宅配ロッカー

 ヤマト運輸が自宅以外で荷物を受け取るための宅配ロッカーの整備を急ピッチで始めるという。アマゾンを中心としたネット通販関連の荷物が急増し、配達する人員確保が困難になっていることが一つの理由だ。また、利用者も気兼ねなく受け取れることでメリットがある。
 
 再配達のコストは配達員だけではなく、受け取り側にも生じる。再配達の依頼をした時間帯にはすぐに応対できる状態でいなければならない。人によっては住所を知られたくないということもあるだろう。
 
 我々個人も出来ることはないだろうか。可能な限りまとめて受け取る。コンビニや宅配会社の事務所で受け取る。そして駅などに整備される宅配ロッカーで受け取るということである。
 
 私自身も宅配は利用させていただいている。微力ながら自宅に宅配ボックスを備え付けた。これで少しでも配達される方たちの負担が減ればよい。
 
 もう一つ考えたいのは、買い物に行く楽しさをもう一度構築できないかということだ。食料品などネットでも扱っている物があるが、店頭販売のように手にとって見られるものではない。アスクルの倉庫火災では、”一極集中”が危険をはらんでいることが分かった。横浜の倉庫がなければ経営危機に陥っていたという。
 
 倉庫の分散をさらに細分化させ、店舗での買い物の楽しさと融合させる方法をもう一度考えたい。店舗運営側にはそうした強みと、ネット通販の受け取り場所という物流の拠点になればよいだろう。拠点となる事業所を駅やコンビニ以外で考えても良さそうである。
 
 
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★ ヤマト、宅配ロッカー前倒し 再配達削減が急務(時事通信・2017/3/7)

古都・東京

 英語学習番組を見ていたら、アシスタントの女性がアメリカの首都としてワシントン州を指していた。メインキャスターに「ワシントンD.C.はこっちね」と訂正されていたが、ワシントン州は西海岸で、首都ワシントンD.C.(Washinton, District of Columbia)は東海岸であり、メリーランド州とヴァージニア州に挟まれたところに位置する。
 
 専門番組のアシスタントですらうっかり間違えて覚えている首都の位置。名前や地理が曖昧なのは外国人にとって仕方のないことなのかもしれない。
 
 外国人には有名だと思われていた首都東京。ところが、古都京都と混合、勘違いされていることが多いと判明した。「トーキョー」も「キョート」もひっくり返せばそうなるのであり、両方連呼していると間違える外国人も多いのだろう。京都に行ったのに「東京を観光した」という外国人もいるのだというから驚きである。せめて首都くらいは覚えて欲しいものだが。 
 
 東京五輪が開催されることで、名前も地理的要素も理解が進むことになるだろう。コンパクトで機能的な東京が世界にしれるよい機会である。
 
 外国人が東京を見るに当たって印象的だった記事を見つけた。それは、「東京は近代的でビルが建ち並んでいると思ったが、果てしなくビルが建ち並んでいた」といった内容のコメントだ。高層ビルから東京の街並みを眺めると、確かにひたすらビルが隙間なく作られている。これ見よがしに経済発展の矛先が地に着いている感じがする。
 
 それに比べて京都のほうは、高さ規制などの景観が条例で保たれており、歴史的建造物を守る姿勢が貫かれている。芸者ガールの本場でもあり、自然美と人工美の融合は東京はかなわないところである。

 ニューヨーク・タイムズの東京支局長は「長らく日本に住んでいるが、新宿に着物を作る町があることを2年前にようやく知った。東京にもそういう場所があることをアピールすべきだ」と述べた。(産経ニュース・14/10/21)
  

 それはしらなかった・・・。
 
 Tokyo is the capital city of Japan located in the eastern Japan. On the other hand, Kyoto is famous for its historic buildings and situated in the western Japan. By the way, Mt. Fuji is in eastern Japan and is closer to Tokyo than Kyoto.
 
 
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★ 「TOKYO」以外と知られていない 「京都」と間違われる”屈辱”(産経ニュース・14/10/21)
 
 
 

古書店街で探すもの

 
 北海道大学院生の男(26)が「イスラム国」で戦闘員になるためシリアへの渡航を計画していたとして、警視庁公安部はこの男の関係先を私戦予備および共謀の容疑で家宅捜索した。
 
 同部によると男は、東京・秋葉原にある古書店内に張られていた「募集 場所:シリア 詳細:店番まで」という求人に応募した。店主によると、店の関係者がこの広告を貼り、何人かをシリア渡航に斡旋したといい、同部では詳細を捜査している。
  
