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個人位置情報ビッグデータ等収集を拒否する方法

 スマートホンの普及で、WEBの閲覧履歴や行動パターンなどが個人を特定されない形で第三者に提供されている。フェイスブックやGoogleなどのサービスもそうしたことが前提で無料で利用できるサービスとなっている。しかし、統計的に利用されるだけといっても気味が悪い。
 
 昨年、NTTドコモが「モバイル空間統計に関する情報」を企業に販売することを明らかにした。顧客のプライバシーを守りつつ、街作りや防災計画に役立てるという趣旨であるが、これに賛同したくない場合は「モバイル空間統計」への個人情報提供を拒否できる。Tカードを展開する、カルチュアコンビニエンスクラブも顧客情報の販売を始める予定。
 
 ドコモの携帯電話からは「151」、一般電話などからは、0120-800-000 である。なお、問い合わせの際はネットワーク暗証番号が必要となる。au、ソフトバンクもビッグデータの活用を表明しているが、問い合わせ窓口は本稿執筆時点ではない模様。
 
 ドコモには「ドコモ地図ナビ」、「いまどこ簡単サーチ」など特定の端末の位置情報を調べるサービスがあるが、こうしたサービスも「第三者に提供することがある」と利用規約ではなっている。気味が悪いので、こうした情報提供も「拒否」する。
 
 「ドコモ地図ナビ」に関しては使わなければよい。詳細はアプリの利用規約を参照されたい。
 
 「位置情報拒否」について、以降はGalaxyS4(SC-04E)を使った設定画面遷移となる。他端末の場合も参考にされたい。
1. 「設定から」→「マイデバイス」をタップし「ドコモのサービス/クラウド」をタップ
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2. 「ドコモ位置情報」をタップ
 
3. 「位置提供設定」をタップ
 
4. 「docomoID」とパスワードを入力
 
5. 「位置提供設定」画面で「位置提供」をオフにする。

6. 「イマドコ簡単サーチ」の設定も、

7. 「機能停止」にすればよい。
 
 
 利用されているアプリの利用規約やセキュリティ、今一度お確かめを。
 
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★ モバイル空間統計実用化及び携帯電話ネットワークの運用データ利用について
★ モバイル空間統計に関する情報(NTTドコモ)
★ ビッグデータを活用した品質改善の取り組み(ソフトバンク)
★ 位置情報ビッグデータを地方自治体の観光・地域振興に活用(KDDI・13/7/18)
★ 個人情報の停止手続きガイド(Tカード/カルチュアコンビニエンスクラブ)
★ スマホ追跡を拒否するサイト、米シンクタンクが開設(WSJ・14/2/19)
★ 位置情報で丸裸にされる個人の行動、ビジネスに利用する企業も(14/1/15)
★ 総務省、「ドコモ地図ナビ」の利用規則がわかりにくく、不親切と指摘ー知らぬ間に位置情報が第三者に渡っている可能性(携帯情報研究所)
 
 

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