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「前科」回避 未履修問題

 一般に、軽微な交通違反を犯すと通称「青切符」が切られ、反則金を納付することになる。反則金のことを罰金と勘違いしやすいが、罰金というのは裁判所から出される刑の種類の一つであり、禁固刑や懲役刑などと同じいわゆる「前科」がついてしまう。反則金としているのは、国民の大半を「前科者」にしないためであろう。
 
 必修科目を履修しなかった問題は、卒業認定取り消し(罰金)ではなく、補修を講ずること(反則金)で収拾の方向に向かった。必修単位(違反点数)はなんとかなりそうであり、多くの未履修の生徒を前科者にしなくて済んだ。
 
 しかしどうもしっくりこないのは、やはり真面目に履修していた生徒との間に不公平感が生じるからであろう。渋滞の高速道路をみな我慢するが、路肩を強行突破する者がいることを時々見かける。未履修問題は路肩を走ってはならないことを知らされていなかった生徒を救済するしかなかった。
 
 責任の所在も難しい。いつから行われていたのか、教師か、学校か、教育委員会か。過去の生徒はどうなる、今の二年生はどうする、といった具合に一度ルールが崩壊すると混乱状態になる。
 
 「交通ルール」を無視させた側の責任は大きい。なお、無免許運転、飲酒運転、ひき逃げなどは、反則金ではなく罰金になる。度が過ぎると「前科」がつくことを忘れてはいけない。
 
 
☆ 苦いものを味わったことのない人間は、甘いものがどんなものであるか分からない。(ドイツの諺)
 
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★ 未履修問題、今回限りの特例 文科省が通知(産経新聞・06/11/2)
 
 

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夫婦で毎月千円を寄付 24年

 文化勲章授章式が皇居で行われ、5人の方が勲章を手渡された。高温工学・溶接工学の荒田吉明さん(82)、日本画の大山忠作さん(84)、日本経済論の篠原三代平さん(87)、小説家の瀬戸内寂聴さん(84)、音楽評論の吉田秀和さん(93)だ。
 
 高齢なのにもかかわらず、足取りがしっかりされているのは驚いたと共に、何かに打ち込んでいる人というのは年を取ることに騙されているようだ。
 
 大山さんは「好きなことをやってきただけ。あと何年できるか分かりませんが、このまま続けます」。瀬戸内さんは「命の続く限り小説を書いていきます」と会見で述べた。
 
 「天の使い」という差出人が24年間、栃木県鹿沼市社会福祉協議会に毎月千円を寄付していたが、この度、同市内の女性が名乗り出た。今年8月で278回の寄付になったが、今後続けていくことが困難となり、300回までの残り22回分をまとめて寄付したという。事務局から渡された預託証には、協力してくれた旦那さんの名前も記されているという。
 
 同じ事を続けていくことは、途中に困難も待ち受けていることだろう。半ばで挫折することもあるかもしれない。決して容易ではないことを続ける大切さというのを、人生の先輩方が教えてくれた気がする。
 
 やめようか続けるべきかを迷うことがある。それは自分がそれを好きかどうかに大きく依存することになるだろう。続けることで1人2人にでも貢献できたとしたら、それは幸せなこと。
 
 
★ 「天の使い」、夫婦で寄付300回 毎月千円を24年(朝日新聞・06/11/4)
★ 吉田秀和さんら5人、皇居で文化勲章の親授式(読売新聞・06/11/3)
 
 

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オノ・ヨーコ「いじめに負けないで」

 
 来日中の故・ジョンレノンの妻、オノ・ヨーコさんが日本国内で起きている「いじめ問題」に言及した。
 
 ジョンレノンをビートルズから引き離した、として当時は「世界全体からいじめられた」「(いじめは)非常に程度が低いこと。他に面白いことができればいじめることに面白さを感じなくなる」。いじめの被害者には「一生懸命になれることを探すことが大事。頑張ってください」とコメントしている。
 
 いじめが社会問題化してから、いじめ防止対策に取り組んでいる学校もあるが、悲しい事件は後を絶たない。昔は「いじめられる側にも非がある」などといった見当違いの意見も出ていた。いじめを制圧できない者の短絡的な意見だった。
 
 そして「いじめ」というとどうも生ぬるい感覚が拭いきれない。直接的・間接的暴力がいじめである。以前のエントリで「ストーカーなんて『変質者』で十分だ」という主旨の事を書いた。ひらがなで「いじめ」とくくるよりも「暴力」という認識を持った方がいい。いじめというのは暴力沙汰なのである。
 
 人をいじめる原因は、いじめる側が自分を先に優位に立たせる防御策なのかもしれない。一時期は加害者が優位に立っても、後からついてくる人もいなければ、何も残らないのが「暴力」である。なぜなら、民主的に解決した方がいい、心の中でそう思っている人のほうが多数派だからだ。
 
 命を絶とうと考えている人がいるならば、近くにいる「オノ・ヨーコ」さんを必死になって探してください。まずやらなくてはいけないのはそういうことです。
 
 
☆ 目を閉じれば生きるのは簡単。目にするモノは誤解だらけ。(ジョンレノン)
 
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★ ヨーコさん:いじめに負けないで!(毎日新聞・06/11/3)
 
 

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崩れる「公」意識・2

 昨日のエントリで書いたように、公の場にいる意識というのは大切なものだが、このネット上も同じである。
 
 仮にここで犯罪予告でもしようものなら、後ろに手が回る結果となるだろう。
 
 ネット上に何か情報を上げるということは、世界に発信しているという意識を常に持っていなければならない。
 
 JCASTニュースに「就職活動で気をつけよう ブログのやばい書き込み」という記事があった。人事担当者は名前をGoogleなどで検索し、採用するにふさわしいかどうかの参考にしている、という内容だ。
 
 気になるのはこの記事の最後にある一文だ。「ブログの発信は自己責任。就職に際し『危ない内容だ』と思ったら削除するのが賢明、ということだ」とある。
 
 警告のつもりで書いたのは分かるが、本来ならば「やばければ削除」ではなく、「やばい内容」はネットという公の場に最初から出さないことである。それがルールでありマナーである。自戒も込めて。
 
 
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★ 就職活動で気をつけよう ブログのやばい書き込み(JCASTニュース・06/10/30)
 
 
 

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