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21人の都災害対策職員

 
 先週の今日、東京で震度5強の地震があった。関東地方は地震が多いが、これだけ大きいものも珍しい。当時ビルの4階におり、「これは大変なことになるのか」と緊張した。
 
 東京都では地震発生直後、災害対策職員を招集すべくポケベルを鳴らした。200人の職員のうち、招集を受けた職員34人中21人が登庁しなかった。彼らは一般職員の住宅よりも格安の家賃で都庁近辺に住んでおり、「緊急時の呼び出し」だったのにも関わらず、出勤しなかったのである。
 
 「ポケベルを持たずに外出していた」「ポケベルが鳴らなかった」などというのが、21人の理由。私がポケベルを持っていたころは地下2階でもつながったがポケベルのならない場所はあるのだろうか。
 
 あれだけの大きな地震が来て、災害対策職員でありながら、自分から都に連絡しようという気はなかったのか。日本国民なら誰でも「地震が起きませんように」と願っている。阪神・淡路大震災も新潟中越地震も福岡西方沖地震も記憶にあるからだ。
 
 でもこれで分かった。本当に地震が起きぬように願っているのは、都庁周辺の好立地に3LDKの住宅を家賃5万円で住んでいるこの「災害対策職員21人」である。
 
 この役立たずめ。
 
 
  
★ 震度5強 34人呼び出し21人応ぜず 災害対策住宅に住む意味なし(Yahoo!NEWS・産経新聞)
 
 

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