人気番組「笑点」の司会、三遊亭円楽さんが脳こうそくで入院した。
前司会者の三波伸介氏(故人)のあとを継いで、20年になるという。
思えば幼い頃、日曜の夕方といえば家族で夕食を食べる時間。観る番組と言ったら、笑点だった。漫才ブームにバイオリズムがあっても、この番組だけは安定した視聴率を誇り、落語界の一端を担っている番組と言っていいだろう。
こうした長寿人気番組の司会者というのは大変である。円楽さんは腎臓を患って週に数回、人工透析をしている。円楽さんのみならず、笑点のメンバーは高齢であるものの、その衰えを全く感じさせない。
笑いには毒があるという。チャップリンも自分の滑稽な姿を見せることで観客を魅了する。我々はどこか人を小ばかにすることで、笑う。小ばかに見せることで、笑わせる。芸人のプロ達は、小ばかに「魅せる」ことで笑わせる高度な技術を持っている。
円楽さんから病気の毒が早く抜けますように。
☆ 人の夢の話をニコニコ聞ける人は、その人自身が夢を持っている人だ(中谷彰宏)
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タグ: 著名人
先日友人から、派手なピンクの女の子のイラストが描かれたゴミ箱をプレゼントされた。しかしこのイラスト、どこかで見たことがある。それは亜土ちゃんこと、「水森亜土」さんのイラストだった。懐かしい。
亜土ちゃんといえば、透明アクリルボードの裏から歌いながらイラストを描く達人として有名であるが、ジャズシンガーでもあり、舞台女優でもあるそうだ。そういえば「水森亜土」という名前は、アクリルボードの裏から書いても表裏の変わらない「鏡文字」である。
アニメソングも歌っており、「秘密のアッコちゃん」「Dr.スランプアラレちゃん」といえば聴いたことある方も多いかもしれない。
感性を表現する人というのは、多彩な能力に恵まれていることが多い。亜土ちゃんは描けるし歌えるし演じることができる。ビートたけしがお笑いのみならず、映画監督としてのその才能を余すことなく発揮しているのは周知の事実である。マルチな才能を発揮することができる人は多い。
感性豊かな人は、言葉を書き、それを発して、時に体現し、世に広めたい欲求に駆られることがあるかと思うが、根底にあるのは認められたいと思う気持ちよりも、自己満足を追求することが根底にある。自身が満足する世界があってからこそ、それに共感してもらえる誰かに感じて欲しいと求めるのである。
自己満足を追求することに終わりはない。それはこうした著名な人のみならず、我々一般の人でもその欲求はもっている。仕事でも、趣味でも、恋愛でも。
恋愛をするときは皆アーティストだ。異性にアピールするのに、あらゆる自分の世界を知ってもらおうと奮起する。異性は、その人がどんな言葉を聴かせてくれるのか、期待しているのである。
この星は、そうした無名のアーティストで溢れている。
☆ あなたの知りうる最善をなせ。もしあなたがランナーであれば、走れ。鐘であれば、鳴れ。(イグナス・バーンスタイン)
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★ 水森亜土(Hatena Diary)
家政婦は見た、そうな
「まんが日本昔ばなし」が復活することとなった。
94年に終了してからも、局には「是非再開を」の声が多数寄せられた。
テレビには魅力が3つある。
テレビを観て情報を記憶に焼き付ける魅力。
テレビを聴いて情報を得る魅力。
テレビを家族で観て一緒にいる時間を共有する魅力。
テレビは良質な番組があって、初めて効き目が現れる。
良質な番組を家族で共有できるのはいいことである。こういう番組は堂々とゴールデンタイムに登場すべきであり、登場するそうだ。
気になったのは声優さん。ドラえもんの一件でブロガーさんが大騒ぎとなった。しかし、心配は無用で、市原悦子さんと常田富士男さんの変わらぬコンビで再登場する。
☆ 充実した一時間は忘却と不注意の数世紀より価値がある(イオネスコ)
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俳優の杉本哲太(40)が夜間に都内で、他人の自転車を乗っていたところを警察官に見つかった。本来であれば、「チャリンコドロボー」ということで処罰されるところだが、本人も認め、反省していることから「微罪」として立件しない方針だという。
杉本哲太といえば、かつて黄金時代を築いたツッパリロックバンド「横浜銀蝿」のメンバーであった。今では俳優としてのいい味を画面に出している。
このニュースを知る前に、妹と昔のツッパリについて話していた。
「昔はさぁ、ツッパリって中学にいたけど、下級生を脅したり殴ったりする人っていなかったよね。」
「1年生の時に、ツッパリグループの1人に声をかけられたときはビクビクしたけど、『Nono君っていうの?1年生?俺、○○っていうんだ。よろしくね~』てな感じで、いい兄ちゃん、という感じだった。」
「番長がいて、他校とケンカになりそうなときでも、彼が出ていくだけで収まったこともあった。」
昔のツッパリは、人に危害を与えるというよりはむしろ、不満を社会へぶちまけていた感があった。ケンカするときは素手で取っ組み合い。ナイフなど持っていなかった。
最近では、護身用だの、ファッションだのという理由でナイフを持ち歩く若者が少なくない。それを使って人を傷つけることに躊躇すらない。
反抗期を迎えるこの年代は、誰とて突っ張っていたところがあるかもしれない。とんがり精神は若者に必要なのだ。しかし、突っ張るのに、とんがるのに本物のナイフは持っていてはだめだ。
昔のツッパリはナイフを手にしていなくても、いつもナイフを持っていた。心の中に。
☆ 臆病者ほど持っているナイフが大きい。(映画 「島の女」)
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★ 杉本哲太、自転車持ち去り聴取(Yahoo!NEWS・05/7/28)
長きに渡って東京読売ジャイアンツを見守ってきた、長嶋茂雄さん(69)が488日ぶりに戻ってきた。東京ドームのバルコニーで巨人戦を観戦した同氏に観客からは盛大な拍手と歓声が沸き起こった。
一つのことを長く続けるというのは大変なことである。それが人に夢を与える仕事であるならば、プレッシャーも多いとは察するが、やりがいのあることであろう。
人に夢を与える人というのは、夢を見る事という想像力をお座なりにしない。その姿勢に人々は感銘を受ける。
長嶋さんには「巨人終身名誉監督」という称号が与えられたが、やはり「ミスター」が一番似合う。そういう人柄が選手とファンを引っ張ってきたのである。
☆ スターというのはみんなの期待に応える存在。でもスーパースターの条件は、その期待を超えること。(長嶋茂雄)
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★ 長嶋茂雄元監督、スタンドから「復帰」(毎日新聞)
仲良くさせて頂いているブロガーさんの中のpinkstさんが、mamaさんのブログの中のコメントで「10年、20年経って」という風に書かれていて、その頃何をしていたか思い出してみた。
10年前、平成7年(95年)
ちょうど6月に携帯電話の販売を始めた。新しい物好きだったので飛びついたのだ。
この年、色々なことがありました。
1月 阪神淡路大震災
3月 地下鉄サリン事件・オウム真理教強制捜査
6月 私、携帯電話を初ゲット
7月 PHS登場
9月 沖縄で米兵3人による少女暴行事件
12月 ウインドウズ95発売
阪神大震災とオウムの事件は生涯忘れることはないでしょうね。オウムの強制捜査の日、友人と多摩動物公園に行っていました。そのメンバーの中に、神戸で被災した女の子がいたのを覚えています。被災したことについては語らなかったけど、元気かな、あの子。
20年前、昭和60年(85年)
1月 私、中一の時から好きだった子に初めて年賀状をもらう。
2月 新風営法施行
3月 ソ連にゴルバチョフ氏就任。
4月 電電公社がNTTに、日本専売公社が日本たばこ産業に民営化される
5月 男女雇用機会均等法成立
6月 豊田商事会長がマスコミの目前で暴漢に刺殺される
8月 群馬県御巣鷹山で日航機墜落。520人死亡、4人が生存
9月 ロス疑惑の三浦和義氏、殺人未遂容疑で逮捕
ソ連も電電公社も専売公社も民営化されたわけですね。男女雇用機会均等法の成立がこんなに昔だとは思わず。日航機の事故、ニュースの最初の一言「日航機がレーダーから消えた模様です」というのが忘れられません。
高校一年生でした。部活はパソコン部と英会話部、必修のクラブは英文タイプ部。タイプライターが使えるようになったおかげで、タッチタイピング(ブラインドタッチ)ができるようになり、パソコン部だったおかげでパソコンが使えるようになり、現在ブロガーになった訳です。
☆ 過去の人たちの名前をいたわれ。未来が自分の名前をいたわってくれるように(サーディ)
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日本テレビ系で今日から始まった「A」を観た。
この番組の司会者は1年ぶりのテレビ復帰となる、久米宏だ。
私は久米宏世代で、昔で言えば「ザ・ベストテン」「ぴったしカンカン」(以上、TBS系)「TVスクランブル」(日本テレビ系)「ニュースステーション」(テレビ朝日系)はよく観ていた。
過去のこれらの番組に共通していることが、全て生放送であったことである。観ているほうも久米さんの軽妙な喋りに引き込まれ、緊張しながら観ていた。
最近では、報道番組以外では生放送が少ない。恐らく、作り手も相当な打ち合わせ、そして生放送に耐えられるようなスタミナが、司会者やスタッフにも求められるのだろう。
そんな意味で、今回の「A」は「生放送の久米宏」を期待したのだが、残念ながら収録済みのものであった。
今日は1回目だから、どういう感じになるのか様子見だったが、来週からはファンを獲得できるだろうか。
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ビリージョエルがアルコール依存
米国の歌手、ビリージョエルがアルコール依存の治療のために入院、という記事があった。昨年、23歳の女性と結婚したビリーだが、そんなことになっているとは知らなかった。
ビリージョエルといえば、「Honesty」「Uptown Girl」「Tell her about it(あの娘にアタック)」などが有名だ。そんな中、89年に発表された曲「We didn’t start the fire」は変わっている。ビリーが生まれた49年から89年までの歴史的な出来事や彼が影響を受けた出来事を片っ端から列挙して、それをひたすらメロディに乗せて読み上げるというものだ。
例えば、
バディホリー、ベンハー、スペースモンキー、マフィア、フラフープ、カストロ、エドセルはだめだ。
産児制限、戒厳令下の中国、浜辺に転がる注射器、
といった具合に歌っている。
アーティストは時に、その思いをメッセージにして、発露の場をメロディに託す。
ビリーも退院したら、「アルコールはだめだ」というのだろうか。
何事もほどほどに。
☆酒と女と歌を愛さぬものは、生涯愚者である(ルター)
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