相棒17 第11話「密着特命係24時」レビュー

 相棒を見ているとベテラン俳優さんが出ている事に気が付かないこともある。今回は井上純一さんが出演していることにだいぶあとになってから気づいた。「『密着捜査一課24時!!』番組ナレーションの予告編」はなんと俳優・声優の小林清志さんが担当。「ルパン三世」の「次元大介」の声といえばわかりやすいが、実際にテレビ朝日系列「警察24時」のナレーションを長きに渡って担当している。
 
 相棒本編で、一人の弁護士が転落死しているところを発見される。現場には捜査一課の伊丹・芹沢の両刑事がいた。そして捜査の様子は「密着捜査一課24時!!」のカメラが捉えていた。しかしいつの間にか、カメラマンは特命係の二人を追っていた。
 
 一度事件が発生すると、一人の人間の過ちで多くの人の人生を変える結果になりうる。加害者とその家族、犯罪被害とは無関係だった被害者とその家族である。最初は些細な出来事からエスカレートしていく犯罪。犯罪を封じ込めるには日々の規範意識を保つことが必要になってくる。
 
 大人になれば叱ってくれる人が少なくなるから自分で律するしか方法はない。そして他人の不注意を教え諭すきっかけを作っていくことが大事である。
 
 杉下は犯人に向かって「そもそもあなたがこんなことをしなければ」と怒るのだが、できれば犯意が実行に移されない時に本人が気づくべきであった。そうすれば容疑者などと呼ばれなくてもよいのである。
 
 初心忘るべからず、ということわざがあるが、このことわざの存在を忘れるようになってはいけない。毎日が初心であれば、今日、見える世界も自ずと変わってくるだろう。
 

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