイダー(ネット接続業者)が水着姿の女児などをポータルサイト(入り口・玄関サイト)で提供していたことが明らかになった。「子供の性を商品化している」との批判を受けて1社は中止する方針を固めたが、それ以外は「現行法では児童ポルノには該当しない」などと主張しているという。
 
 画像が提供されているのは複数の大手プロバイダー。月額3000円程度の利用料金を支払えば、児童らの画像を見ることが出来る仕組みだという。会員以外でもサンプル画像を見ることができる。少女らはヌードでないが、ビキニ姿などで肌を露出しカメラに向かって両足を開いたり胸を強調する姿をしている。
 
 日本ユニセフ協会によれば、2000年頃から「ジュニアアイドル」と呼ばれている女児のDVDや写真集が目立ち始めて、次第に内容が過激になってきているとのことだ。現行の児童買春・児童ポルノ禁止法での規定では、「衣服の全部、または一部を着けない児童の姿態で、性欲を刺激するもの」となっており、この定義だと「違法性を問うのが難しい」と協会は言っている。
 
 昨年、水着姿の少女の出演するDVD制作者を、警視庁が児童ポルノ法違反で摘発したが、最終的に起訴ができなかった経緯がある(児童福祉法違反では有罪が確定した)。
 
 プロバイダA社は「不適切だった」と今月末での打ち切りを決定、B社は「水着や布を身につけており、児童ポルノには該当しない」とし、C社とD社は「サービス内容がだんだん過激になっていったかもしれない」としたが、中止の予定はないという。
 
 試しにD社のポータルサイトから、有料会員にはならないでどこまで見ることができるか試してみた。まず驚いたのはメニューの多さ。少女のみならず、成人女性の過激な写真には容易にたどり着くことができた。そして少女専用メニューを思わせるところをクリックすると、これまた簡単にサンプル画像を見ることができた。 
 
 これでよく分かった。官民挙げて違法サイトや児童ポルノ撲滅に取り組まなければならないのに、それが一向に進まない理由の一端はプロバイダーにあった。自らが発信者であれば、積極的に”取り締まる”ことができるわけがない。
 
 未成年が大人の女性と同等の格好をし、有料になることでより多くの画像が閲覧される状態。子供が性の売り物になっていると言われても弁解の余地はないだろう。子供たちが大人になり、水着で撮影に臨んだことを後悔しても遅い。我々に必要なのは「水着を着けているから違法ではない」という法律論ではなく、モラルやマナーだ。法律が必要になるのは、こうしたモラルが崩壊してしまったときである。
 
 
※追記:該当プロバイダはその後、相次いで該当サイトの閉鎖を決定しました。
 
 
 
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★ 女児画像サイト、横行 大手プロバイダ提供(読売新聞・08/9/29)
★ 女児画像サイト、大手プロバイダー3社が提供中止(読売新聞・08/9/30)
 
 
 

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中山・前国交相の失態

 
 中山前国土交通相は就任後5日間で辞任に追い込まれた。「成田空港はごね得」、「日本は単一民族」、「日教組は日本のがん」などと次々と発言、28日の辞任会見でも「確信的に申し上げた」、「国民の関心を引きたかった」とした。成田空港問題や単一民族については「言葉足らずだった」と撤回したが、日教組批判については「政治信条」として撤回しなかった。
 
 政治家に政治信条があるのは当然であり、無いような人に国政を担ってもらいたくはないが、なぜ国土交通行政の長が教育問題に関して発言しなければならないのだろう。「学力が低い」と言われた大分県民にとっては”センセイ”に振り回される年になってしまった。
 確信的に国民の関心を引きたかったという発言は、ネット予告をして「騒ぎを起こしたかった」と動機を語る者たちと大差はない。自分の主張をしたいがためだけに要職に就くとは公私混同も甚だしい。
 政治家の事務所問題や失言ばかりが露見して、山積している問題は一向に議論されることはなく停滞したままである。普通の仕事をしてくれる議員センセイはいないのだろうか。国土交通行政の長は国民と相互理解を図ることなく、一方通行で突っ切ってその任務を終えた。 
 
 
☆ 真の天才とは、並外れたことをするのではなく、普通のことを並外れて上手くする才能のことだ(Louis H. Wilson)
 
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★ 日教組批判「確信的に申し上げた」 中山前国交相(朝日新聞・08/9/29)
 
 

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