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スルーの精神

 フィギュアスケート女子代表の安藤美姫が会見中に号泣した。なんでも記者が「亡くなったお父さんに、どんな誓いを持って滑りたいですか」という予期せぬ質問に泣いてしまったということである。
 
 人が亡くなるということは一番辛い出来事である。本人の口からそれが出るならまだしも、なぜ本番前にそんな質問をする必要があるのか。人の超プライベートを全く関係のないトリノで聞く姿勢が理解を超える。
 
 安藤美姫はまだ多感な18歳である。これで情緒不安定になって、最高の演技ができなかったら、この質問した記者は責任を取っていただきたい。
 
 そもそも、オリンピックがあるとマスコミは過度な期待を選手にぶつけがちである。報道各社は淡々とそれを我々に伝えて欲しい。結果がどうであれ、真実の姿を見せてくれるアスリートたちに感動しないものはいない。
 
 演出はいらない。それは選手に任せて欲しい。余計なプレッシャーを与えずに、スルー(あえて無視すること。)の精神を持ってしていただきたい。スルーは一番簡単で効果的、そして賢くみえるのである。
 
 
☆ ハエのような人間は、他人の傷口にたかりたがる(西洋の格言)
 
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★ 美姫大泣きで会見打ち切り(日刊スポーツ06/2/20)
 
 

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「便座を下げる人」

 私は立ちションをしない主義である。というのも、高校生の時ハワイに行った。ホノルルのメインストリートに向かって、日本人の母親が幼い息子さんに小用をさせていた。それをジープで通りかかった現地の若者が指をさして大笑いしていたのを目撃したからだ。
 
 それからというもの、かわやチェックは欠かせない。出来るところならなるべく済ませておく。立って用を足す人は都内ではあまり見かけなくなった。家庭内でも、トイレを汚さないために座って小さい方をする男性が増えているそうである。
 
 女優の中谷美紀が「結婚条件は便座を下げる人」とトークショーで発言した。何でも「裏側の汚れた便座に女性が触らずに済むように戻してくれると嬉しい」とのことである。ベストセラーになった「話を聞けない男、地図を読めない女」の中に女性の男性に対する不満として「便座を下げない」とあったが、それを踏襲した発言かどうかは不明である。
 
 ファンのかたには申し訳ないが、随分と細かい注文である。ならば、男女別のトイレでも作ってみてはどうだろう。そう思う一方で、汚れた所を磨いている自分もいる。
 
 しかし、そこまで神経を使わないと綺麗な女性をゲットできないものでしょうか。どうせトイレを出るときには手を洗うのだから一緒だと思うのですが。
 
 いや、中谷美紀は手を汚されるような嫌な経験をしたのだろう。それを便座に例えた。
  
 
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★ 中谷美紀、結婚条件は「便座下げる人」(日刊スポーツ・2006/1/29)
 
 

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サザンオールスターズ観 SASの快進撃

 
 デビューして25年を経過したサザンオールスターズ(以下「サザン」)。今では珍しくないその音楽スタイルも、デビュー当初は「コミックバンド」との評価を受けたという。
 
 この時の映像を観たことがあるが、当時とすれば派手なパフォーマンスや歌詞は異質な存在なのであろう。コミックバンドと揶揄されたサザンも「いとしのエリー」でその存在を世に誇示することとなった。この曲はのちにRay Charlesもカバーし、楽曲の質が高いことを国外にも認められたことになる。2000年にリリースされた「TSUNAMI」はサザン自身のトップセールスを記録することになった。
 
 楽曲の質はコミックバンドと揶揄されていても、一定の支持を保っていた。昭和時代の音楽番組では必ずランクインし、番組出演を渋るアーティストが少なくなかった時代も、その言動には愛嬌があり視聴者を楽しませてくれた一面もある。
 
 「サザン」として親しまれている名前。得てしてアーティスト名というのは省略されて呼ばれることが珍しくない。アーティスト本人はこれを不快に思うこともあるかも知れない。木村拓哉が「キムタクと呼ばれるのが嫌だ」と言っているが、そうであろうか。アーティスト名が省略されているというのは、それだけ視聴者が口にする機会が多いという点で認知度が高い証拠だと言える。
 
