昨年4月、東京都江東区のマンションで殺害された女性会社員(当時23)の判決を明日に控え、日本テレビの夕方のニュースでこれまでの公判内容を再現していた。法廷は5月21日から始まる裁判員制度を意識したもので、大小のモニタが複数設置されていた。
公判内容を傍聴していた司法担当記者の報告では、男性被告人(34)が被害者を性奴隷にする、両足のやけどのあとがコンプレックスになっていた、などとコメントした。
そして遺体の解体部分の再現では、マネキンが使われ、その様子が法廷の大きなモニタに映ったという。ところで、遺体の損壊状況の詳細を18時という食事時間のニュースに伝える必要があるのだろうか。過去には、宮崎勤元被告(昨年死刑執行)の供述内容で「骨を砕く」という部分などが残酷であるとして、新聞では一部割愛して法定内証言を掲載していた。
しかしニュースでは、体の部位の詳細に至るまでを夕食時に伝えた。表現が時代とともに変わっていくのは当然であるが、あの番組内容にゴーサインが出たのが不思議なくらいだ。伝えるならば夜のニュースで報じれば足りる。過激・センセーショナルな表現が必要以上に伝えられる必要はなく、知りたくもないことまで耳に入れられては迷惑だ。
テレビもラジオも広告収入減により苦戦を強いられている。多少過激な線を越えたほうが良いとでも思っているのだろうか。視聴者が見たい聞きたいのは客観的事実のみであり、猟奇的な表現まで詳細に伝えるのはニュース番組としてはふさわしくない。確かに猟奇的な事件だったとはいえ、それをいかに万人が見やすい聞きやすいように作っていくかがプロのやり方だと思うのだが。
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日: 2009年2月17日
表札300枚を盗んだ男逮捕 警視庁
かつて古い平屋建てから新築の家に引っ越したとき、嬉しかったことの一つが表札だった。それまでは入り口にくくりつけていた赤いポストに書かれた名字が”表札”になっていたからだ。その後、一人暮らしをすることで表札は付けなくなり、入り口ドアや集合ポストに名前を印刷したシールを貼っている。
表札というと滅多に作ることはないと思うが、一体いくらなのだろう。「表札屋ドットコム」で調べてみると、1万円から5万円以上するものまでいろいろだ。昔からあるような木製のものもあるが、形はスタイリッシュ。大理石のものは見かけず、ステンレス製でシンプルなものもある。考えてみれば日本の住宅事情も昔とだいぶ変わっている。表札もそれに合わせて変わっているのだろう。
ところがそんな表札を盗んでいた男が逮捕された。警視庁荒川署は埼玉県蕨市内に住む男(42)を窃盗容疑で逮捕した。逮捕のきっかけは職務質問。警察官が男の所持品を調べると、男の名前とは違う表札が2つとドライバー1本などがあった。男の自宅を調べると、およそ300枚の表札が見つかった。調べに対して男は「かい書体で書いてある表札が好きだった。名前や住所は電話帳で調べた」と供述している。警視庁では男が5年前から、東京や埼玉、千葉などで表札を盗んでいたと見ている。
若いころにお中元の配達のバイトをしていたとき、さまざまな表札に出会った。築年数の経っている家は木製のちょっと疲れた表札、新しい家は若々しい大理石、ちょっと奇抜な家はローマ字表記の表札だったりとさまざまであったが、困ったのが表札のない家。名無しの家というのはちょっと不気味な感じもするので、簡単なものでいいから付けてください。配達関係の人たちは苦労していますよ。
★ 集めた表札289枚 窃盗容疑者を逮捕(朝日新聞・09/2/17)
★ 表札屋ドットコム