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車間を空けて渋滞抑制実験

 東名高速道路を厚木付近から東京へ向けて走行中に電光掲示板があった。そこには「低速走行渋滞の原因」とあった。「スピード落とせ」ではなく、その反対のことが書かれていたのは初めて見た。確かにその時、ノロノロ運転の渋滞状態だったが、ほどなくすると車がスムーズに動き出した。「今までの渋滞は低速走行が原因だったんだ」と確信した。
 
 土日は車の量が増えるので仕方のない部分もあるが、それに加えて不慣れなサンデードライバーの事故、そして不要なブレーキの多用で渋滞が発生する。この不必要なブレーキは後続車にとってストレスだ。ブレーキを過度に踏んでしまうのはスピードを不必要に上げてしまったからに他ならない。先を見ていればどの程度の速度で走ればよいかは概ね検討がつくというものだ。
 
 すなわち、出すべきところでは交通の流れを遮らないためにちゃんと出す、踏むべきブレーキはちゃんと踏む、ということを守れば快適な運転ができるだろう。もちろん燃費もよくなり、いらぬストップアンドゴーが減り、排気ガスも少なくなり環境に優しくなる。
 
 東京大学の西成活裕准教授(渋滞学)が車間距離を40メートル以上空けて渋滞の発生を抑える運転方法を実験する。大学院生らが走行車線と追い越し車線で3台ずつ計6台の車を使用、車間距離を40〜100メートル取りながら小仏トンネル(中央道の東京・神奈川)周辺を往復する。そしてどの程度渋滞を抑制できたか検証するそうだ。
 
 渋滞は時間とガソリンの浪費である。適度なスピードを保てば、一般道でもノンストップで走ることも出来る。行楽の季節、車間とスピードをみなさんも試してみてはいかがでしょうか。
 
 
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★ 中央道で渋滞抑制実験へ 車間距離40メートル空け走行(産経新聞・08/8/14)
 
 

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