 このサザンという名前の由来はなんであるかを調べてみた。夏のイメージで作られた造語だと思っていたが、そうではなく、友人が考えてくれた名前なのだそうだ。当時桑田がはまっていたクラプトンなどのサザンロックと、フォニアオールスターズの二つをくっつけた名前だということである。(参考URL「バンド名の由来辞典—他人が付けた名前」http://www4.plala.or.jp/band/08.html)
 
 レコード会社が付けたり、事務所が考案した名前ではないことから、個性的なネーミングが認知されている。これが商業的に商品としてのサザンを成功していることになるだろう。今では「Southern All Stars」と表記されることもあるが、当時は「サザンオールスターズ」であり、地位を確立したパッケージングされた商品は、どちらの名前表記でも問題なく視聴者の目にとまる。アルファベットが多用され、誰が誰だか分からなくなるような「商品」の多い昨今である。知名度を上げたければ、アーティストはその名前をおざなりにしてはいけない、というのも一つの要素である。
 
 勿論、名前だけが成功の構成要素ではない。視聴者の多くは街で、テレビで流れるメロディラインに「この曲、いい。誰の曲?」と言うところから始まり、そのアーティストに注目することになる。メロディに魅了されると、その歌詞を分析することになるだろう。カラオケが大衆文化として受け入れられている昨今では、他人が歌っている曲の歌詞をモニタして、「これはいい詞だね」という感想が挙がることが珍しくない。
 
 サザンの詞も夏に徹底して固執しており、ワンパターンもそれに執着すれば個性になる。夏を言葉で並べてください、と言われればサザンはそれにひるむことは全くないであろう。また、サザンは遊び心にも長けていて、卑わいな言葉もしくは、それに聞こえるといったないようの詞も珍しくない。「ボディスペシャル2」では「man callで」というくだりも出てきてドキリとさせられる。
 
 その言葉の使い方も今と昔では変わってきている。カタカナ語を多用していたサザンではあるが、TSUNAMIでは昔に比べてカタカナ語がほとんどない。これは最近成功しているアーティストの傾向でもある。森山直太朗は歌詞にカタカナ語をほとんど使っておらず、これが幅広い年齢層に支持されている要因でもある。
 
 前述のように、カラオケが普及している向きもあり、歌詞の内容を重視するアーティストが少なくない。英語を多用する向きは90年代初頭から見ることが出来たが、その時は確かに斬新であった。しかし、利く年代が限られてしまう。年配層には何が何だか分からず、楽曲の評価も落ちてしまうことになりかねない。
 
 サザンというと夏のイメージがあるが、どの楽曲にもそのメロディラインが惜しむことなく散りばめられている。「コミックバンド」の代表作でもある「勝手にシンドバッド」は当時としては歌詞が分かりづらい部分もあったが、新風を巻き起こしたことは想像に遠くない。楽曲も夏のノリのいいテンポに載せた派手な音階で飾られていて、何ら聞くものを構えさせる上品さはなく、当時の若者の心を引きつけた作品であるといえるだろう。
 
 TSUNAMIが圧倒的に支持を受けたのは、メロディラインの美しさや歌詞の良さである。聴くものを魅了したのはサビの部分の高音域であろう。「鏡のような夢の中で」そして最後のほうの「死ぬまで好きと言って」という高音域はカラオケ好きならどうしても歌いたくなる部分である。
 
 しかし、サザンはそれを狙っているのではない。我が道を行くアーティストというのは、時代にこびることはなく、独自の音楽宗教観に基づいて楽曲制作に取りかかる。もう他人のアドバイスなど入らないのである。
 
 バンドという形態をとりながら、四半世紀も活動が続いていることも凄いことである。多くのバンドが数年で解散してしまうことが多い中、サザンは内紛も何もなく、これでもか、というくらいに淡々と音楽活動を続けているのである。
 
 桑田佳祐は一説によると、楽譜を読み書きが出来なかった。それを奥さんである原由子が教えてあげたと言うことらしい。今では奥さんに依存するまでもなく、自らがギターを握って他の追随を許さない楽曲の提供をしている。
 
