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厚労相 代理出産を見直しへ

 
 代理出産について、厚労相が見直しに着手することを明らかにした。支持する世論が増えてきたことを踏まえてのことだという。
 
 民法上の親子関係を構築することはもちろんだが、倫理上の問題も明確にしなくてはならないだろう。一定の期間があれば中絶ができることが法律上認められているのに、不妊で悩む夫婦が、法令を犯さない範囲で取った手段のみが断罪されなくてはいけないのは法の下の平等に反することにはならないだろうか。
 
 真摯な態度で選択し、自らの子供を切望する夫婦に、ひとつの解決法を提示するものになると考えるのは不自然なことだろうか。
 
 少子化や、生まれてきた子供を虐待したりする親が多い中、前向きな子育てに挑戦する夫婦と医療、社会が並んで考える問題である。
 
 
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★ 「代理出産禁止」厚労相が見直し言及(産経新聞・06/10/17)
 
★ 50代女性、娘夫婦の子供を出産(本ブログ・06/10/15)
★ 東京・品川区長が抗告(本ブログ・06/10/119
★ BABY :A BABY :B(本ブログ・06/10/1)
 
 

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50代女性、娘夫婦の子供を出産

 50代後半の女性が娘夫婦の代理母となって昨春出産したことを、諏訪マタニティークリニックの院長が明らかにした。
 
 娘は子宮がんにより子宮を摘出した。院長と女性、娘夫婦が入念に話し合った結果に子供が生まれたという。院長は「実母による代理出産は、子供の引き渡し拒否や補償の問題が起こりにくい」 とした。また、タレントの向井亜紀さん夫婦が代理母出産の裁判を公表したことにも「触発された」といっている。
 
 日本では法整備が整っておらず、日本産科婦人科学会の指針で代理出産を禁止しているだけだ。法的罰則はない。
 
 子供は法律上は産んだ「祖母」の実子となるが、娘夫婦が養子縁組をしたという。そして遺伝上は娘夫婦の子供である。戸籍上、娘夫婦の子供となった。
 
 87年に実母の代理出産で娘夫婦が子供を授かった例が南アフリカであるそうだ。随分と昔からあったようだが、その時に日本はこの件について議論がなされなかったのだろうか。
 
 男性は「元気」であれば、半永久的に子供を作ることができる。女性は年齢や子宮疾患でその機会を奪われる可能性がある。子供が欲しいと願う夫婦に法整備が遅れているのはもどかしい。代理母出産を認めている国と禁止している国。どっちつかずでは、実際に誕生している子供に何と説明すればよいのだろうか。
 
 ところで「日本産科婦人科学会」の会員に女性の名前がないことが気になる。
 
 
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★ 50代女性が代理出産、娘夫婦の受精卵で 国内初(朝日新聞・06/10/15)
★ 財団法人 日本産科婦人科学会 
★ 東京・品川区長が抗告(本ブログ・06/10/11)
 
 

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東京・品川区長が抗告

 
 公判廷では被害者のいる場合といない場合がある。
 
 刑法犯を裁く場合は被害者がいる場合が多いが、被害者がいないのは風紀を乱す犯罪などで、いわゆる風俗関係がその大半を占めることになるだろう。しかし、罪を犯しているわけではないのに、被害者のような感覚に襲われる裁判も散見できる。法解釈が問題になる場合である。
 
 向井亜紀さんと高田延彦さん夫妻の代理母出産での子供は実子とは認めない、としてきた東京・品川区長は最高裁に許可抗告を申し立てた。これは先日の東京高裁の「品川区は出生届を受理すべき」という決定を不服としたものだ。
 
 代理出産が「母体を生殖の道具として使う行為」とする懸念があるそうだが、それを問題にするのであれば、不倫、そしてその結果もたらした中絶などは断罪されなければならなくなる。
 
 向井さんは「代理出産について、日本司法がどう答えてくれるか知りたくて裁判を起こした。最高裁で話し合えるのもいい勉強になると思っている」と話している。
 
 結婚して子供が欲しいと思うのは当然の望みである。行政は被害者をわざわざ産み出してはいないだろうか。行政も法曹界も大いに勉強しなくてはならない重要な問題である。
 
 向井さんのお子さん達がすでに生活していることをよく勘案していただきたい。
 
 
☆ 人生はつくるものだ。必然の姿などというものはない(坂口安吾)
 
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★ 「母性とは、親子とは何か考えて」 代理出産の向井夫妻(朝日新聞・06/10/11)
★ 向井亜紀ブログ
★ BABY:A BABY:B(本ブログ・06/10/1)
 
 

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BABY :A BABY: B

 向井亜紀さんのブログに、自身の双子のお子さんが胎内にいて「BABY:A、 BABY:B」と呼ばれていたときの画像が載っている。
 
 子宮を摘出した向井さん夫婦は米国で代理母による出産で2人の子を授かった。しかし、東京・品川区は出生届を受理しなかった。母親本人の体から産まれた子供ではないため実子ではないという解釈だ。
 
