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北朝鮮に拘束の米国人記者2人、解放され帰国の途に 拉致問題にも言及

 北朝鮮に拘束され「敵対行為を働いた」として14年の強制労働の刑を言い渡されていた米国人記者2人が、金総書記の特赦により解放された。昨日、電撃訪問したクリントン元大統領が金総書記に会い、2人の記者の解放を要望していた。
 
 解放された2人の記者は、ローラー・リーさんとユナ・リーさん。クリントン元大統領ら一行と平壌を発ち、三沢基地で給油の後に米国に戻る予定。懸案だった記者拘束問題は5ヶ月ぶりに解決した。
 
 クリントン元大統領は金総書記との会談で、記者2人の不法入国や敵対行為について謝罪、人道主義的な側面から釈放するように求める米政府の要請を伝えていた。朝鮮中央通信によると「オバマ大統領のメッセージを金総書記に伝えた」と報道しているが、米政府はこれを否定している。
 
 クリントン元大統領はまた、日本人・韓国人拉致問題にも言及し、「解決すれば前進がある」と「強い口調で」北朝鮮側に伝えた。
 
 米政府は、今回の件は6カ国協議とは切り離して考えるとしている。北朝鮮としては異例とも言える速さでの解放となった。米国との関係を重視する姿勢が垣間見える。
 
 
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★ 【クリントン訪朝】女性記者2人と共にロスへ出発 金総書記が特赦命じる(産経新聞・09/8/5)
 
 

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