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電動車いす拒否 災害対応理由 ひろしま菓子博覧会

 ひろしま菓子博2013の実行委員会が、2人の電動車いすでの入場を拒否していた。抗議を受けて、平日の空いているときに限って電動車いすの入場を認める措置をとった。主催者側は「万一災害時にバッテリ切れなどが起きると困る」と説明している。
 
 ウェブサイトをみると電動車いすでの入場はできないと記されている。せっかく会場まで足を運んだのに入場を拒否されるとは、2人のかたも頭にきたことだろう。
 
 車いすのかたが専用駐車場を利用する場合、電動ではない車いすでも手続きが面倒だ。予約の電話が必要で、利用日、利用時間、氏名と同行者の数、連絡先などを伝えないといけない。こうした措置も、健常者で心ない者が勝手に利用するのを防ぐためであろうが、障害のある人に対して余計な障壁は極力取り払わなければならない。
 
 私事。ケガをしてしまい少々不便な生活をしている。何をするのも面倒で、駅では率先してエスカレーターやエレベータを使うようになった。健康であることはありがたいと感じる。
 
 それにしても、権利意識の低かった昭和の時代ならともかく、今の時代に車いすが電動か否かを議論するというのが余りに稚拙である。
 
 災害対応が理由。災害が発生したら、電動車いすの人を見捨てる人がいるというのがよく分かった。あらゆる人が来ることを想定できずに、何のための博覧会なのであろう。
 
  
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★ 車いす使用者用駐車場 ひろしま菓子博2013
★ 電動車いす入場拒否 ひろしま菓子博「災害対応」理由に(朝日新聞・13/4/20)
★ 視覚障害者と晴眼者 全盲受験者と受験拒否の大阪市(09/7/8)
 
 

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