物騒な事件というのは、大都市だというのが半ば当然となっていた。地方で起こる事件というのは滅多にないこと、そういう時期のほうが長かった。昨年の秋田児童連続殺人事件もそうだが、平和で事件など起こるはずもないとされてきた地方に異変が起きている。
長野県諏訪市で、男(62)が近所の犬の鳴き声に立腹し、絞め殺してしまった。男は動物愛護法違反(愛護動物殺傷)と器物損壊の容疑で書類送検された。
大学の先生が面白いことを言った。「地元の絆が強いところはコンビニがない」。
昔からある商店で買い物をする、そんな近所づきあいが長いところには、不特定多数が利用するコンビニはない、というものだ。
母の田舎である秋田県大館市も、以前は大町と呼ばれる商店街が賑わっていた。しかし、一昔前からチェーン店が進出。大型スーパーも出現し、それまであった大町は閑古鳥すら鳴かない状態になってしまった。都心でもお馴染みのコンビニが散見できる状況。
田舎というのは、都会に住むものにとって安らぎの場所であった。不便さがまた便利な空間であった。しかし、地方の財政状況は悪化し、地元の力だけではどうにもならなくなってきた。都会的な経営手腕が軒を連ねるようになったのは残念でならない。
生活ストレスが地方に波及している。この国のどこが美しい国なのか、怪しくなってきた。
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★ 隣家の飼い犬:「鳴き声うるさい」と殺す 長野で書類送検(毎日新聞・07/5/23)