 一度成功を手にすると、販売店側も協力体制になるのは当然である。夏ともなれば、店頭にはサザンのCDが面陳列されており、おじさんロックは色あせることなくその支持が続くことになるであろう。是非、頑張って欲しいところである。
 
参考URL「サザンオールスターズHP」
http://www.jvcmusic.co.jp/sas/index.html
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古畑vsイチロー

 
 ドラマ「古畑任三郎vsイチロー」の話。
 
 お馴染みのドラマ展開。最初から犯人は分かっていて、それを古畑任三郎がそのからくりを崩していく。
 
 犯人はイチロー。しかし、兄がイチローをかばうべく供述をする。頭脳戦を得意とする古畑は、いつもクールなイチローの平常心を「ヒートアップ」させることで、自供させようとする。
 
 ユーモラスな一面をものぞかせる冷静な古畑だが、根底にある正義感をあらわにすることがある。
 
 木村拓哉が演じた科学者が観覧車に爆弾を仕掛けた犯人だったとき。犯行動機を話す木村に古畑は平手打ちをした。
 
 フェアプレイを好むイチローに古畑は、
「私もフェアプレイでいきます。あなたが犯人ですか、とは聞かない。しかし必ず自供させてみせます」
と言い放つ。
 
 少し素敵な犯罪者たち。
  
 犯罪を心の底から憎んでいる古畑任三郎は銃を持たないが、理論武装で犯人と対峙する。
 
 ところでイチローだが、演技が上手いことに驚いた。俳優として充分やっていけるのではないか。いや、今回の話の中でリトルリーグの子供たちに野球を教えているシーンがある。これを見ていると、やはりイチローには野球の人生が似合っている。打って走って守って、ますます驚かせて欲しい。
 
 最後にもう一度、これはあくまでドラマでのお話し。
 
 
☆ 私はですねぇ、自分の手も汚さずにのうのうとしている犯人に我慢ができないんです。(古畑任三郎)
 
 

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神戸のイルミネーション

 
 5年前の暮れ、旅行で神戸まで行った。異人館も、街を走る緑のバスも、街も綺麗であった。新しいビルが建ち並び、ベイエリアには若者に人気のある、イルミネーションで飾られた商業施設もある。
 
 しかし、これが兵庫県南部地震(阪神・淡路大震災)の爪跡だと思うと、声を大にして「きれいだね」とは言えなかった。
 
 復興の一環として、「神戸ルミナリエ」が始まった。震災の犠牲者を鎮魂する意味がある。この下を通ったが、何とも幻想的。寒い冬空と通過する人達を照らし、揺れた地にしっかりと支えられたイルミネーション。
 
 先日「頑張れ神戸」のスローガンで、オリックスを当時優勝に導いた仰木監督が亡くなった。近鉄時代の野茂や、その後ICHIROという名をユニフォーム付けることを決めたのもこの監督だ。
 
 亡くなった神戸のかたや、その街の再建に尽力したかた達を、イルミネーションが点灯している時期は忘れないでいたい。
 
 
☆ 人は指導者と上司の違いは何かと聞く。指導者とは導く人であり、上司とは後押しする人のことである(ルーズベルト)
 
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★  神戸ルミナリエ  
★  全オリックス監督の仰木彬氏が死去(読売新聞)
 
 
 

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「ベスト・キッド」の「ミスターミヤギ」、死去

  ”I promise teach Karate.” (カラテを教えてあげよう)

 80年代にヒットした映画「ベストキッド」シリーズの空手のセンセイ役「ミスターミヤギ」を演じた、ノリユキ・パット・モリタ氏がラスベガスの自宅で亡くなった。73歳。

 「ワックスオン」「ワックスオフ」(wax on, wax off)は、この映画ファンの流行語にもなった。
 
 いじめられっ子のダニエル(ラルフ・マッチオ)に空手を教えるミヤギ。その内容は車のワックス掛けや壁のペンキ塗りなど、おおよそ空手の訓練とはかけ離れたものだが、その中で基本技術を習得させていく。ミヤギが教えたのは、カラテのみならず、武道の心でもあった。
 
ミヤギ 「何故、カラテを学ぶ?」
 
ダニエル「敵と戦うためだ」
 
ミヤギ 「本当にそう思うかね?」
 
ダニエル「・・・戦わなくてもすむようにです」
 
ミヤギ 「それでいい」
 
 本編の中で、ミヤギは戦時中は収容所で過ごし、妻の出産を知る。しかし、合併症により母子共に死んでしまったことを酔いながらダニエルに漏らす。ノリユキ・パット・モリタ自身も日系人収容所で過ごしている。日米戦時中の暗部を描写した部分でもある。
 
 モリタ氏は戦後にスタンダップコメディアン(マイク1つで観客を笑わせる芸人)として活躍、その後俳優デビューした。
 
 モリタ氏の死因は老衰だという。この映画は青春時代のちょっとした思い出ではあるが、その記憶の断片がもぎ取られていくようで切ない。この時期の訃報は寂しい。春ならば桜が、初夏ならば新緑が、真夏ならば青い空が気を紛らわせてくれるものだ。 
 
 氏の最期の場所である、ラスベガスの明日の天気は「晴れ時々曇り」、最高気温は21度と温暖なところである。
 
 
☆ ”Karate is defense only.” (カラテは防御のみ)ー ミスターミヤギ
  
 
★ 「ベスト・キッド」のミヤギ役、パット・モリタが死去(eiga.com)
★ ノリユキ・パット・モリタ(allcinema)
★ ラルフ・マッチオ(allcinema)
★ タムリン・トミタ(allcinema)
 

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警備という仕事

 
 紀宮さまと黒田慶樹さんがご結婚、「内親王」は民間人になり、黒田清子さんとなった。
 
 気になっていたことがあった。それは昨日まで皇族だったかたが、民間人になることでそれまでの警備はどうなるのか、ということである。普通の主婦になるといっても、突然警護がなくなるのはいささか不安が残る。
 
 皇族の警護は警察庁の直系機関である皇宮警察が行ってきた。それを都内を管轄する警視庁の警衛課が「当分は要人として」引き継ぐのだという。そして警護といっても、これまでのような物々しいものではなく、女性警察官らが目立たないように清子さんを警護する。
 
 警護や警備の仕事は大変である。人の命や財産を守るために身を張っての仕事。街で見かける現金輸送の警備員も時代を反映してか、防弾(防刃?)チョッキに警棒、ヘルメットでの重装備である。他人のみならず、自身の身も守らなくてはいけないわけだし、そうした神経を使うことは大変な苦労である。
 
 幼少期から空手をやっている友人がいる。先日「蹴り」を披露してもらった。別の人に的を持ってもらい、そこを一撃である。このとき驚いたは蹴りの威力だけではない。蹴りを入れる時の最初から最後までを、的を見るのではなく、的を持った友人の目を見ていたことに驚いたのである。
 
 警護や警備にあたるのは人間。それを支えているのは、敵を見逃すことのない「目」という装備なのである。
 
 
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★  紀宮さまと黒田慶樹さん、ご結婚(読売新聞)
★  紀宮さま 結婚後も当分は要人として警視庁が警備(毎日新聞)
★ 皇宮警察本部 
 
 

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本田美奈子.

 
 38歳という若さだった。
 
 人生はマラソンにたとえられることがあるが、彼女は人生の折り返し地点に行く前に、給水所で力尽きてしまった。
 
 85年にデビューした彼女は、同時期のアイドルの中で、群を抜いた歌唱力だ。細すぎる線からは想像を超える声量でファンを魅了する。オペラやミュージカルに挑戦するのも至極当然の流れである。
 
 しかし、デビュー20年という節目に、何もそんな運命を受け入れる必要などなかったのである。
 
 救いがあるとすれば、彼女は人生の中でステージに立ち、人生の半分に自ら種を蒔いて花を咲かせた。
 
 
 心よりご冥福をお祈りいたします。
 
 
☆ 賢者は、生きられるだけ生きるのではなく、生きなければいけないだけ生きる(モンテーニュ)
 
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★  歌手の本田美奈子さん死去 白血病で闘病生活(産経WEB)
 
 

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