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英語より日本語を 石原都知事

 石原慎太郎・東京都知事が小学校での英語必修化を打ち出した文科省を批判した。理由は現在の日本語がみだれて歪んでいる形でまかり通っていることを憂う、という趣旨だ。日本人でも字が汚い、漢字を知らないという人は多い。敬語の使い方にも不安がある。
 
 そうしたことを考えると、都知事の発言は理解ができる。知事はまた「ラップという音楽の中の言葉遣いはメチャクチャ」とも発言している。ラップ音楽が何たるかは置いておき、老若男女に支持されているのは、横文字を使わない綺麗な日本語の歌詞だという。
 
 例えば、森山直太朗の歌詞にはほとんど横文字が使われていなくて、綺麗な日本語が歌われているのだ。
 
 外国語を学んでいると思うことがある。いかに自分の日本語の語彙力がないかを痛感するのである。
 
 ところで、そんな石原さんに一つ注文をしたい。世論を挑発することも時には必要だと思うが、ほのめかすということもした方がよい。それくらいの術を知っている人だし、それくらいのことを持ってして、ちょうどよく世論にジャブをかませるというものである。
  
 
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★ 「小学生は国語力を磨け」、石原都知事が文科省を批判(朝日新聞・06/4/7)  
 
 

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