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聴覚障害者詐欺、27億円を詐取(2007.2.16)

聴覚障害者をだます犯罪。

 酷い話しもあるものだが、ここまで社会的弱者を痛めつけて良いものだろうか。
 
 詐欺の疑いで福祉機器販売会社社長が逮捕された。「金を出せば高い金利を出す」と手話を使って聴覚障害者にアプローチ。実に27億円を詐取した。
 
 被害者も、社長の手話は自然で信じた、とのことで弱いものいじめはこのような場面にも設定されているものかと呆れる。
 
 悲しいと思うことは、社長の兄が聴覚障害者であったため、社長は手話が得意であったという。相手を身振り手振りで騙しているときに、その兄の顔は浮かばなかったのか、ということである。
 
 手話の習得というのは最低でも3年ほどかかるそうだ。特殊な技術を体得して詐欺までして、この話を社長の兄が知ったとき、やりきれない気持ちになるだろう。目は口ほどにものを言うというが、その目は聴覚障害者にとっての重要なコミュニケーションの瞳ではなく、詐欺師としての目だったことが腹立たしい。
 
 
☆ コミュニケーションを取る際に最も重要なことは、言葉に出されていないことを聞き取ることである。(Peter F Drucker)
 
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★ 聴覚障害者詐欺 被害は27億、270人(産経新聞・07/2/14)
 
 

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