 子供を切望する夫婦に対し、米国は夫妻を受け入れ、代理母も協力した。多くの尽力があって産まれた二つの命に対して、地元の窓口である品川区の対応は流れ作業的であった。同区は出生欄に「BABY A」「BABY B」と書くことすら許さなかったのである。
 
 東京高裁は品川区に対して出生届を受理するように命じる決定をした。「一連の経緯に公序良俗に反する要素は見当たらず、子の福祉を優先すべきだ」とした。
 
 品川区役所はもう上告をせずに、「○○ちゃんと●●ちゃん、品川区へようこそ。全国初の公立小中一貫校もある素晴らしいまちです」と言うべきである。
 
 
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★ 「出生届受理せよ」と高裁 向井亜紀さんブログで明かす(産経新聞・06/9/30)
★ 向井亜紀ブログ「一番星へ」(06/9/29)
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関東などで梅雨明け(2006/7/30)

 長い梅雨が終わってようやく梅雨明けした。昨年より12日も遅いというから、かなりじらされた。
 
 夏の空で好きなのが、入道雲だ。この積乱雲が力強く登場すると、季節を実感できる。朝は青空と白い雲。昼間は強い日差しと入道雲。夕暮れは花火など観ながらビールを飲みたいところだ。
 
 都会の夏は特殊な暑さがあるが、それでも都会らしい季節の1つだ。そして、暑い夏を乗り切るのにはいくつかコツがある。
 
 睡眠をよく取り、
 
 しっかり食事をし、
 
 適度に涼を取り、
 
 そして、少しだけ「熱く」なることである。
 
 
☆ 「台風警報なんてありません!」(半井小絵)
 
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★ 関東甲信、東海、近畿など梅雨明け 昨年より12日遅れ(朝日新聞・06/7/30)
 
★ 熱中症にご用心(本ブログ・05/7/21)
 
 

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男性の髪の毛

 人生経験を積むと、男性は髪の毛を気にすることもあるかもしれない。
最近では、「飲む育毛剤」なるものが発売され、6割が改善傾向にあるという。
 
 タレントのグッチ裕三が某テレビ番組で手作りのデザートを披露した。
「これには市販のあるアイスクリームを使うのがベストなのですが、ここでその商品名を言うことが出来ません。ヒントとしては、『私の相棒はハゲだっつうの』です」
 
 その相棒さんは髪が薄いことをテレビではネタにされるが、こうした事をいわれるのも、互いに信頼関係があるからこそ。長い友人関係とは、タブーなことも笑い飛ばしてしまう、心の血縁関係が結ばれる。
 
 若年層にも増えてきた、髪の量を気にする問題。欧米では日本ほど気にされることはないようではあるが、人はどうしても第一印象で判断されてしまい、判断してしまう。
でも本当は、時間をかけてじっくり煮込めば、本当の人の味というものがにじみ出てくる。その味を好きになるかどうかは人の好みである。
 
 ボクシングのことは知らないが、試合中にカツラがずれるという珍事がおきた。最終的にはソレをとって、「その方がかっこいいぞ」との観客の大声援の中で勝利を収めたボクサー。勝っても負けても勇気あるリングでの戦いは、多くの人を勇気づけたかもしれない。
 
 そういえば、某元一級建築士も、そうした第一印象の偽装疑惑が出ている1人である。
 
 
☆ 髪型は、女性が本当に自分自身を知っているかを知る決定的なヒントになる(ユベール・ド・ジバンシー)
 
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★  小口 ヅラずるり・・相手も脱帽(デイリースポーツ)
★  モト冬樹(みちのく音楽産業)  
★  〈飲む育毛剤〉1日1錠、その効果は?(毎日新聞)
 
 

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ダイエット成功!

 
 5月から始めたダイエットは、10キロ減量に成功しました。
 嬉しい。
 
 何が嬉しいって、履けなかったデニムとかが履けるのが嬉しい!
 やれば出来るんですね。
 
「揚げ物食べないダイエット」
「低インシュリンダイエット」
「食べ物を最初から完食まで、集中して食べる」
 
 これですよ、これ。
 
 
☆ もう、このへんでいいやと思ったら、そのときは敗北している(広岡達朗)
 
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リラックスビズ

 少し前に書いたエントリの中で、「うつ病など精神障害の労災認定130人過去最多」に触れた。
 
 この種の省庁が公表する統計記事を読むたびに思う。何故対策が後手後手なのか、と。日本経済を一端でも支えている人たちが130人でも亡くならないと、お役人というのは動かないのであろうか。
 
 この件で言えば、労災認定を受け付ける労働基準監督署がその数を厚労省に報告しているはずである。いったい、何人見殺しにすればその重い腰は上がるのか。
 
 過酷な労働環境は改善勧告するなど、徹底した行政指導が急務である。そして、経営者側もこうした問題に早急に取り組む責任がある。
 
 クールビズは環境に優しくて、それ自体はいい。それもいいが、人に直接優しい「リラックスビズ」のような考え方が普及することを望む。
  
  
☆ 人間に課してきた人生を神も生きてみよ、という判決が突きつけられたら、神は自殺するだろう(アレクサンドル・デュマ)
 
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