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群馬・館林市で竜巻 20人以上が負傷(2009/7/27)

 午後2時頃、群馬県館林市北部で竜巻と見られる突風が吹いた。群馬県警によると、竜巻被害などの通報が20件以上にのぼり、20人が負傷して病院に搬送された。館林地区消防本部によると1人が重傷だという。館林市と周辺で166棟の住宅の屋根が吹き飛ばされたり、電柱が倒れたりする被害が確認されている。前橋地方気象台は現地に調査班を派遣する。午後5時現在、館林市内中心部で2000世帯が停電している。
 
 東武伊勢崎線では午後6時現在、羽生ー太田間、佐野線全線、小泉線全線で運転を見合わせており、再開のめどは立っていない。特急りょうもう号は上下線とも運休する見込み。JR線は現在のところ通常通り運転している。
 スーパー「ベルク館林大街道店」の駐車場では車数十台が横転するなどし、車内にいた客らがけがをした。さらに同市大街道のハローワーク館林では、2階の窓ガラスが全て割れ、男性職員1人がけがをした。
  
 館林市安全安心課によると、住民から「竜巻のようなものが西から東へと移動している」と通報があったという。竜巻を目撃した住民によると「ゴーッという音がした。地震かと思った。ほんの1〜2分のことだった」「軽自動車が宙に飛ばされていた」と語った。
 前橋地方気象台は27日午前6時20分に、県内全域に対して昼前から夜遅くにかけて竜巻に対する注意を呼びかけていた。竜巻の発生は、気象庁が群馬・栃木・埼玉県内に竜巻注意情報を出す前だった。
 
 気象庁は27日、東海、関東甲信、東北地方で28日明け方にかけて、局地的に猛烈な雨が降る恐れがあると発表した。予想される1時間の最大降水量は関東地方で90ミリ、南部で40ミリとしており、土砂災害や河川の氾濫などに注意するように呼びかけている。
 
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