 秋葉原というと電気街だが、隣接する神田・神保町(じんぼうちょう)に古書店街がある。先日初めてこの街を散策した。
 
 文学、歴史、芸術、そして地図に特化した店もある。何かに長けた書物というのは興味がなくてもなかなか面白い。目当ての本を「案内所」のパソコンで検索し、該当する店に行ったが本ではなくリーフレットのようなもので少々期待外れだった。
 
 店主に「これ本じゃないんですね」とは言ったものの、そのリーフレットのような品も十分に価値のあるもので、わら半紙に印刷してあるところに年季が入っている。
 
 それにしてもこのような”古書”がどこから入ってくるのだろう。探している本について私が、「これは古書街を歩き回るしかないですよね」と言うと、店主は「それは時間の無駄です」と笑った。そして「出版元に無ければ、いつか古書のルートに出されることになるかもしれません。意識の高い店主さんなら電子タグ付けしますのでネット検索をまめにやることですね」と教えてくれた。
 
 置いてあった本なども珍しく、店の営業時間も妙だし、何か掘り出し物がありそうな気配の店であった。しかし秋葉原の古書店の”求人募集”は怪しさを通り越して不気味である。ジャンク品が多い町であるが情報もジャンクなものを扱っていたのか。
 
 北大生の容疑である、私戦予備及び共謀罪(刑法93条)は、外国に戦闘行動をする目的で準備をし共謀する罪であり、3カ月以上5年以下の禁固刑。これに対をなし得る罪が、外国と通謀して日本国に対して武力を行使させる行為であり、外患誘致罪(同81条)で、法定刑は死刑のみである。
 
 
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★ 神保町へ行こう「本と街の案内所」を活用しよう
 
 

コンビニ店員に土下座させたばこ脅し取った男逮捕 大阪・茨木

 
 大阪府茨木市のコンビニエンスストアで8日、数人の男女が店員に言いがかりを付けたうえ、店員らに土下座させ、商品であるたばこを脅し取った。大阪府警茨木署は9日、無職の男(39)=大阪府東大阪市=を恐喝容疑で逮捕した。
 
 問題の恐喝場面は男の仲間とおぼしき女性が撮影しており、インターネット上で公開されている。それによると、「手ぶらで謝るのはちゃうわな」「携帯電話弁償せえ」などと難癖を付け「たばこ1箱ちゃうで、ワンカートン」などと言って商品であるタバコを脅し取った疑い。
 
 動画で見聞きする限り複数の男女が現場におり、店長、オーナー、チェーン店のマネージャーとおぼしき人たちが映っている。この内容にネット上では批判が殺到していたという。商品の購入を巡って店長と口論になっていたという。
 
 男は「ネット上で騒ぎになっているのを知って出頭した」と供述し、容疑を認めているという。この事件では別の男と女二人も逮捕された。一体何の意味があってネットに動画投稿をしたのだろう。相手への制裁のためであったのだろうが、自ら首を絞める結果となった。
 
 オーナーは「食事も喉に通らなかった」と語っており、土下座をさせられた事や謝罪や金品を要求されたことはショックであったに違いない。どんな仕事でもそうだが、悪い客に当たったときの不快な気分といったらない。
 
 本件動画に出てきた男のような客に遭遇した事は何度もある。金品の要求までは行かないが、正論からやや逸脱しているようなものであり、客自ら”お客様は神様である”と振りかざし、声をわざわざ大きくして従業員を萎縮させるのである。
 
 本件のみならず、トラブルには複数人で対処する事が必要だ。しかし従業員の中にも関わり合いを恐れて見て見ぬふりをする者もいる。そういう仲間はありえないが、仲間をいたわる思いやりだけは忘れてはいけない。
 
 大切な事は目に見えないから、いたわらなければならない。良くないことは目に見えるので、見てみぬ振りをしてはいけない。
 
   
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★ 恐喝容疑:コンビニ店長土下座の男逮捕 動画がネットに(毎日新聞・14/9/9)
 
※ blackmail →恐喝、恐喝する
 
 

【柴又女子大生事件】容疑者のDNA検出 警視庁亀有署(2014.9.4)

 映画「男はつらいよ」に登場する、柴又・帝釈天にほど近い事件現場だった。
 
 東京都葛飾区柴又で、上智大学外国語学部の女子学生(当時21)が刺殺されて放火された事件で、警視庁亀有署の捜査本部は、最新の技術を用いて保管していた証拠品から犯人のものと思われるDNA(Deoxyribonucleic acid=デオキシリボ核酸)を検出した。放火に使ったとされるマッチ箱に付いていたのDNAとも一致するという。
 
