言葉のリサイクル

目で感じたことを 脳で感じたことを 皮膚で感じたことを 健気にひたすら書きまくり 自分を先取りするブログ

ニュース

100円で150円分のコーヒーを抽出した男逮捕 福岡

 
 福岡県内のコンビニで、100円のコーヒーカップを購入したのに150円のカフェラテを注いだ男が警察に逮捕された。窃盗容疑で逮捕されたのは那珂川市に住む62歳の男。常連客から「不正にカフェラテを注いでいる男がいる」と情報提供があり、店側が警戒していた。男は容疑を認めているという。
 
 安く気軽にコーヒーが飲めるのはありがたいサービスである。しかし僅かな金額でも不正をされては店の利益は計算どおりに上がらない。それにもかかわらず、こういう事件や万引きなどの問題は後を断つことがなく経営者を困らせる要因となっている。
 
 この手の報道を聞くたびに思うのだが、犯罪者はなぜ誰かに見られているという感覚がないのだろうか。こうしたところでの勤務経験があるからわかるのだが、常連のお客さんは3回で覚える。そうでない方はそれゆえに目立つ。防犯カメラも性能が上がっており、人がどんな操作をしているのかがだいたい分かるうえ、客による直前の操作を記憶しているコーヒー抽出機もある。
 
 人をだまして何かを得ると詐欺罪になるが、この件では機械を不正に操作してカフェラテを盗み取ったから窃盗罪に問われた。このニュースを扱うコメント欄を見てみると、「セルフサービスにするのが悪い」「こんなことがニュースになるのか」などという声があった。セルフサービスが普及すれば店にとっても客にとっても便利なこともある。当然ながらセルフサービスが悪いわけでもない。わずか50円の差額を支払わずに、コンビニという我々の身近な場所で違法行為をするから事件として報道されるのだ。
★ コンビニコーヒー100円カップに150円カフェラテの疑いで逮捕(gooニュース・2019.1.21)
★ 被害額「3円」 駅コンセントで携帯充電の女性摘発(本ブログ・2008.9.10)

(Visited 50 times, 1 visits today)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA