発音するとかっこいい英単語・5
今回もまた独断と偏見で選んだ英単語をお届けします。以下、カッコ内太字にストレス(アクセント)が入ります。
1. tranquil (トランクウィル)= 【形】穏やかな
比較的使おうと思えば使える単語。環境が穏やかだったり、人の気分が穏やかだったりしたときに使える。
・ The sea was so tranquil. (海は穏やかだった)
・ He seems to be tranquil. (彼は穏やかな気分のようだ)
2. virtuoso (バーチュオーソ)= 【名】巨匠、名人
これも強引に使おうと思えば使える。芸術分野での”達人”に使うことができる。
・ She is a celebrated piano virtuoso.(彼女は有名なビアノの巨匠だ)
3. de facto (デ・ファクト)= 【形】実際は (in fact)、事実上の、現存する
・ a de facto standard (事実上の標準)←法的にはどうであれ事実上の、という意味。
例えば、Japanese is a de fact official language →「日本語は事実上の公用語」。日本語は「公用語は日本語である」と法の定めが無く事実上の公用語ということになっています。日本語を規定しているのが裁判法で「法廷内では日本語を使用する」という一文があるのみです。
このシリーズを読んでいる方、私が好きな英単語が”外来語”由来のものではないか、と思われるかもしれない。その通りだ☆次もそう。
4. raison d’etre (レイゾン デトラ)= 【名】存在理由
フランス語由来の外来語英語。この単語、いつ使えるかな。
5. caveat venditor(カビアット・ベンディター)= 【名】売り主危険負担
ラテン語由来の語。特に断りがない限り、売り主が商品について品質保証する法原則。逆に、買い主危険負担が、caveat emptor(カビアット・エンプター)。英語で法律を学んでいる人は必須語。
6. fluorescence (フルオレスンス)= 【名】蛍光(性)、発光蛍光
綴りがややこしいが、こういうものをスラスラ書けるとかっこいい。そしてこういう単語をスラスラ言えるとネイティブは驚くだろう。かつて、大学の英会話授業で1年ぶりにあるネイティブ講師とすれ違った。彼女は私のことを覚えているという。言われたのは「難しい単語を使っていたので、Nonoは覚えてる」と。何の単語だったのかは不明。
7. laissez faire(レゼ・フェア)=【名】自由放任主義(経済・個人に対して)
フランス語由来の言葉。スペルと発音に注意。こういう単語は知らなければ全く推測できないので、ここで覚えておうちに帰ってね。
8. appendicitis (アペンデサイティス)=【名】盲腸炎
医療関連語は難しいが、盲腸やはしか(measles)など、病気の話は自然な会話で出てくることもあるだろう。
・ She has appendicitis. (彼女は盲腸だ)
ちなみに何かの病気にかかっていることを、suffer from(〜で苦しむ)で表現できる。
・He suffers from measles. (麻疹にかかっている)
9. hippopotamus (ヒポポタマス)=【名】「カバ」のことです(笑)
なんか、日本語では2文字なのが申し訳なくなる。。。
10. the autumnal equinox (オータムナル・イクイナクス)=【名】秋分
イクイナクスの発音がかっこいいと思うのですが、年に2回しか使えませんね。春分は頭を”the spring”に替えればOK。
11. translucent (トランスルーセント)=【形】半透明の
transparentが「透明の」でしたね。透明よりも半透明のほうがきれいに見えるものもありますね。でも、発音は transparent=clear のほうがいいですね。
L,V,T,などの発音もおざなりにしがちなので、大事に発音しましょう。
ということで、第6弾は気が向いたら……Have a nice weekend !!
★ 発音するとかっこいい英単語・6(本ブログ・09/12/9)
★ 発音するとかっこいい英単語・4(本ブログ・09/9/25)
★ 小学校 英語より国語(本ブログ・06/10/4)
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