80年日記

 4月11日の読売新聞読者投稿欄「気流」に80歳の男性の投稿があった。物忘れ防止のために「2日前日記」をつける習慣を始めているのだという。その日の出来事は簡単にメモしておいて、2日後にメモを参考に日記を仕上げる。そろそろ慣れてきたのでメモなしで挑戦したい、と結んだ。
 
 確かに2日前の出来事は厄介だ。3回の食事を思い出すのも難しい。しかし最近では、インターネット上で日記をつけることが簡単である。写真もアップできるから、その日何があったかを明確に記録に残せる。手近なところで小さなメモ帳に日記をつけるのもいいだろう。
 
 しかし、記録と記憶は違う。
 
 携帯電話の普及で人の電話番号を覚えなくなったばかりか、漢字すら怪しくなってきた。紙に下書きをしてると危機感すら覚える。100歩譲って、そうした機会を甘受しよう。その上で忘れてはならないことがある。
 
 嫌なことを言われたら、その人の名前は忘れてしまおう。そして良いことをされたら、「昼間会った人は親切だった」ではなくて、「東京で会ったスズキさんは○○をしてくれてとても親切だった」と、その人の名前を忘れずにきちんと伝えたい。
 
 人に感謝することを口にすることは、それを話している間は自分も幸せでいることができる。人生80年。これまでの人生で、お世話になった人の名を何人挙げられるであろう。これからの人生で、どれくらい多くの人の幸せに貢献できるだろう。
 
 
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