黄昏学部、「第二文学部」
大学の飲み会で50名ほどが集まった。
会の冒頭に私の通う大学最後の「第二文学部社会人入試合格」されたかたが挨拶した。
再来年度に、第一文学部は新「文学部」としてその流れを継承するが、第二文学部は「文化構想学部」という名前になり、今の第二文学部とは異なるシステムになる。昼夜開講制とはなるものの、実質的に夜間学部である第二文学部は数年後には消滅する。
サブカルチャーのような独特な授業や、授業で言っていることは凄いのに
一瞬にしてお湯が氷になるような冷め切ったギャグを飛ばす英語の先生。
「出すもの出せば単位は保証します。無理して出席することもありませ
ん」という先生。
大学の先生なのに素直に耳に入ってくる言葉を選んで話す先生。
頑固な私の考えを一蹴し「それは違うよ」と冷静に情報提供してくれた先生。
出席も授業もレポートも甘えを一切許さない先生。
学生の質問に声を荒げて「病気の人に励ましはいけません」と言った心理療法の先生。
こういった「やみ鍋」的な学部がなくなると思うと何とも寂しい。
それにしても昨日は寒かった。気象庁は暖冬だと言っていたのを訂正し、「20年ぶりの寒い冬」と訂正した。こんなこと気象庁に言われなくても、第二文学部の学生のほうがとうに分かっている。
全国の夜間なかた達、風邪などひかぬよう。
☆ 本当の贅沢は一つしかない。それは「人間関係」という贅沢だ(サン・テグジュペリ)
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