ケース・バイ・ケース パトカーが受験生を会場まで送る 京都

 昨年、京都府警九条署が、「受験会場を間違えてしまい、本来の会場まで間に合わない」と交番に駆け込んできた19歳女性受験生の「SOS」を受けて、赤色灯を回し、サイレンをも鳴らし受験会場までパトカーで送り届けたということがあった。
 
 九条署は「人生に関わる一大事」との判断だったが、その後、京都府警には賛否両論のメールが450通も届いたという。
 
 賛成派は「日本の警察を見直した」「困っているときに助けてくれるのがお巡りさん」。
 
 反対派は「本来の任務からかけ離れている」「不注意を諭して人生の厳しさを教えるのが警察らしい本当の親切」「甘えた受験生に対して、警察は甘い」と手厳しい。
 
 九条署の副署長は「今回はあくまで特異な事例。今後もケース・バイ・ケースで対応していく」とコメントした。確かに受験会場を間違えるとは準備不十分でこの女性に落ち度はある。反省しなければならない。
 
 しかし警察は、本来の業務とはかけ離れていても、通報があれば何でもするものである。例えば車にひかれた動物の処理や、自分の住所もよく分からない泥酔者の住所を調べて、パトカーで家まで送ることもある。そうしたことを考えれば、副署長のいう「ケース・バイ・ケースで対応」は妥当ではないか。
 
 警察に限らず、どんな仕事をしていても、どんな日常生活を送っていても突発的な出来事に遭遇することはあるものだ。それを私たちは「ケース・バイ・ケース」で対応していくものである。本来の仕事からかけ離れたって良いじゃないか、例外のない規則はないのである。
 
 しかし、気になることが一つ。当の受験生からはその後なんの連絡も無いという。九条署は「人生の一大事」と判断して筋を通した。この受験生も交番に出向き、感謝の意を表して筋を通して欲しい。
 
 
★ 遅刻したら人生の一大事パトカーで受験生を送り届ける(レスポンス)
 
☆☆
 
 JR東日本が2日、東北学院大学の入学試験会場に向かう際に間違った東北新幹線に乗った男子高校生のために、本来止まらない駅に特例で停車させていたことが分かった。その高校生は試験に間に合ったという。
 
 JRは高校生からの相談を一度断ったが、後続の列車に影響がないことを確認、車内放送で乗客に断った上で、本来通過するはずの宇都宮駅に停車したという。JRは「今回はあくまで特例。停車駅をきちんと確認して」とのことだ。
 
 またもや特例を作ったケースだ。しかし、感謝するのに特例はない。この男子高校生はJRに「ありがとうございます」を伝えに行ったのだろうか。
 
 
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