賞味期限狂想曲
不二家問題を発端にして、全国で期限切れ問題が勃発している。ずいぶんとずさんな管理がまかり通っているものだと呆れてしまうが、これも大量消費の産物なのだろう。
自宅で食事をする機会が減っている分、外食産業が栄えた。目当ての食品が売り切れると客は怒る。これに応えるために、過剰な生産体制が整った。その結果、余剰した品物は廃棄され、または今回のように暗に市場に出回る結果となった。
いい加減なのは生産者側だが、この一件で感じるもう一つのいい加減なものが我々のお腹である。賞味期限が切れたものを食べても意外に丈夫なものである。
飽食時代における、生産側と消費側の贅沢な話ではある。
☆ 高嶺の花を羨むより、足元の豆を拾え(日本の諺)
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