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東京の警官殺害、時効まで100日

 東京の東村山市内を車で走っていると、東村山署が見えた。何でも平成元年に新築された庁舎だという。その3年後に同署管轄の最北端にある交番で悲劇が起きた。
 
 東京・清瀬市の旭が丘派出所で警察官が刺殺され、拳銃と実弾5発が奪われた事件は来年のバレンタインデーで時効を迎える。今年になってからもけん銃マニアの情報や不審者の情報が43件寄せられているという。逮捕に繋がる有力情報には懸賞金300万円が支払われる。
 
 事件当初に心配されていたことは、二次被害が起きるかもしれない奪われたけん銃の存在だった。幸いなことに使われた形跡はない。しかし奪われた大越晴美警部補(42)の命の存在は、同僚警察官や地域住民にとって無形の悲しみが残っている。
 
 当時の派出所という呼称は後に馴染みのある「交番」に替わった。交替で番をするからその名が知れ渡っている。周辺住民の代わりに番をしてくれた警部補の無念を晴らしてもらいたい。
 
 逃げ得など存在しない。そして、逃げている犯人の人生に今後何の得もない。時効が完成しても、警察官の銃を持っていれば銃刀法違反の状態が一生付きまとう。時効という存在は、犯人をもう一度あぶり出すチャンスであると信じたい。
 
 
☆ 臆病者は数の力を喜ぶ。しかし、勇敢なる精神をもつ者は、一人で戦うことを誇りとする。(マハトマ・ガンジー)
 
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