 事件で被害者は両足をストッキングで縛られ、口と両手は粘着テープで縛られていた。着衣に乱れはなかったが、被害者の激しく抵抗した痕があった。
 
 被害者である女子学生は、本事件発生の1年前に都内・八王子で発生した「スーパー内女子高生ら3人射殺事件」について、英会話の授業で「ガンコントロール(銃規制)」のテーマで取り上げていたという。八王子の事件も本件同様未解決である。
 
 それにしても18年が過ぎた。被害者がご存命であればアラフォーのお年頃である。月日が経過し、残されたご家族の中に、もう一度18歳の娘さんが甦っているのかもしれない。
 
 事件捜査の進展を心よりお祈りいたします。
 
 
★ 柴又三丁目女子大生殺人・放火事件/捜査特別報奨金制度(警視庁)
 
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★ 遺体の布団からA型男の血 常置大生殺害事件 警視庁(時事通信・1/9/4)
 
 

岡山女児不明事件は無事解決 報道被害をなくそう

 
 岡山女児不明事件は女児が無事に保護され、49歳の男が監禁容疑で逮捕されるという解決を見ることができた。男は略取誘拐容疑でも調べが進むという。この事件の解決に大きく貢献したのは岡山県警の努力だけではなく、女児の母親の防犯意識の高さが要因の一つである。
 
 女児が不審な男につきまとわれていることを警察に相談していた。さらに、不審車両のナンバーの一部を控えていた。そして女児には位置情報を示すGPS付携帯電話を持たせて有事に備えた。
 
 犯罪に巻き込まれた場合、こうして活動の履歴を作っていくことは有益である。もしこれがナンバーも分からず、GPS携帯も無かった場合、警察は全くのゼロの状態から捜査をしなくてはならず、解決に時間を要したであろう。
 
 車両ナンバーというのは譲渡しようと廃車にしようと、所有者情報というのは半永久的に残る。ゆえに、近所に不審な車があれば、そのナンバーを控えておくことは無駄ではない。日時と場所も同時に記録しておくとよいだろう。
 
 事件の解決に当たって検索した事がある。被害女児の名前である。公開捜査になった時点では名前や写真の公表は必要だ。しかし女児は無事保護されて犯人は捕まった。この時点で名前は忘れ去られるべきである。
 
 かつて「松本サリン事件」(’94年6月)発生時、第一通報者である男性会社員が重要参考人として警察の聴取を連日受ける事となった。趣味の写真の現像に使う薬品や殺虫剤があったことから、調剤ミスで有毒サリンを生成させたという見立てが警察によって行われたためだ。
 
 しかし犯行がオウム真理教によるものと判明するまで、男性は警察やマスコミに犯人扱いされ、自宅には嫌がらせの電話や手紙が殺到する事になった。男性はただのサリン中毒による被害者であり、奥さんは回復する事なく2008年に亡くなっている。
 
 当時の報道では、男性の家系図まで調べ上げた週刊誌があったほか、別の報道では「隣人とトラブルになった事もある」などとし、事件を起こしそうな犯人像を世間に印象づけた。
 
 被害者は被害者でしかないのである。
 
 報道機関も間違えたのであれば謝罪と訂正を速やかに行うべきである。被害を受ける事になった社会的損失は大きく、名誉の回復は崩壊しているのである。 
 
 そして報道だけではなく、ブログやニュースサイトを運営している管理者は女児の名前を即刻削除し、犯罪がなぜ行われたかの検証に尽力すべきである。不必要なプライバシーの掲載は”報道被害”を作り出す事になる。
 
 ウエブサイト運営者も報道機関と同様の情報発信ができるようになったが、内容に注意を払うのは報道機関と同じであり、2010年3月に個人発信のネット情報について最高裁第1小法廷は、「他の表現手段と比べ、より穏やかな用件を適用すべきではない」とし、「報道と同基準である」と初判断をしている。(時事通信・10/3/16「名誉毀損『報道と同基準』 ネット書き込みで初判断 最高裁」)
 
 自戒を込めてもっと言えば、事件が公訴されて判決確定したら、それもできるだけ追って伝えるべきである。事件事故の発生は流行ではない。精査検証して今後に役立たせなければ、社会正義構築にならず、被害者も本当の意味で救われなくなる。
 
 岡山の女の子は無事に保護されて本当によかった。ギリギリ夏休みに間に合ったといえるだろう。これで地域の子供たちも安心して夏休みを過ごせる。被害に遭った女の子も不毛な日々を忘れられるような、楽しい思い出作りができるに違いない。
  
 
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