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mixi疲れ

 
 最近流行りのSNS(ソーシャルネットワーキングサイト)mixi(ミクシィ)を疲れたことを理由に突然辞める人が多いという。
 
 mixiに限らずこのブログもそうである。相互リンクし、トラックバックやコメントが付けば嬉しいのは同じだ。
 
 こうしたものをわざわざ「やめる宣言」するというのは、それだけ依存度が高い証拠だろう。何かの節目に「やめたいと思います」と記すのも、そうしたものが生活の一部になっているからだ。
 
 ネットのない時代にはなかったこうした現象。ネットはバーチャル空間である。そしてバーチャルとは「仮想」という意味ではなく、「目に見える実態はないが、現実味を帯びている」という意味である。このバーチャル空間をゲームと錯覚し、犯罪予告を行えば捕まるのはすでに明白である。また、うっかり暴言を吐けば相手を傷つけることになる。
 
 頻繁に更新していて疲れたら、ログインしなければいいだけの話である。バーチャルな付き合いでもネットは公の場所。本当に大事なことは、面と向かって人と会ったときにどれだけ相手のために心身捧げることができるかである。コメントの数や「足あと」が全てではない。
 
 一方で、ネットやメールのちょっとしたひとことで救われることもあるだろう。救うこともできる。バーチャル空間のやりとりをないがしろにしていない人は、面と向かってもその人間性はほぼそれと同じである。
 
 
☆ 人は誰でも、それぞれ他人には言えない苦しみ、悲しみを胸に秘めている。 しかし、人の眼を見ただけでは、こうした内面に秘めた辛さ、悲しさに気づくことはない。 当人が語らない限り、苦悩も悲しさもないかのようである。 (白隠慧鶴)
 
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★ 「mixi疲れ」を心理学から考える(ITmedia・06/7/21)
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