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ドコモ回線使用通信料無料 アマゾン「キンドル」4月に上陸 無線LANにも対応

 米国インターネット通販最大手のアマゾン・ドット・コムは、4月に電子書籍端末「キンドル(Kindle)」を発売する予定だ。通信回線にNTTドコモを利用し、通信料は書籍購入代金に含まれるためユーザーは通信を気にせず電子書籍を楽しめる。
 
 ドコモの回線以外にも無線LANも利用することができる。端末は昨年米国で先行発売された「キンドルタッチ」が有力候補で、価格は1万数千円程度になる見通し。キンドルを利用してアマゾンのサイトからダウンロードしてクレジットカードなどの決済サービスで購入。書籍代は紙の本の2,3割引程度になるという。
 
★ 「キンドルタッチ」米国アマゾンサイト
 
 電子書籍というと今ひとつ日本国内では盛り上がりに欠ける気がするが、その1つにはコンテンツ不足がある。これに対してアマゾンでは、角川グループホールディングスなど出版各社とコンテンツ供給の契約交渉を進めている。また、4月には複数の出版社が電子書籍の共同管理会社「出版デジタル機構(仮称)」を設立するため、アマゾンは同社と一括交渉するという。
 
 こうした取り組みで電子書籍の普及に弾みがつきそうである。もう1つ普及を後押ししそうなのは、ドコモ回線使用料無料だ。無線LANも使えるという太っ腹である。これが可能になることの理由としては、常時接続のインターネットと違い、電子書籍のダウンロードだけならば回線負荷がかからないという理由もあるだろう。電子書籍普及に一役買うことになるのだろうか注目される。
 
 
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★ 米アマゾン、日本で電子書籍端末発売 ドコモから回線(日本経済新聞・12/2/11)
 
 

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